#第37回東京国際映画祭に関連する映画 54作品

作品全般がモノクロの映像を採用していた。 昨今では、色彩カラフルな日常で生きる現代人にとって、白黒の濃淡だけの世界は、…

妻を亡くし日々を送る元フランス文学の権威と言われた大学教授。生活の質を落とすことなく日々食べたい物を作って洗濯して歯磨…

[マイブリッジの騎手と時間の逆進]　90点 大傑作。2024年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。ルイス・オルテガ…

【栄光に引っ張られ続けた男の超常的逃避行物語】【東京国際映画祭】 ■あらすじ レモ・マンフレディーニは伝説的な騎手だっ…

【第37回東京国際映画祭　ワールド・フォーカス部門出品】 ヴェネツィア映画祭に出品されたホラー・ドキュメンタリー。『悪…

さあ皆さん、ホラー映画の勉強時間ですよ。 小学校にホラー映画の科目があったら、この作品は間違いなく教材になっているでし…

【死を扱う男に内蔵された信仰、不安でキメラと化す】【東京国際映画祭】 ■あらすじ ブラジルの片田舎で路上ではねられた動…

未体験ゾーンで観るような作品（あくまでも個人のイメージです） ヨハネの黙示録の四騎士＝馬に乗る者 多分、この映画を語…

まず、ティルダとジュリアン・ムーアが 美しく歳を重ねてるなぁ〜っていうのが第一印象。 しっかり歳を重ねてるのに美しい …

安楽死を社会的道義からではなく、本人の言葉で語り、死を迎えるまでの平和で穏やかな数日間を描いている。とてもよかった。緊…

米国。マザーは2才の息子を育てる母親。仕事で家を空ける日が多い旦那に育児を任せられて、ストレスが溜まっている。 出産前…

育児ストレスで時々犬になっちゃう母親の物語。 私も育児ストレスMAXなので鑑賞。 共感しかなかった。 全然寝てくれな…

片山慎三監督・脚本、つげ義春原作の日台合作作品。成田凌さん、中村映里子さん、森田剛さんなどが出演している。令和の時代に…

昨夜CDTVでVaundyのロンドンからのLIVE中継を観た。 大好きな「恋風邪にのせて」がスカしたような歌い方でうん…

【自然と歴史の光と影と…】 ある日、お外が眩しかったので映画館に避難しました。 薄暗い館内ってとっても落ち着きます。 …

地下の暗闇から現れた「シャドウ（影）」はある女の姿を借り、時代も場所も超えた旅に出る。シャドウは地下鉄が走る音を聞き、…

[自由なる雀は解放のラッパを吹く]　100点 人生ベスト。ラモン・チュルヒャー長編三作目。『ストレンジ・リトル・キャ…

【暴力的な過去に囚われた家族の悪魔祓い】【東京国際映画祭】 ■あらすじ 中年夫婦のカレンとマルクスは、子どもたちととも…

[カザフスタン、"立派な男になったよ、ママ"] 傑作。アディルハン・イェルジャノフ新作…とはいえ今年既に3本も撮って…

【第37回東京国際映画祭　コンペティション部門出品】 『イエローキャット』アディルハン・イェルジャノフ監督新作。東京国…

スロバキア発、郊外の居住する不良少年と、一向に帰宅しない母親や周辺人物との関係性を描くドラマ映画。欧米映画ではよくある…

スロバキアの田舎町 かつては大きなガラス工場があり栄えた村も今は寂れて過疎化している。（世界中どこも変わらない社会の構…

あまりにも良かった。に尽きる 「京本が部屋から出てよかったって言った。それが全て」って誰かのコメントを見てしびれた …

アマプラありがとう。 観始めて暫くして、あれ、この話知っている、と思ったら、何年か前にツイッター経由で読んだことがあ…

喪女がどん底の先に見たものは 上映時間94分。 双子の姉グレースは早産で未熟児として生まれる、弟ギルバートは数日後に…

監督作品初めて観ました 世のダークさ全開なクレイアニメは大人向けなのに、 初週も2週目もレイトが殆ど無いミスマッチ興行…

ナンニモレッティ監督作品。 うーん、微妙な作品だった。 なかなか自由奔放な演出がひかる、モレッティらしい作品ではある…

【チネチッタでスネチッタ】 チネチッタ撮影所で、５年ぶりの新作を撮影する映画監督ジャンニ(ナンニ・モレッティ)。 言…

Netflixにシレっと😲 「少年の君」のイー・ヤンチェンシーには震えたけど🥹 今作で脳性麻痺の二十歳の青年チュンへ…

第37回東京国際映画祭・観客賞 脳性マヒを持つ青年が幾多の苦難を乗り越えながら成長していく感動作。理解のある祖母との…

【第37回東京国際映画祭　アジアの未来部門出品】 トルコのエミネ・ユルドゥルムの監督デビュー作。東京国際映画祭アジアの…

【えっ?ここ、ギリシャじゃないの?】 第37回東京国際映画祭は洞窟さんの星評を毎日更新しながら楽しんでいる訳だ。絶賛一…

第37回東京国際映画祭に行ってきた！映画「トラフィック」舞台挨拶上映感想-ヨーロッパの分断と貧困問題を見て思うこと …

実際に起きた絵画盗難事件に触発された作品。 東欧と西欧の格差、さらには東欧内でも経済格差は大きく出稼ぎに出なければ生活…

【闘牛場という命をベットする量で想いが変わる場所】【東京国際映画祭】 ■あらすじ 『パシフィクション』（22）に次ぐア…

ある闘牛士のドキュメンタリー 闘牛はこれまでミクテで牛に突かれて死ぬ瞬間しか見たことなかったのでそれら動画の印象が強…

【カバの残留思念から見るマッチョイズム・都市伝説の死ネマティックレビュー】【東京国際映画祭】 ■あらすじ コロンビアの…

[ドミニカ共和国、カバのペペの残留思念が語る物語]　80点 2024年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。ネルソン・カ…

