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チャオ・イェンの思い
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目次

チャオ・イェンの思いの作品紹介

チャオ・イェンの思いのあらすじ

スター女優として活躍するチャオ・イェンのもとに、長年連絡が途絶えていた姉が訪ねてくる。それをきっかけに、彼女は隠していた過去に脅かされる。ミャンマー出身の映画作家ミディ・ジーが中国で撮影した最新作。

チャオ・イェンの思いの監督

ミディ・ジー

原題
乔妍的心事/The Unseen Sister
製作年
2024年
製作国
中国
上映時間
112分

『チャオ・イェンの思い』に投稿された感想・評価

Omizu
3.4
【第37回東京国際映画祭 コンペティション部門出品】
『ニーナ・ウー』などのミディ・ジー監督新作。東京国際映画祭コンペに出品されている。

欠点は多々あれど決して嫌いではない。なにより『ニーナ・ウー』から引き続き力のある映像が引っ張っていくのがいい。

『ニーナ・ウー』はその年のフェイバリットにも選んだのだが、本作はその変形と言っていい。成功した女優というのは引き続きあり、そこに家族のドラマが加わる形になっている。

構成としてはあまり上手くはない。特に終盤幼少期のエピソードが挟み込まれるが、それが唐突な上にそれまで語ってきた内容を繰り返しているだけなので完全なる蛇足。なくてよかった。

また、あまりに露悪的なのではないかというのも一つの問題だ。容赦のないストーリーテリングと言ってしまえば聞こえは良いものの、芸能界のセクハラパワハラ、家族の醜さをこれでもかと見せられるのはあまり気持ちの良いものではない。

ただ、やはり映像の力が大きい。本作では特に色に込めた意味というのは感じられなかったが、色彩設計を含めプロダクションのレベルは非常に高い。役者の演技も含めクオリティは高い。

まぁかなりガチャガチャした構成、演出で受け入れられないという意見も分かるし、『ニーナ・ウー』の劣化版という印象も受けたことは事実。家族ドラマという面では確かに前に進んでいかない。

しかし映像の力は確かにあるし、タブーを飛び越えて汚さを見せていくミディ・ジーの手腕は確かだ。今後はより洗練された構成、脚本での監督作が観たい。
[堂々巡りする家族愛とギョーカイ裏話] 0点

ワースト。ミディ・ジー長編六作目。ジャン・ユエランによる小説『大喬小喬』の映画化作品。若くしたスターとなった女優チャオ・イェンには秘密にしてきた過去があった。家が貧乏だったせいで無戸籍であり、姉の戸籍を使って雲南省のサトウキビ畑からのし上がってきたのだった。そんな姉が妊娠した状態でミャンマーから北京へとやって来て17年ぶりの再会を果たす。しかし、それは単なる再会ではない。一方で、10年来マネージャー兼事務所社長をやっているシェンとの関係は一方的になりつつあり、チャオは仕事を止めたいと思っていた。基本的にはこの家族愛云々の挿話とギョーカイ裏話が交互に語られるわけだが、家族愛云々は無戸籍エピソードを延々と引っ張り続けるだけで面白味はなく、ギョーカイ裏話もチャオが好きすぎるシェンがキモい執着を見せながらウロチョロするだけで、本当に何の捻りもないエピソードが延々と続くという大変中身がない構造になっている。こんな20分くらいの物語を6倍に水増しする苦労は察するが…と思ったら、監督は割と嬉々として自信作撮りましたという感じで"女性の自立が…"とか語ってたので、もうコイツの映画は観なくていいだろう。ちなみに、監督は"女性の自立が"云々と言っていたが、そもそも女優辞めるがってたところに本来の戸籍持ってる姉が来たので、いいタイミングだからそれを言い訳に女優辞めるみたいな物語にしか見えないので、それは自立じゃないのでは…と思うなど。『ニーナ・ウー』もプロデューサーにレイプされた女優が精神不安定になるエンタメというクソ映画だったのを思い出した。出演者登壇回だったのでチケットは即完だったが、これは取れなかった方が勝ち組だろ。また、女優の登壇には歓声が上がっていたが、スマホで撮影してる奴らの大半が上映中にスマホずっとイジってた連中だったし(中国では先日公開されたばかりなので鑑賞済みで登壇狙いなのではと推測)、ユー社長の飲み会パワハラシーンとかで爆笑が起こってたり治安の悪すぎる上映だった。こんな映画のせいで終電で帰るとか、スケジュールどうなってんだよ。
3.2
映画『チャオ・イエンの想い』

@東京国際映画祭
中国

中国のスター女優チャン・イェン。彼女はミャンマー国境近くの町で生まれ育った。突然、連絡が途絶えていた姉が訪ねてくる。
チャン・イェンの過去が明らかになるにつれ、女優業に妨げになるような事件が起きていく。

チャンの過去を通して中国と隣国の関係も見えてくる。
社会問題も描きつつ、女優もののサスペンスな要素もあってエンタメとしても面白かった。

中国芸能界が垣間見える。

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