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スマッシング・マシーンの作品紹介

スマッシング・マシーンのあらすじ

1997 年の総合格闘技デビュー以降、無敗のまま頂点へと駆け上がったマーク・ケアー(ドウェイン・ジョンソン)。UFCでの連覇を経て、 日本の PRIDE でも快進撃を見せると“霊長類ヒト科最強の男”の異名で恐れられる存在となる。しかし勝利を重ねるほどに、その重圧は彼の心を静かに浸食。同棲する恋人ドーン(エミリー・ブラント)との関係も次第に悪化していき、鎮痛剤への依存を深めていく。やがて初めての敗北を喫した“最強の男”は、ついに自らの弱さに向き合い、人生の再起をかけもう一度リングに挑むことを決意する―。

スマッシング・マシーンの監督

ベニー・サフディ

原題
The Smashing Machine
公式サイト
https://happinet-phantom.com/a24/smashingmachine/
製作年
2025年
製作国・地域
アメリカ
上映時間
123分
ジャンル
アクションドラマスポーツ
配給会社
ハピネットファントム・スタジオ

『スマッシング・マシーン』に投稿された感想・評価

健一
3.5
血の汗 流せ、涙をふくな! 😱




タイトルの「スマッシング・マシーン」とは
『ぶっ壊し野郎!』みたいな意味なのかな?
本作の主人公で実在の総合格闘家マーク・ケアーのニックネームですね!
ドゥエイン・ジョンソンがレスラー時代に
『ザ・ロック』と呼ばれていたのと同じなんですかね?
違う? 😅

個人的に私の今年のスマッシングヒット作品は
「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」‼️
本作の監督はこの作品を監督したジョシュ・サブディの弟さんだそうで。
以前はコーエン兄弟みたいに2人で監督業をこなしていたようだが、ここで別れたみたいですね😅

その弟、ベニー・サブディは本作でヴェネチア国際映画祭で監督賞を受賞。
ドゥエイン・ジョンソンも本作でゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされたのでアカデミー賞もいけるか!

と思ったが・・・

ノミネートすら されませんでした😅

90年代後半から約10年間。日本の大晦日の風物詩として地上波で放送していた
総合格闘技PRIDE。
そこで最強と謳われた格闘家マーク・ケアーの壮絶な格闘人生を映像化!

最強の男に結論がでる。
      魂が震える その瞬間を・・・


さて本作 ⚠️ネタバレあり⚠️


まず第一に。

本作は総合格闘技を舞台にした格闘アクション映画ではない。

『最強の男』と呼ばれた男が
『最強の男』でなくなり
『最強だった男』となった

苦悩と再起に向き合い再び立ち上がる
『ある男』の物語である。

ドゥエイン・ジョンソンも俳優に転向して
なんだかんだで もう20年以上。
ようやく心の底からやり甲斐のある役柄に
出会えたのでは。
『アカデミー賞級の演技』とまでは言わないが、こんなにも俳優としてしっかりと演技をしているロックを観たのは初めてかも。
『霊長類最強の男』の強さ、弱さ、厳しい現実を受け入れる人間性を見事に表現していた。

で、作品自体は・・・

監督としてのセンスはお兄ちゃん(ジョシュ・サブディ)のほうが上かな?
もう少しエンタメ性に徹してもよかったのでは。
特に我々日本人としては日本が舞台、PRIDEの格闘シーンあり、日本人キャストも何人か出ていたのに『日本の良さ』全く描いていないのは ちょいと寂しい😞
劇中で使っている音楽のセンスもお兄ちゃんのほうが上。
『実話』の映画化なので真実を曲げるワケにはいかないので しょうがないとは思うが
感動&興奮&号泣シーンが どこかにあってもよかったのでは? と感じてしまった。

とはいえ、あの頃。

PRIDEに夢中になっていた老若男女の方々には たまらない作品なのも確か。

ちなみに、私は・・・

当時は一年のうちで一番仕事が忙しかったのが年末年始だったのでTV放映を見ることができませんでした😅

敗北の果てに踏み出す一歩。

総合格闘技やPRIDEの知識が全くない方でも『ヒューマンドラマ』として楽しめる作品だとは思います。


2026年 5月15日 公開初日
TOHOシネマズ池袋screen 9
💺119 席
客入り 12〜3人 😔

ちなみに。
劇中でエミリー・ブラントが
上野のアメ横商店街を歩いているシーンに
なぜか、鳥肌が立った😅
kuu
3.9
『スマッシング・マシーン』
原題または英題 The Smashing Machine
製作年 2025年。上映時間 123分。
映倫区分 G
総合格闘技『PRIDE』の創成期に活躍した格闘家マーク・ケアーの知られざる軌跡を、プロレスラーのザ・ロックとしても知られる俳優ドウェイン・ジョンソンが主演・製作を務めて映画化。

