ジョイ・ラック・クラブの作品情報・感想・評価

「ジョイ・ラック・クラブ」に投稿された感想・評価

Yukiko

Yukikoの感想・評価

3.8
2018年4月23日
『ジョイ・ラック・クラブ』1994年制作
監督、ウェイン・ワン。

エイミ・タンの小説を映画化。
サンフランシスコ。
中国からアメリカに移住し、苦難の人生を生きた4人の女性。
その4人の女性が麻雀卓を囲むジョイラッククラブ。
30年続いている。
4人それぞれ、中国では辛い過去があり、新天地のアメリカに
来た人達だ。
そして、4人にはそれぞれアメリカで生まれて育った同世代の娘達がいる。


母親達の中国での暮らしぶり、最初の夫との出会いと結婚、夫との確執。
そして別れ。
一人は赤ん坊を置いてきて…

しかし、アメリカに来て、今はなんとか幸せに暮らしている。
が、かわいい我が娘は何かと心配の種。
…という話です。

映像きれい。
中国出身とは言え、恵まれたアメリカ生活。
しかし、そのアメリカでの恵まれた環境を手に入れるまでの、
アメリカに渡ってからの苦労話は無かった。
アメリカを舞台にしては、母と娘の話が主になる。

どの娘もアメリカナイズされていておしゃれで、スレンダーで、きれいで素敵❤
アメリカでは結構名作と言われている、エイミー・タン著の同名の小説を原作にした映画だったと記憶。
いまはアメリカという異国の地で暮らす中国人女性たちの過去を描きながら、アメリカに生まれアメリカで暮らす娘との対比も表現しつつ…というストーリー運びで、夢を追い求め異国へと渡った母達の想いが物悲しくもあり力強くもある。
いまの日本に生まれ、毎日をのうのうと過ごしていることを有り難く思う映画でもある。
ほ

ほの感想・評価

3.7
授業にて、原作を読んでから映画を観ました。映画も勿論やけど、原作に使われてる比喩の何とも言えない感じが好き。どこからが嘘なのか本当なのか最後まではっきりさせないような表現が好みでした。話は始終重いけど、アメリカに渡って生活する中国人の文化の壁や葛藤を学べて、もっと知りたいな〜と。

[ メモ ]
母 娘
Suyuan Woo Jing-mei ' June ' Woo
An-mei Hsu Rose Hsu Jordan
Lindo Jong Waverly Jong
Ying-Ying St.Claire Lena St.Claire
サブ

サブの感想・評価

-
えーなんか、異文化を知る上でも、色んな意味でとても良い映画だと思うのだけど、なぜ何の賞も取っていないの?なぜ全く知られていないの??作られた時代的にアジア人ばかり出てくる映画だから虐げられたのか?

教えてくれた友人に感謝。
Cisaraghi

Cisaraghiの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョイ・ラック・クラブが麻雀クラブだってことにまず笑った。しかし…。

女性の自尊心の問題が、自分や自分の身近な女性たちのこととして突き刺さった。

自分を完全に見下していて、思いやりの欠片もないクソ夫に理不尽に虐げられているのに、そこから抜け出す勇気の持てない気弱な娘に対し、母は「私は木に隠れた虎のように待つ。娘に飛びかかって魂を解き放つのだ」と決意する。この比喩が中国っぽくて実にいい。そして言うのだ、
「この歪んだ家を出ていきなさい。例え彼を失っても、お前自身が取り戻せる。大切なのは自分なのよ」と。

私も含め、自分でも気づかないうちに自分で自分の自尊心を削っていたり、削られているのに自覚がなかったり、無意識に自分を低く見積もってしまったりする女性は、まだまだアジアには多いのではないかと思った。

当たり前のことですが、自分を大切にしないと、自分を大切に思ってくれている人たちまで傷つけることになるんだと思いましたです、ハイ。

中国系アメリカ人が、ユダヤ系アメリカ人の麻雀のやり方をけなすところ受けた。
ぞの

ぞのの感想・評価

3.7
劇中の子どもの扱う演出は普通じゃ観られないものかなぁ
そうかなぁ
どっちかなぁ
niwarie

niwarieの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

HDD録画8本め?

そして《SMOKE》の監督だとは!
観終わるまで知らなかった……
昔観た時の記憶は当時のNHKスペシャルなどでよくやってた中国っぽい戦後の人間ドラマな印象だったんだけど、全然違った!!

久しぶりに女の人達が主役な好きなアジア映画?…(でもないか)に出会えた感ある。

若草物語のようでもあり、四人の母とその四人の娘、そして四人の母の記憶の中にいる母親たち。
それぞれが世代間を越えた同じ女としての生き様と、女としての幸福の違いを静かにぶつけ合う映画。
母と娘は親子である前に女として向かい合ってしまうゆえの、
女同志だからこそわかる相というかもはやSagaが詰め込まれてた。(ダジャレじゃないよ…笑)

そこを台詞と小道具で繋がりを細やかにもたせる演出とかこの監督そーゆーの大得意なんだろね☺︎グッときすぎるところ多すぎ。
映画自体の時間も長く感じなくてすごい。

JOYな場面もLUCKな場面も、私も同じ女としてじんわりとした涙なしには見れなかった。
CLUBは集いという意味合いでもあるんだろうけど、四人で一葉として、四つ葉のクローバーにもかかっているんだろうな。
原作あるならとてもとてーも読んでみたい。
USO

USOの感想・評価

3.7
なんか絶対自分のツボなやつっぽいと思って、ずっと見たかった本作。
最寄りのTSUTAYAに置いてなく、わざわざ取り寄せまでしたのだが…


決して良くなかったわけじゃない。
でも4組の母娘=合計8人の人生を見せなきゃだから、少し目まぐるしく感じた。
読んでもいない原作の方がいいのかもしれなぁと思えてしまうのが残念。

はらんでいるテーマが1つじゃないので、その分いろんな人にささる部分はあるのかもしれないけれど。
中国人にもアメリカ人にもなりきれない当時のABCの葛藤はAmy Tan にしか書けなかったし、映像化もすばらしい。
takashi

takashiの感想・評価

4.0
壮絶な家庭環境で育ちながらも、人並みの幸せを掴む事を願い、異国で強く生きる女性達。

自分の身体一つでゼロから道を切り拓き、世界中でたくましく生きる中国人達の強さの根底を見た。

冒頭の言葉の意味が全てわかった時には震えました。もちろん泣きました(笑)

少々目が退屈かもしれないけど、こういう静かな映画も良い。
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