ジョイ・ラック・クラブの作品情報・感想・評価

「ジョイ・ラック・クラブ」に投稿された感想・評価

Nishiumi

Nishiumiの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

母親達は心に傷を負って30年前に祖国を離れた。アメリカで生まれた娘に愛情を注ぐが、娘もまたアメリカ人としての悩みを抱えていた。中国の悲惨さ、アジア人差別そして成り上がりうぃ夢見るが、幸せとは?
ゆき

ゆきの感想・評価

4.8
女の一生×8人(母娘を4組)って感じ。
そして何より弱さ強さを持つ人間を悲哀喜び含め、端的に表現。
娘を持つ母、母を持つ娘はオススメ。
暗いかもしれないが、じんわりとても良かった。現生活の華やかさも素敵。
「スモーク」のウェインワン監督。オリバーストーン製作総指揮。

中国動乱期、中国慣習を経て、米国で暮らす母達の麻雀仲間の名がタイトル。娘達に幸せへの願いを込める母と、母をうかがい、敬う娘。母娘…同性同士っていうのは、引き加減や共感部分、色々ある。そこを母の生い立ちを回想し、理解していく様。自分を見失うな!!

あ。うちにも娘います。子離れ、自立。
…それぞれの人生、楽しみたい。
Smoky

Smokyの感想・評価

4.4
現在、全米ヒット中の『CRAZY RICH ASIANS』の四半世紀前にオリバー・ストーンとウェイン・ワン(大好きな『SMOKE』の監督)によって作られた、中国系米国人の母娘を描いた映画。

劇中で描かれる、中国の古い因習や家制度、貧困からの脱出こそが、世界中に散在する中国系の人々のバイタリティになっていると推察。

そして、母と娘との愛憎入り混じった関係や、母親の娘に対する意識的、無意識的な影響力や機微みたいなものが丁寧に描かれており、本作で展開される4組の母娘の物語は、きっと誰かの物語でもあるはず(出てくる男性の殆どがク◯野郎ばかりというのが…w)。

男の築山が言うのもアレだけど、優しい眼差しに満ちた女性やマイノリティへの賛歌であり、一人でも多くの女性に観て欲しい「沁みる」映画。
2018 10.10 鑑賞
原作を昔読んでエイミー・タンが好きになった。
ジョイラッククラブの映画は初めて観るが、いい映画です。
また見直してみたいのでDVDに落としました。
中国人女性の物語。いろいろな時代のいろいろな女性の人生の物語。オムニバスドラマ的に感じた。おもしろくなってくると次のエピソードにいっちゃう。雰囲気は好きです。いかにも いい映画っぽいです。感動はしなかった。
Hana

Hanaの感想・評価

3.9
苦労した自分と同じにしたくないのは分かるけど子供に押し付けられても…
子供の為とか言いつつ
結局は自分の為なのかな。

と思いながらも …
親は親で一生懸命子供を愛し育てる。


常に愛に飢えた
何とも切ないお話の様に思えた。
クレイジーリッチの四半世紀前に撮られた、アメリカ資本のアジア人映画。

中国人女性らの様々な人生を綴っているけど、中国の下らない因習に苦しめられる話が多く、しかもその様子を小津やブレッソンのように淡々と映すものだから中々精神的にキツいものがあった。(そのキツさはウェイン・ワンの演出の優秀さ故でもあるのだろうが)

オリバー・ストーンが制作に携わっていて、それもこの暗い雰囲気の理由かもしれないが、ベトナム女性を描いた天と地といいこの頃はどうしてこんなアジアに傾倒していたのだろうか?
中国で生まれアメリカに渡ってきた母親とアメリカで生まれた娘、4組の物語。
原作読んでから見たけど、キャスティングがそれぞれの性格のイメージ通り。
移民の母娘の物語って最終的には「私は私」で娘が自立していく展開が多かったけど、 この作品の娘達は母親の意志を継ぐ方に向かう。アジア系に顕著な考え方だよね。
母親達のあまりにもショッキングな過去を知ると娘の幸せを願う気持ちも痛い程分かるけど、そのプレッシャーが娘を苦しめることもあるわけで……。どっちに肩入れとかじゃなくて、ただただ皆幸せになってほしい。
アジア系の女性キャストを集めて興行的にも成功させるというなかなか難しいことを90年代に成し遂げたというのもすごい。移民映画は色々あるけれど、やっぱり日本人の私からすると今までで一番真に迫って感じた。
飽きた。陰気だった。評価良いんだね。人に歴史あり。人生色々。絵的に上がらなかった。日本、悪者扱いだったし。ラスト、姉妹が会えてめでたし、めでたし。
中国移民の4人の女性たちが麻雀を打ちながらお茶をする会「ジョイラッククラブ」。彼女らとその娘たちがそれぞれ辿ってきた過去をオムニバス形式で振り返る話。

アジア圏の移民であることと、女性であること。当時のアメリカで歩んできた道が壮絶であったからこそ、娘には同じ道を歩んで欲しくないという気持ちが強いんだろうと思った。

子どもの幸せを願わない親はいないだろうけど、親の期待に応えようとするうちに自分を見失ってしまう。

それぞれの話に出てくる女性たちは悲しくもたくましく、とても勇気をもらえたし、自分らしさを大切にしたいと思える作品であった。