[]　70点 さて、コロンビアン西部劇である。元々はコロナ前くらいに製作されたドラマ作品だったようだが、再編集されて…

今年もTIFF無事開幕🎊‼️ 個人的一発目はコロンビア発・マカロニウエスタン風ロードムービー🇨🇴 たまたま時間があっ…

【第37回東京国際映画祭　コンペティション部門出品】 『九龍猟奇殺人事件』フィリップ・ユン監督の新作。東京国際映画祭コ…

初めて来ました、東京国際映画祭。 と言いつつ、華やかな俳優さん達が彩るレッドカーペットとかではなく、普通に試写上映巡り…

【第37回東京国際映画祭　コンペティション部門出品】 中国のドン・ズージェン監督作品。俳優として活躍してきたドン・ズー…

主演の1人を務めたドンズージェン監督を生で見たらかっこよくて惚れちまったぜ。。（ハオランくん目当てだったはずなのに。も…

【第37回東京国際映画祭　ユース部門出品】 ベルリン映画祭ジェネレーション部門に出品された中国の作品。東京国際映画祭で…

原題「开始的枪（開始的槍）」 夜の高校の体育館。陸上競技で使用するスターターピストルを持ち出して発砲する少女、モンの…

【感情の微分積分】 今年はドミニカ共和国映画に注目である。本格的なSF映画『Aire: Just Breathe』やカ…

中米ドミニカ共和国初の大人向けアニメーション。 漫画のコマ割りのようなスプリットスクリーンで同時間他視点の様子を見せた…

『フー・バイ・ファイヤー』東京国際映画祭ユース部門 偏屈な脚本家の家族が、かつてタッグを組んでいた監督の別荘に集まっ…

最近の映画記録、TIFFの8日目にみた「フー・バイ・ファイヤー」のこと。 ユース部門の一本で、カナダ映画。 155分…

【わたしの体は燃えている消防車を必要としている】 第37回東京国際映画祭ウィメンズ・エンパワーメント部門にて上映される…

最近の映画記録、TIFF4日目にみた「灼熱の体の記憶」のこと。ウィメンズ・エンパワーメントの一本で、コスタリカ映画。 …

【第37回東京国際映画祭　アジアの未来部門出品】 イランのモハッマド・エスマイリ監督の長編デビュー作。東京国際映画祭ア…

全く頭に入って来なかった。山の遭難者が殺人だったのではないかと、警察が事件後大分経った後一人づつ取材した模様が正面の絵…

【素敵な個性を隠し続ける後ろめたさに対話することの難しさ】【東京国際映画祭】 ■あらすじ 川に落ちた女性を助けたのは、…

【専門的なBL映画】 第37回東京国際映画祭で上映される『ギル』がトンデモ映画らしい。五次元アリクイさんとKnight…

僕が映画に本格的にハマったきっかけは、確かマカロニウエスタンに触れたからだったと思う。 あのザラついた作風と孤高を体現…

「この飯、疎かには食わぬぞ」 山賊を倒すために農民が侍を雇う話。 録音環境の悪さときつい訛りのダブルパンチで、セリ…

CSの「男おばさん」で紹介されていたので鑑賞。天才写真家深瀬昌久と妻洋子の生き様をイギリス人監督が撮った通常の伝記映画…

鑑賞後に、写真美術館で開催された深瀬昌久レトロスペクティブ展のカタログを見直した。深瀬の作風は私写真家の範疇だろうが、…

東京国際映画祭参戦にて鑑賞。いやはやこうゆう作品に出会えるんだから映画祭はやはり楽しい。 明快なカタルシスがあるよう…

Xで公式さんがフォローしてくださったことがきっかけです。 （全部観るわけではないですが、存在をしらない作品であれば ひ…

人が寿命を延ばすこと、それって幸せなことなのかなぁ… 「それ」だけに💧… この映画を、どう評価して良いのか正直分から…

相変わらず細過ぎる水原希子。 謎のウィルスの蔓延で出生率が激減した未来の話し。 舞台は日本だし出演者も全員日本人なの…

Tell me what you think about your sit-u-a-tion…

地鳴りのような音が響いている。 2024年の日本のどこかのホテル。世界は巨大ダンゴムシのような生物の群れに支配され、人…

2008年、男たちの別れ(北京オリンピックの裏で) 昨年のカンヌ映画祭・ある視点部門作を横浜国際映画祭で観た。出所し…

【黒い犬が運ぶ一期一会一喪再生路】【東京国際映画祭】 ■あらすじ 中国第6世代監督、グァン・フー監督最新作。 主演は、…

良さげな雰囲気、テーマな気がするのになんだか全然響かなかった…微妙に解像度低いような日本描写が個人的にかなりノイズにな…

　おいおいおいおい...TIFF参戦1日目1本目でいきなり当たり引いちまったよ...！！ 　こんな心温まる物語に出会え…

【第77回カンヌ映画祭　コンペティション部門出品】 『ソーリー・エンジェル』クリストフ・オノレ監督作品。カンヌ映画祭コ…

TIFFで観たかったけど観れなかったやつ。伊仏各国の大スターを親に持つキアラ・マストロヤンニが、自らに父マルチェロの幻…