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壁の外側と内側
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『壁の外側と内側』に投稿された感想・評価

月
4.4
川上泰徳監督・撮影・製作・編集・字幕・ナレーション

壁の外側と内側の現状を生々しく映し出し、イスラエルとパレスチナの戦争の背景を浮かび上がらせていくドキュメンタリー
(2025年公開 104分)

泣きました
もう!ホントに!
戦争はクソです!!!💢

「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」を観て感じるものがあった方には、ぜひ観ていただきたい作品です

今作を鑑賞して…
この負の連鎖はいったい、いつ、どのように断ち切られるのか?
と、胸が苦しくなりました



この作品は
中東ジャーナリストの川上泰徳氏が2024年7月に壁で分離されたパレスチナ・ヨルダン川西岸地区に取材に入ったところから始まるドキュメンタリーです

今作のなにが素晴らしいって
パレスチナ側、イスラエル側
どちらをも取材していることです


前年の2023年10月7日にイスラム組織ハマスが越境攻撃を行い、それに対してイスラエル軍は「壁の向こう」へ凄まじい報復攻撃を行い
死者は5万人を超え、そのうち1万8000人以上が子どもという惨劇が起きた
その戦いは、いまだ停戦の兆しが見えず犠牲者は増え続けている…
「10・7後のパレスチナ・イスラエルをこの目で確かめたいと思った」


フライヤーにも書かれている、この思いから記録された今作は
戦争の愚かさと罪深さを余すことなく訴えています

さらには
川上泰徳氏は映画「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」の舞台にもなったマサーフェル・ヤッタも訪れ、イスラエル軍による攻撃・破壊やユダヤ人入植者の暴力も映し出しています

一方、イスラエル側では国民の多くが壁の向こうの惨状を知らずにいるとのこと…
衝撃を受けました💦

そんな中
各々でイスラエル軍が行っている軍事攻撃を知り、軍監獄に投獄されることを覚悟の上で兵役を拒否する若者もいて、今作ではその若者たちのことも紹介しています

また、パレスチナ人との人間的な関係を作るために活動しているイスラエル人平和組織「ビレッジグループ」やユダヤ非暴力センターメンバーとしてパレスチナの村でボランティア活動をしている人もいます

人はこんなにもあたたかいのに…

国ってなんなんですかっ?!
国を守るって、どういうことですかっ?!

国家は国民のためにあるんじゃないんですか?
国民は人、ですよっ!!

やるせなくて、切なくて、辛くて
涙が止まりませんでした

多くの方に鑑賞いただき
各々の小さな思いが、多くの声になり、大きな何かに繋がる1つになれば…と願わずにはいられません
ゆう
4.5
イスラエル・パレスチナの分離壁は、単なる物理的な構造物ではない。それは、情報を遮断する装置であり、「誰が内側に属し、誰が外側に追いやられるのか」を可視化する境界線でもある。

イスラエル側では、整備されたインフラと経済的安定がもたらされている。しかし、その秩序は、外側の混乱や苦悩を「見ないこと」によって維持されている。パレスチナ側では、生活の困難が日常化しているが、分離壁はその現実を見えなくする役割を果たしている。つまり、壁は物理的な障壁であると同時に、認識のフィルターでもある。内側にいる人々は、外側の惨状を知らず、あるいは知ろうとせず、無関心が常態化する。

この分離壁は、遠い中東の話ではない。私たちの社会にも通じるメタファーでもある。

「多様性」や「ダイバーシティ」という言葉が、まるで魔法の呪文のように使われる現代社会。しかし実際には、見た目や属性の違いを称賛しながらも、実質的には同質性に従う者だけが歓迎される。異なる価値観や文化、行動様式を持つ人々は、不安要素として排除されがちである。

これは、分離壁の論理と酷似する。異質なものを「見ない」ことで秩序を保ち、違いを「理解しない」ことで安心を得る。私たちは、異なるものを無視しようとしていないか。あるいは、「見ないふり」をしてはいないか。

分断を超える第一歩は、「壁の存在を認識すること」、そして「その向こう側に目を向けること」から始まるのかもしれない。
舞台挨拶あり。(永井玲衣さん・川上泰徳監督 登壇)

『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』
を鑑賞したこともあり今作も鑑賞。

ガザ地区での現状から、
両側を取材したドキュメンタリー映画。

今作は何といっても、
両側の視点というのが素晴らしい。
(タイトルの表現は嫌いだが。
「どっちが外側でどっちが内側やねん。」って思ってしまう。)

更には、
日本人ジャーナリストであること。

和訳がワンクッション置かれないので、
言葉が伝わりやすい。

先ず一番の衝撃は、
イスラエル国民の大半が、
情報統制により、
ガザ地区での惨状を知らないという事実。

『関心領域』を思い出す。

正に「対岸の火事」。

すぐ隣で起こっている惨状なのに、
壁があることをいいことにし、
自分にとって必要ないこととみなして、
「無関心」であることを押し通す。

戦時下の日本、
ナチス政権下の独逸の
映像でしか知らない過去と思っていたが、
未だ現実でも起きている。

ホロコーストを経験したユダヤ人を中心として、
建国されたイスラエルが何故、
なんて驚きもあるが、
いろいろ調べると、
建国の中心は、
旧ロシア帝国出身のユダヤ人(ロシア・ユダヤ人)とのことで、
ポグロムを経験しこの一部がパレスチナに移住し、
イスラエルを建国した流れらしい。

ポグロムで誰も助けてくれなかった、
という強いトラウマを持つ。

とは言え、
迫害を受けてきた被害者が、
迫害する加害者となっている負の連鎖。

『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』
で観たのと同じ惨状の光景を目にする。

しかし今作、
救いようのないだけではない。

両側の視点からの取材だ。

パレスチナ側からとしては、
先祖代々受け継がれてきた土地で、
逞しく人間らしく生活している姿が、
印象的であった。

『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』
でも首を撃たれた青年の話はあって、
悲劇的な一面だけが映し出されていたが、
その続きがあって、
この青年の治療を支援していたのは、
イスラエルの平和グループだったのである。

そして青年の父親は、
このイスラエルの平和グループの人達を、
「恩人」
と語る。

信頼関係の証として画かれている。

イスラエル側からとしては、
兵役を拒否する若者、
パレスチナ側を支援する平和グループ、
ユダヤ教超正統派信者(こちらはたまたま居合わせてのちょい出)。

国に対して“ノー”を突き付ける若者には、
胸が熱くなる。

人間であり続けたいと願う、
イスラエル人の存在には希望がある。

ユダヤ教超正統派信者の言葉が印象的であった。
「ユダヤ教は戦争を許していない。」

鑑賞後、
トークショーがあったことも良かった。

ハッとさせられる言葉があった。
「何もここだけに限ったことではない。」
「沖縄の基地問題を把握してますか。」

最近でこそ、
ドキュメンタリー映画を鑑賞する機会があり、
ほんの少しだけ考えさせられている自分ですが、
依然詳しくは知らない。

知ろうとしていない。

それとなんら大差はないのだと。

考えさせられることも多く、
とても勉強になった。

多くの人に観てほしいと思う作品である。

2025年406作目

『壁の外側と内側』に似ている作品

ノー・アザー・ランド 故郷は他にない

上映日:

2025年02月21日

製作国・地域:

上映時間:

95分

ジャンル:

配給:

  • トランスフォーマー
4.1

あらすじ

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