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わたしのかあさん 天使の詩の作品紹介

わたしのかあさん 天使の詩のあらすじ

障がい者特別支援施設の園長である山川高子はある日、親友から母親・清子のことを本にしないかと声をかけられた。 今でこそ福祉に従事する高子だが、かつては障がい者をうとみ憎んですらいた。高子は聡明な子だったが、両親は知的障がい者でありそれを恥じた時期があったからである。 親友の言葉に高子は小学三年生の頃を思い出す。同級生に母親を見られたくなくて、授業参観のお知らせを隠していた高子だったが、それを見つけた清子は授業参観にやってきてしまう。騒がしくおどけ、同級生から失笑を買ってしまう清子。その後、両親が知的障がい者であることを知らされ、高子は動揺する。そんな高子の心を癒したのは母清子の裏表のない、何より高子を愛する気持ちであった。

わたしのかあさん 天使の詩の監督

山田火砂子

原題
製作年
2024年
製作国
日本
上映時間
114分
ジャンル
ドラマ

『わたしのかあさん 天使の詩』に投稿された感想・評価

知的障がいを持つ母親と優等生な娘が障がいの偏見を乗り越えて親子の愛が育まれる
日本版「アイアムサム」に近い作品

温かい人間は温かい家庭から生まれる
どの親よりも子供の目線に立てる障がい持ちの母親はどの親よりも温かいし寺島しのぶの演技力も相まってすごく温かい
周りから冷ややかな目で見られても
決して世間から評価されるような善意が認められなくても誰かの心に響けば次第にリスペクトを得ることができる
善意遂行したくなる

大人になり障がい者施設を営む現代編と母との生活を振り返る過去編があるんだけど
過去編はベタに良い話でジーンとくる
現代編は臭すぎるぐらいの社会派なのがちょっと勿体無いところはあるが障がい者でも行きやすい社会になるべくその闘いと障がいを持ってても健常者と同じフィールドで活躍できるアツさがあった

友達と一緒に見に行ってけどまず一人では見ないような映画を出会える醍醐味改めて味わった
以前から観たいと思っていてなかなか観る機会がなかったこの映画、先日やっと上映会に行くことができた

寺島しのぶさん、渡辺いっけいさん、そして主役の子役の女の子のお芝居がとても良かった

障がい者をメインテーマとして扱っているだけあって、メッセージ性の強い作品だった

個人的には、小学校高学年の子ども達に向けての道徳教材に向いてるかな

他には、実際の障がいのある方々が映画に出演されていて、みなさん実に生き生きと、そして一生懸命にお芝居されていたのが印象的だった

あと、引っかかった点というか、気になった点がいくつか

劇中で、登場人物が明確に何歳だとかは明かされなかったけど、「この役柄に、この年齢の、この俳優さん、ちょっと無理がないか?」と思わざるを得なかった…ビッグネームの方が多数で超豪華なキャスティングだっただけに、なんだかなーって感じ

プーチンとゼレンスキーのくだりは、唐突に差し込まれてきて凄く違和感だった…監督なりのメッセージが込められていたんだろうけど…

一番よくわからなかったのが、山田邦子と痴呆老人2人のシーン…あれは一体なんだったのか😅
 山田火砂子監督の作品を鑑賞するのは、本作品で2作目だ。監督は多分、クリスチャンだと思う。前作「われ弱ければ 矢嶋楫子伝」は、キリスト教色が強すぎて辟易したが、本作品はそれほど強くない。原作は読んでいないが、教会のシーンは不自然だったので、強引に挿入したのかもしれない。明らかに不要なシーンだった。本作品にキリスト教の世界観は必要ない。

 乙武洋匡のレストラン事件、イオンシネマの事件といったトラブルがあって、SNSでは賛否両論が飛び交った。障害者対応は難しい。ともすれば差別や人格否定と受け止められかねない。しかしそれは、障害者と健常者を区別するからだ。差別は、区別やカテゴライズ、レッテル貼りからはじまる。単に困っている人を助けると考えれば、個別の事案になる。
 誰もが自分の権利ばかりを主張すると、弱い人が不利を被る。だから弱い人が不利を受けないように気を使う必要があるし、困っている人がいたら、なるべく助けるべきだとは思う。しかし両方とも、勇気がいる行動だし、時間と労力と、場合によっては金銭も要する。

 障害者の支援は、本来は個人の自発的な行動に期待するのではなく、共同体が税金を使って行なうべきだと思う。税金は困っている人のために使われるのが正しい。本作品の中でも同じことが台詞として言われている。しかし行政は、困っている人を助けるつもりはないらしい。

 2024年4月1日から、障害者差別解消法が施行される。不当な差別的扱いを禁じるとともに、合理的配慮を義務化する法律だ。菅義偉が首相時代に「自助、共助、公助」と言い放ち、国は困っている人を助けない、自分、または自分たちでなんとかしろと見放した。簡単に言えば、それを法制化したのがこの法律である。
 2005年の障害者自立支援法も酷かった。美辞麗句で飾り立ててはいるが、中身をよく読むと、障害者支援の予算を減らして、障害者が自分で稼がないと生きていけないようにする法律だ。障害者を見捨てる法律を「自立支援法」とはよく言ったものである。
 作品中で繰り返し指摘されているように、いつ誰が障害者にならないとも限らない。人ごとではないのだ。そこに税金を使わないで、どこに使うというのだろう。障害者を区別して否定する政府や官僚たちは、自覚したほうがいい。

 前作と同じように、棒読みの登場人物が何人も登場するが、それほど気にならない。主役の寺島しのぶの演技は圧倒的で、作品のイメージを全部持っていってしまった感じだ。船越英一郎や高島礼子などの脇役陣は、安定感のある演技で、作品を地につけている。
 常盤貴子の子供時代を演じた落井実結子が素晴しい。子供ながらの葛藤は、母の溢れんばかりの愛情できれいに流れていき、晴れ晴れとして、前向きな気持が蘇る。人生は否定よりも肯定が大切なのだ。

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