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ワンオペレーションの作品紹介

ワンオペレーションのあらすじ

家事と育児、セラピストの仕事に追われるリンダは、原因不明の病を抱える幼い娘の世話に追い詰められていた。顧客の患者への対応、娘の担当医からの叱責、出張中の口うるさい夫からの電話──休まる暇もない日々の中、自宅アパートの天井が突然崩落し、娘とともに海辺の格安モーテルへ移り住むことに。誰にも頼れない孤独のなかで限界を迎えた彼女は、思いもよらぬ事態へと飲み込まれていく──。

ワンオペレーションの監督

メアリー・ブロンシュテイン

原題
If I Had Legs I'd Kick You
公式サイト
https://synca.jp/oneoperation/
製作年
2025年
製作国・地域
アメリカ
上映時間
113分
ジャンル
ドラマ、コメディ、スリラー

『ワンオペレーション』に投稿された感想・評価

kuu
3.6
『ワンオペレーション』
原題または英題 If I Had Legs I'd Kick You
製作年 2025年。上映時間 113分。
映倫区分 PG12 製作国 アメリカ

本来は複数人で担うべき育児や家事、仕事を1人で背負うワンオペレーション、通称ワンオペという現代の社会問題を題材に、追い詰められた主人公の日常とアイデンティティーが崩壊していく様子を没入感たっぷりに描いたドラマでした。

日常生活の微細な崩壊から始まる緊張感が、怒涛の疾走感へと変わってゆく映像体験でした。映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』とかコメディ作品やドラマ『フィジカル』(原題:Physical)でコメディで培われた抜群の間合いを持つ主演のローズ・バーンが、精神の境界線上に立つ母親を凄絶に演じきっていました。プレッシャーと睡眠不足で摩耗していく心身を、指先ひとつの震えまで体現してた演技は息をのむほど生々しかった。2025年ベルリン国際映画祭最優秀主演俳優賞(銀熊賞)、2026年ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞、第98回アカデミー賞ノミネートって破竹の評価は、この心胆を寒からしめる体当たり演技に対する正当な讃辞じゃないかと思います。
 
物語は、自宅の物理的な損壊をきっかけに急速に狂気へと舵を切る。心理学修士を持つメアリー・ブロンスタイン監督が、重病の娘とモーテルで過ごした実体験を基に執筆した脚本が真実味を宿してます。臨床心理士として他者をケアする主人公リンダが、私生活では何のサポートも得られず孤立無援の深淵に落ちていく。生々しい現実感とブラックユーモアが交錯する独創的な世界観です。劇中の演出も巧でした。天井に開いた穴、娘へ伸びるチューブ、鳴り止まない電子アラームは、限界を迎えた精神状態を痛烈に象徴する。物語の大部分で娘の顔を画面外に置く手法は、認知不全とパニックによる視野狭窄を観客に疑似体験させます。ストレスが強烈で直視するのが苦しいという声すらもレビューではあったし、観客を主人公の脳内に引きずり込む卓越した演出力の証左にほかならないかな。
 
この心身の磨耗を決定的に描くのが、夜のチューブ搾乳とアラーム音の連鎖です。重い摂食障害を抱える娘の胃へ栄養を送る機械音は、静寂な夜のモーテルで神経を削り取る。回復のための夜間に、自室の外でワインを煽り煙草を吸いながら耐える姿には、自らのケアを奪われた者が陥る解離と燃え尽きの恐怖が宿る。さらに象徴的なのが診察室のシーンだ。重度の産後不安に苛まれる患者が乳幼児を置き去りにして逃走した際、セラピストである彼女もまたパニックで助けを求めることしかできない。感情労働の限界を超えたとき、人は専門家である前にただの傷ついた存在へと還元されてしまう。
 
