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Father Mother Sister Brother(原題)
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『Father Mother Sister Brother(原題)』に投稿された感想・評価

mplace
3.8
ヘント映画祭にて鑑賞。

親子の関係というのは年を重ねていく度に少しづつ変化していく。
そして子供には親に知られたくないと思う一面がありがちだが、これは逆の立場でもあり得るという事は意外とあまり話題にされないような気がする。

特に子供が成人をして、子育てから離れるようになり、さらにパートナーに先立たれた人間の場合、年々老いてゆく孤独な生活の中でまた新しい人間関係や生き甲斐と呼べるようなものを見つけ出し、自分なりに新しい人生を築いていくことも今の時代であれば十分にあり得るのである。そしてそのような彼らの生活の全てを、子が知る必要もない。そのような潔さが気持ち良く思える瞬間があった。

何でも話せる家族関係を築けるならば、勿論それはそれで素晴らしいと思うのだけれど、親にも子にもそれぞれにちょっとした隠し事をしてしまうような、そんなある意味機能不全っぽさのある家族関係であったとしても、時々短時間でも顔を合わせ、互いの存在を確認しあえるだけでも十分幸せなのかもしれない。

そのような家族関係に対する寛容さ、優しさが滲み出ていて、後からまた見返してみたいと思える良作だった。

ちなみに母の章での上からのテーブルショットの構図がとても美しい上に、それぞれの手の動きだけで各人物の微妙な心の動きが感じられたところが特に秀逸だった。

余談だがミュージシャンのAnikaを音楽に起用しており、その声に特徴のある彼女がNicoのカバーを歌っていたのも個人的には泣けた。
1000
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トリックなしのジム・ジャームッシュに徹しているジム・ジャームッシュ。
いい映画だ。そのうちもう一回見たい。
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【ジム・ジャームッシュ】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 発表)26位。