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錬金炉アタノール
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錬金炉アタノールの作品紹介

錬金炉アタノールのあらすじ

創作上のパートナーでもあった亡き妻エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーの想い出、長年、製作を支えてきたプロデューサー、ヤロミール・カリスタとの愛憎入り交じる関係、怪しげな呪物や作品の制作風景、展覧会の準備や講演、そしてスーパーで買物をする日常の姿など、あらゆる側面が赤裸々に映し出される。

錬金炉アタノールの監督

ヤン・ダニヘル

アダム・オリハ

錬金炉アタノールの出演者

ヤン・シュヴァンクマイエル

原題
Alchymická pec/Athanor: The Alchemical Furnace
公式サイト
https://www.zaziefilms.com/insect/
製作年
2020年
製作国
チェコスロバキアチェコ
上映時間
123分
ジャンル
ドキュメンタリー
配給会社
ザジフィルムズ

『錬金炉アタノール』に投稿された感想・評価

3.8
試写で拝見させていただきました。

ヤン・シュヴァンクマイエル監督の“裏側”が詰まったドキュメンタリー、『錬金炉アタノール』。

創作パートナーでもあった妻・エバとの思い出、長年タッグを組むプロデューサー・カリスタとの愛憎関係、怪しげな呪物やアトリエ、展覧会準備の裏側、シュルレアリスト仲間たちとの集会、そして日常の買い物風景まで。
天才奇才・シュヴァンクマイエル監督の〈作品外の顔〉が、過去映像や映画の抜粋を織り交ぜながら丁寧に描かれていく。

中でも印象的だったのは、アフリカの「釘を刺すと願いが叶う呪物」の話。わずかな時間ながら、じんわりと不気味で、しっかり“恐怖”として残る。その後も何回か釘の話が出てくるので、さらに興味が湧く。
このエピソードひとつとっても、彼の“視覚と触覚”に対する執念がにじみ出ていた。

彼の発言も良かった。

「映画に限った話じゃない。絵画や詩でも同じ。作家性こそ唯一の価値だ」
マーケティングにこだわらず、自分の伝えたいもの、表現したいものを貫いたカッコ良さがある。

また、「君が考えた解釈こそが正解なんだ」という言葉。
とあるシーンで、意味を探しがちな日本のファンに向けて発せられるが、その“ちゃんとしたファン”に対してちょっと引き気味な姿も笑える。けど、その距離感もどこか愛おしい。

『アリス』『オテサーネク』など、ヤン・シュヴァンクマイエル作品を愛するすべての人に観てほしい。
※わたしは『男のゲーム』『対話の可能性』が大好き。

彼の“創造の炉=アタノール”が、どんな熱と歪さを孕んでいたのか。その断片を目撃できる、貴重な一本ですよ!
no58
4.6
興味深く拝見した。

ヤンシュヴァンクマイエル監督のドキュメンタリー?
監督の創作論や、映像論をはじめ、監督の日々の生活、プロデューサーとのなんとも言えない微妙な関係、そして公私共に監督を支えていた最愛の妻エヴァとの関係…。

多用されるズーム、そしてストップモーションと実写の融合。
カオスで豊潤な他に類を見ない世界観に興味が尽きなかった。

蟲を観たあとにこちらを観たけどこの順番でよかったかも。
逆でも全然オッケーだと思う。

日本の話も出てきてびっくり。
日本に監督のファンクラブがあったのね。。
写真は気をつけようと思った笑

監督はやっぱりチャーミングでした。
アタノール(錬金炉)という言葉は、彼らの映画製作会社の名前でもあるが、まさにこの作品の核心を表している。シュヴァンクマイエルが“生の素材”を時間をかけて変容・昇華させていく創作現場のまさに“錬金術”的な本質が、ここには克明に記録されている。監督の内面で絶え間なく続く思考と熟成のプロセスを間近で観察できる、極めて貴重なドキュメンタリーと言えるだろう。

映像は多層的な構造を持っている。シュヴァンクマイエル本人の姿を軸に、亡き妻エヴァの記憶が織り込まれ、その“不在”が監督の心に呼び起こす等身大の感情が丁寧に捉えられている。さらに、長年の協力者でありプロデューサーでもあるヤロミール・カリスタとの関係性も重要な要素として描かれ、監督の創作が決して孤独な営みではなく、人との関わりの中で生まれるものであることが浮き彫りになる。

また、食事を嫌い、CGアニメーションを毛嫌いする監督の頑固で一筋縄ではいかない人柄も存分に描写されており、シュヴァンクマイエルという稀有なアーティストの人間性を深く知ることができる作品となっている。

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観た回数:1回

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