夢と狂気の王国の作品情報・感想・評価

「夢と狂気の王国」に投稿された感想・評価

DEN

DENの感想・評価

4.3
ツタヤで借りたのだが
まだまだ一回しか観れてなくて
あと二回は見たいからまた借りることにする
宮さんのあの笑顔に惹かれてしまう
年取ってからすごくカッコよくなる人の一例だと思う
魅力的な人、でも近くでみたらとてもシビアでストイックな人なんだろうなあ
それでもいいから少しでも近くであの少年が描く世界を見てみたいというのもわかる、というか見たい
daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.3
アニメーション映画『風立ちぬ』(宮崎駿監督)、『かぐや姫の物語』(高畑勲監督)の2作品を同時に制作中だったスタジオジブリに、約1年にわたり密着したドキュメンタリー映画。宮崎駿、彼の先輩であり師匠である高畑勲、そしてふたりの間を猛獣使いのごとく奔走するプロデューサー、鈴木敏夫。この3人によって築きあげられた“スタジオジブリ”の真実の物語を、新進気鋭の女性監督・砂田麻美が綴る。
このドキュメンタリー映画は、宮崎駿、鈴木敏夫を中心に描かれていく。
キャラクターの振り返る時の目線の送り方など、細かくアニメーターに指示をしたり、自分の中の零戦の飛び方に縛られて零戦を描けなかったり、台本の代わりに絵コンテを描いている時の苦悩、師匠でありライバルであり仲間である高畑勲に対する「ハイジで彼はアニメの技術の全てを出した最高傑作だ」と賞賛したり「彼は人格破綻者だ」と貶したり矛盾した思い、「零戦をかっこよく描きたいけど描きたくない」「戦車や戦闘機は好きだけど戦争は嫌い」という矛盾した思いなど宮崎駿の素顔が、良く描かれている。「風立ちぬ」を通して、堀越二郎に戦闘機の部品を作っていた自分の父親と戦闘機は好きだけど戦争は嫌いな自分を重ねて描こうとしていた。アニメ制作中に、宮崎駿の父親に戦時中に救われた方からお礼の手紙が届いたエピソード、「風立ちぬ」の主人公堀越二郎の声を庵野秀明に抜擢した理由、鈴木敏夫プロデューサーや宮崎駿がマスコミなどに規制がかかり始めている時勢に危機感を感じていたなど興味深いエピソードが満載で、ジブリアニメが好きな人なら必見のドキュメンタリー映画。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

2.8
アニメーションって手法には、偶然映り込むものってのが一つもなくて、どれもこれも必要だから描かれているはずなのに、あまりにも「ジブリ作品」か身近すぎて、また表面的なエンタメ性も備えてるため、ちゃんと意識して画面の隅々を見るって行為を忘れつつあることに改めて気付かされる。大切なことやメッセージは、かならず具現化されて目の前に表示されているのに、我々はどうしても「解説としての台詞」を求めてしまう愚鈍さに、両監督の怒りを感じることができました。そりゃ台詞回しの下手な素人声優を起用したくなるのかな、と。
人と人と人。人間力。

完璧な人間はいない。

そこに魅力と才能がある。
風立ちぬとかぐや姫の製作を追ったドキュメンタリー

終盤に宮崎駿が街を眺めてポツリと漏らした言葉が忘れられません
「はるか向こうまで行けそうな気がするよね。行けるんじゃないかな。」

この瞬間にとてもとても救われた気がします
ジブリ好きのための映画では全くなかった。
もちろんいい意味で。
仕事とは、夢とは、人生とは、生きるとは。。
自分の考えを照らし合わせながら観ていた。

そして宮崎駿、高畑勲、鈴木敏夫の鈍るさが一切ない壮絶な関係。

決してスタジオジブリを賛歌することもなく、
優しく語り続ける砂田監督がとっても気になった。

庵野監督と宮崎監督が飛行機の話をしているところがほっこりする。
「職人のつもりで、宮さんがエプロンつけてるけど、僕たちから見たらレザーフェイス」という押井守の宮﨑駿=レザーフェイス発言を踏まえて見るとラスト、エプロン姿の宮崎駿がずんずんこちら側に向かってくるカットがコワすぎ。
yuka

yukaの感想・評価

3.6
高畑監督の言葉をもっと聞きたかった

声決める会議で
庵野みたいなさ…庵野どうなんだろうね…
庵野本当にどうだろう…
と、だんだん庵野秀明のことしか考えられなくなっていく宮崎監督とめちゃめちゃ不安そうなスタッフ達の顔が面白かった
ルイ

ルイの感想・評価

3.9
ラジオ体操

"21世紀とはつきあいたくないんですよ、もう"

"今の人類の夢ってみんな呪われてますよ。どこかで。美しくも呪われた夢ってことが多いんですよ。金を稼ぎたいとか有名になりたいとかは論外。そんなのクソ喰らえだよ。そういうことじゃない。映画が素晴らしいなんてわかんないでしょ"
まだまだ描きたい。

そんな思いがあるように感じた。
70を超えて尚そんな思いを持っている。

それに比べて僕はまだまだ好きな事が出来るんだという気持ちで観ていた。

今の僕には見えない景色だと思う。

何年後かにもう一度観よう。
その時僕はまだまだその景色は見れていないだろう。

そうやって歳をとる。
僕が引退を考えた時(何を?)
またもう一度観る。
彼の見ている景色では無いと思うが、
今の僕には見えない景色だと思う。

そうであれ!オレ!

そして風立ちぬ観たくなった。
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