ハリウッドの頂点から、あえて泥臭いキャンバスに身を投じる今作品のドウェイン・ジョンソンが仕掛けてきたんは、これまでの筋肉で万事解決って予定調和をひっくり返すバックチョーク。
​鋼の肉体を削り出した減量以上の覚悟で、​単にドウェインが鼻の形を変えたからじゃなく、自身のパブリックイメージという重い鎧を脱ぎ捨て、精神的な減量を敢行したことにある。

そんなブラフマ・ブルことドウェインが演じるは、​かつてPRIDEのリングで、重戦車のごときタックルから対戦相手をマットの塵に変えていたマーク・ケアー。
しかし、今作品が執拗に狙い打つんは、その無敵のタックルの戻りに生じる一瞬の隙、つまり一人の人間としての脆さ。
ドウェインは、あの眩しすぎる白い歯を封印し(比喩)、代わりに薬物依存って逃げ場のないリング隅に追い詰められた男の、濁った瞳を晒してました。
これはファンが期待するザ・ロックのヒーローショーじゃなく、魂の削り合いを描いた、あまりにも無慈悲なワンマッチ。

​セコンドの布陣が放つ、A24流の殺気があり、​エミリー・ブラントが演じる妻ドーンの存在感は善かった。
彼女はただの内助の功のポジションに収まりまらなく、ケアーの荒れ狂う精神って云う、予測不能な打撃を真正面から受け止める、鉄壁のガードのような強さを見せつけてました。

​また、格闘技マニアが最も判定を厳しくするであろうマーク・コールマン役などの配役も、単なるそっくりさんコンテストに終始してなく、監督のベニー・サフディは、『アンカット・ダイヤモンド』で見せたあの心拍数を跳ね上げるような演出を、今度は格闘家の静かな絶望へと転用してました。
華やかな煽りVTRの裏側で、孤独に震えながら注射針を見つめるケアーの姿は、さいたまスーパーアリーナの熱気しか知らない層にとっては、後頭部への不意打ちに近い衝撃を与えるはず(多分)。

​しかし、なぜ今、20年以上も前の霊長類最強の物語を掘り起こすのかと不意に思うが。
それは多分、今作品が単なる回顧録じゃなく、拳一つで成り上がった男が、自分を癒すべき薬物に逆にマウントを取られ、人生を一本負けさせられそうになる。
この皮肉な構図は、現代社会で何かに依存せずにはいられない、観客という名の練習生全員に向けられたローキックでもあるかな。

​映画の背景には、かつてのPRIDEが持っていた毒々しいまでの熱狂が色濃く漂ってたが、その熱気が冷めた後の、深夜の道場のような静寂こそが今作品の本質かな。
ドウェインが、自らのアイコンを破壊してまで見せようとしたのは、勝利の咆哮やなく、どん底から這い上がる際に出る、絞り出すような吐息。
それは、どんな華麗なノックアウトよりも、重く、深く、胸を打ち抜いてくれました。


あらすじ・キャスト
1997年に総合格闘技デビューしたマーク・ケアーは、無敗のまま頂点へとのぼりつめる。UFCでの連覇を経て日本のPRIDEでも快進撃を見せた彼は、「霊長類ヒト科最強の男」の異名で恐れられる存在となるが、その重圧は彼の心を静かに蝕んでいた。ケアーは徐々に鎮痛剤への依存を深め、恋人ドーンとの関係も悪化していく。やがて初めての敗北を経験した彼は、ついに自らの弱さと向き合い、人生の再起をかけてもう一度リングに立つことを決意する。2002年の同名ドキュメンタリーに感銘を受けたドウェイン・ジョンソンが自ら映画化権獲得に動き、屈強な男にのぞく繊細な一面を丁寧に演じた。

ケアーの恋人ドーンをエミリー・ブラントが演じ、日本からも大沢たかお、石井慧、光浦靖子、布袋寅泰が出演。「アンカット・ダイヤモンド」など兄ジョシュとの共同監督作で高く評価されてきたベニー・サフディが長編単独初監督を務め、2025年・第82回ベネチア国際映画祭にて銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した。日本人メイクアップアーティストのカズ・ヒロ率いるチームが特殊メイクを手がけ、第98回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネート
背骨
3.8
総合格闘技黎明期… 最強と呼ばれた男の繊細さと脆さ

同じく実在の人物をモデルにしながらも兄ジョシュとは違ったドキュメンタリータッチで描く彼の内面と苦悩。兄弟二人の個性を同時期に見比べられたのはとても貴重

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