極めつけはクライマックスの海岸です。焦燥感から娘の経管チューブを突発的に抜き逃げ出した彼女は、夜の冷たい海へ何度も入っていき波に激しく跳ね返される。この不毛な格闘は、理不尽な構造や重圧に対して力なく抵抗する切実な抗いそのもの。原題には、" If I Had Legs I'd Kick You" 立ち上がる土台すら奪われた状態でなお抗う叫びが込められてるよう、もどかしさと限界。立つ脚すらない無力さに苛まれながらも現実を蹴飛ばしたいと願う生存本能と云える。一方、日本語タイトルは個人の負担に依存しきったシステム上の構造的欠陥と孤独を痛烈に浮き彫りにする。両者は内面の叫びと外面の冷酷な現実という表裏一体の関係を構成してるかと。

 
ケアという営みが個人の献身や愛情に丸投げされ、限界を迎えた人間から破綻していく構造は、現実社会の「ワンオペ」と恐ろしいほど地続きだ。医療や福祉、育児や介護の現場で極限の感情労働を強いられる人々や、家庭内で無償労働を背負わされる個人の姿が重なる。愛情という美名のもとに責任を押し付け続ける限り、第二、第三のリンダは生まれ続ける。一人で全てを背負えば必ず壊れるという現実を直視しなければならない。ケアを個人の犠牲に依存するシステムを解体し、他者を支える人間自身が支えられる仕組みの構築こそが喫緊の課題である。


原因不明の病を抱える幼い娘の世話をしながらセラピストとして働くリンダは、顧客の患者への対応や、娘の担当医からの叱責、長期出張中の口うるさい夫からの電話など、息つく暇もない日々を送っていた。そんな中、自宅アパートの天井が突然崩落し、娘とともに海辺の格安モーテルで暮らすことを余儀なくされる。誰にも頼れない孤独な状況のなかでついに限界を迎えた彼女は、思いもよらない事態にのみ込まれていく。
ぶみ
3.5
笑ってしまうほど、もう限界。

メアリー・ブロンスタイン監督、脚本、ローズ・バーン主演によるアメリカ製作のドラマ。
忙しい日々を送る主人公が、アパートの天井が崩落したことから海辺のモーテルへ移り住む姿を描く。

主人公となるセラピストのリンダをバーン、同僚のセラピストをコナン・オブライエンが演じているほか、エイサップ・ロッキー、クリスチャン・スレイター、ダニエル・マクドナルド等が登場。

冒頭、リンダの目のドアップでスタート、徐々にカメラが引いていき、リンダの娘であろう声がリンダのことを語ってくれているものの、娘の姿は全く見えず、リンダの息遣いまで聞こえてくるという何とも不穏感漂ようオープニングとなっている。

リンダの娘は、何かしら病気を患っているようで、経管栄養が欠かせず、主治医との面談を終わって帰宅するとリンダは疲れた様子で靴を脱ぎ、ピザを頬張るのだが、ここまででも、主治医からは叱責され、ピザを途中で落としと、良いことが一つもなく、リンダの疲れ具合が観ているこちらまで伝わってくること間違いなし。

そんな中、一息つく間もなく、トイレに入った娘に呼ばれて行ってみると床が水浸し、そして寝室に行くと、突然大きな音で天井に穴が空き、水漏れなんていうレベルではない大量の水が流れ落ちてくることとなり、そのジャンプスケアのような演出は、まさにホラーのそれ。

そんな中で大声で悲鳴を上げる娘が、ここでも足元しか映らなかったのは、リンダには娘の顔を見る余裕すらないのだろうと感じさせてくれるもの。

ここで、オープニングクレジットとなるのだが、真っ暗な背景に大きな赤い文字でタイトルである『If I Had Legs I'd Kick You』と表示されたのは、まるでリンダのぶつけようのない怒りを表してるかのよう。

以降、仮住まいとして、海辺にある格安モーテルで生活するリンダと娘の日常の様子を中心として展開、リンダはセラピストでありながら同僚のカウンセリングも受けており、利用者からの緊急対応や、長期出張中の夫からの電話、病院の駐車場でのトラブル、モーテルの売店でのイザコザ、一向にやってこない屋根修理業者等々、次から次へと、よくこれだけ日々の生活の中でストレスを抱えるシチュエーションがあるなとビックリする反面、その場その場で、一応それなりにやり過ごしていくリンダの立ち振る舞いは、一生懸命であるが故に、ブラックコメディのようにも感じたところ。

