自伝的というよりはどこまでも個人的な(資料と照らし合わせてもそのような)映画で、脚本家自身が監督をしなければならなかった、捉われている、いやちゃんと捉えている、大事な妻との想い出を、ひとつ、またひと…
>>続きを読む父親の反対を押し切って駆け出しの脚本家と一緒になる。
おしんの晩年を演じた乙羽信子の若かりし頃が可愛い。
挫けそうな文筆業を妻の励ましに支えられて続ける夫。
貧しいながらも幸せそうな生活が、妻が…
No.4344
新藤兼人監督の自伝的映画。
内妻・孝子との日々、
坂口監督(もちろんモデルは溝口健二)とのエピソードを中心に展開される。
孝子を演じるのが、後に新藤監督の妻となる乙羽信子。
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新藤監督の監督デビュー作であり半自伝的な映画。
主演は宇野重吉と乙羽信子(以後、新藤監督作品になくてはならない女優となる。実生活では、新藤監督の妻でもあったが、1994年12月22日に亡くなられた…
名脚本家新藤兼人39歳にして自伝の初監督作品で、自主映画のパイオニアとしての価値は認める他無い。脚本家宇野重吉、妻乙羽信子主演の名シナリオだとしても、餅は餅屋で相方吉村公三郎だったらと想像した。師匠…
>>続きを読む「喜劇愛妻物語」がつまらなかったので、元祖の方を鑑賞。新藤兼人が自分をモデルにした監督デビュー作。ストーリーがありきたり過ぎて感動はなかったかな。宇野重吉がしょぼくれ過ぎてて、音羽信子が惚れ込む説得…
>>続きを読む新藤兼人監督『愛妻物語』(1951)
女が男を「支える」ことが、当たり前とされた時代ー女は男の果たすべきもの(=シナリオライターとしての生業を得ること)を、身体に内通させ、まるで自分の人生のように…
〖1950年代映画:人間ドラマ:大映:日本名作映画集〗
1951年製作で、新藤兼人の監督デビュー作であり、自らの下積み時代を描いた自伝的な人間ドラマらしい⁉️
本当に大変だったんだなぁと…監督から亡…
乙羽信子(石川孝子)
宇野重吉(沼崎敬太:民芸)
大河内傳次郎(賛助出演)
菅井一郎(所長:(第一協団)
滝沢修(坂口監督:(民芸)
香川良介(石川浩造:孝子の父)
英百合子(石川弓江:孝子の母)
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