クルマ好きの視点からすると、リンダの愛車が、ハッキリとは映らなかったものの、メルセデス・ベンツのMクラスと思しきSUVだったので、それなりに収入があるのだなと感じられたポイント。

本作品は実話ではないが、監督自身が重病の娘とモーテルで暮らした実体験から着想を得ているようで、原題でもある前述のフレーズ「足があったら、蹴ってやるのに」は、娘が実際に口にした言葉とのことで、娘の主治医役を自らが演じていたのも、監督の本作品に対する思い入れが伝わってきた次第。

良いか悪いかは別として、昭和の日本なら専業主婦で、夫の両親と同居、いざとなれば隣人が子どもの世話をしてくれるようなコミュニティといった救いの手があったのかもしれないが、ワンオペにならざるを得ず、いつかは限界を迎えてしまうのは、まさに現代で誰もが抱えるかもしれない問題を可視化したような作風であったとともに、不謹慎ながら、ストレス大喜利をしたら、あっという間に座布団10枚たまりそうだと感じた一作。

私は、どうすればいいの?
健一
3.8
今、ひとりで 何かを探して、



第98回(2025年)アカデミー賞にて
主演女優賞に初ノミネート!

ゴールデングローブ賞
〈ミュージカル・コメディ部門〉
ベルリン国際映画祭
ナショナル・ボード・オブ・レビュー
ニューヨーク映画批評家協会賞
ロサンゼルス映画批評家協会賞
にて最優秀主演女優賞を受賞‼️

オーストラリア出身の
ローズ・バーン
ハリウッドに渡って20年以上!
本作でようやく開花したようです😁😭

ワンオペレーション‼️
『一人で全ての作業を切り盛りする』
という意味。
職場での環境を意味する時によく使う言葉だが。
育児、介護でも用いられるんですね😔
たった ひとりでの 戦い!
経験したことがある方なら

身に沁みる はず・・・・・


さて本作 ⚠️ネタバレあり⚠️


まず第一に。
人間関係に疲れてる方
仕事でいっぱい いっぱい な方
日々の生活にイライラしてる方
1日24時間じゃ 足りない方
たまには映画館で映画でも観て
ストレス解消しようと思ってる方

決して!
この作品を選択しないでください‼️
余計、イライラします😅

上記の受賞歴にある通り
ローズ・バーンが抜群に素晴らしい。
アカデミー賞も彼女が受賞しても誰も文句はなかったのでは?
女優魂、炸裂‼️見事な怪演でした。

ローズ・バーンの同僚を演じている男性のセラピスト。
どっかで見たことあるな?
コナン・オブライエン?
ああ! アカデミー賞授賞式で司会してる人じゃん!
俳優だったんだ。😅

今、知らない どこかに向かって。

本作の監督の実体験を基にした作品らしいが。
これはツライ、キツイ、たまらん
もう息が詰まりそう。
自分だったら完全ギブアップですね!

難病を負った一人娘の育児、介護
長期出張の夫
家が浸水し 安モーテル暮らし
セラピストなのにセラピー受けてる😅
もう限界!人間として壊れる。
崩壊していく様を見事に映像化している怪作だった。

分かってる。でも視界に入れたくない。

難病の娘の表情はラストまで
一切、映ることがない。
ここにこの作品の全てが詰まってる。
そう、ダメなこと。でも・・・

限界が来たら

休日は気が済むまで寝ましょう
美味しいものを食べましょう
好きな事を1日中してましょう‼️

もう、周りを気になどしないさ😁


2026年 9月24日 12:05〜
ヒューマントラストシネマ渋谷screen 2
💺173席
客入り 20人くらい?

つ、ついに😭

「スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ」が
アメリカ🇺🇸で北米歴代累計興行収入で11年間首位だった
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を抜いて
No.1に輝きました‼️👏🎊
しかもたった2カ月弱で!😲
全米では早朝や深夜に上映回を増やしても今だに満席状態だとか。


😁

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