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ポルトガルの別れ
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ポルトガルの別れの作品紹介

ポルトガルの別れのあらすじ

1980 年代半ば、老夫婦は次男と、植民地戦争で亡くなった長男の未亡人を訪ねるため、リスボンへ旅立つ。街の時間はゆっくりと流れ、まるで住民全員が一種の無気力に陥っているかのようだ。この現代と時を隔てるように、植民地戦争下のアフリカの深い森の中を、兵士たちが臆病にさまよう。再会は辛い過去と向き合うことになるが、蓄積した澱を少しずつ解いてもゆく。

ポルトガルの別れの監督

ジョアン・ボテリョ

原題
Um Adeus Português/A Portuguese Goodbye/A Portuguese Farewell
製作年
1986年
製作国
ポルトガル
上映時間
83分
ジャンル
ドラマ

『ポルトガルの別れ』に投稿された感想・評価

の
3.8
劇中なぜ息子の名前がなかなか出てこないのかとても気になった

アフリカで戦死した息子の未亡人のもとを訪れる映画。同時並行で息子が戦死に至るまでの戦場の日々が描かれる。
ポルトガルでの絵画のようなカットとアフリカでのモノクローム(きっとカラーでも緑と茶色だけ!)で泥だらけの森の中の戦場
このコントラストが戦争の無惨さを際立たせていた。

気になったポイントとして見落としがなければ、息子は階級の少尉(だっけ?)とのみ呼ばれていて、観客は名前が分からないという点。
夫婦間で息子のことについて語ることはほぼなく、母親は「息子は無駄死だ」と断じている。老夫婦(特に母親)は死んだ息子に対して執着していないというか割り切ったスタンスであり、やや違和感を覚えた。
終盤、未亡人ラウラの口から「アウグストは〜」とようやく名前がでてきて観客も名前を知ることになる。
結局、戦争においては自分の息子であっても固有名を失った有象無象兵士の1人ということかな
その後、父親が1人でアウグストという名前が刻まれた墓を訪れることになるが、妻が言っていた「無駄死」側に立っている。
母親が戦争という理不尽の前に個を消し去ることで哀しみを耐えていると考えるのであれば、父親は無数の死の中の一人である「アウグスト」という固有名を拾い上げて守ろうとしたのではないかな?って
決してここは物語の本筋ではないけどこの対比というかポイントは面白いと思う
見落としていて名前が序盤からぽんぽん出てたら恥ずかしい

珍しい映画だからか平日日中でも7割くらい席は埋まっていた、10.20代ちらほら
周りは結構寝てた

ペドロコスタのセレクション。助監として参加していたようでエンドロールの1番上にペドロコスタの名前が

2024年に4Kレストアが公開されたようなので日本でも今後配給会社が買い取ってほしい
いい映画だったから上映3回だけはもったいない
━━━━━━━━━━━━━━━
忘れないように全体流れのめも、見ないでね

モノクロの戦争シーンから始まる
アフリカ人を捕まえる、敵の居場所教えろ

老夫婦が自宅でディナー、特徴的な色彩はモノクロ戦争との対比でより強く印象に残る

未亡人のもとを訪れることに
次男は文筆家、官能的な

未亡人ラウワ(だっけ?)と合流

長男の戦争、仲間が地雷で負傷

母「長男は無駄死」 父「」

「少尉寝れない夜はどうすればー」
くるくる歩き回りながら話してるところ撃たれてしぬ
ペンダントのようなもの半分取る
戦争のシークエンスはどれも淡白なかんじ

母親体調急変する
「ラウラまだ若いんだから他の人と結婚して」
「できない」
ここでやっとアウグストの名前が初めてでてきたとおもう、ラウラから

教会でアウグストの12回忌みたいな、
母もうすこしここにいてもいいかな

ヘリコプターが飛んでくる、終戦
バラックで子供にポルトガルを教える兵士
またポルトガルで会おう、全員で

どこかの子供「奥さんがご飯できたってよ」
父「そこに座れ」
川に枝みたいなものを投げるカットで終了
煙
3.9
正面からの構図。斜めの構図。ブルーの寝具に横たわっている義娘のショットから鉄道が出発する駅でのショットのつなぎなどの編集。『東京物語』の格好。小津の影響を受けたカウリスマキ味を感じる。
4.5
【時制、回想、記念碑】
東京都写真美術館にて開催中の「総合開館30周年記念 ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ」ではペドロ・コスタ監督が選出した映画の上映も行われている。

1『トラス・オス・モンテス』監督:アントニオ・レイス、マルガリーダ・コルデイロ [1976年|ポルトガル|ポルトガル語|111分]
2『ポルトガルの別れ』監督:ジョアン・ボテリョ [1986年|ポルトガル|ポルトガル語|85分]
3『田舎司祭の日記』監督:ロベール・ブレッソン [1950年|フランス|フランス語|102 分]
4『星を持つ男』監督:ジャック・ターナー [1950年|アメリカ|英語|89分]
5『太陽』監督:アレクサンドル・ソクーロフ [2005年|ロシア・イタリア・フランス・スイス|日本語、英語|110 分]
6『H story』監督:諏訪敦彦 [2001年|日本|日本語|111 分]
7『真人間』監督:フリッツ・ラング [1938年|アメリカ|英語|94 分]
8『山羊座のもとに』監督:アルフレッド・ヒッチコック [1949年|イギリス・アメリカ|英語|117分]
9『パート2』監督:ジャン=リュック・ゴダール [1975年|フランス|フランス語|87分]
10『シチリア!』監督:ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ [1999年|イタリア|イタリア語|66分]
11『映画作家ストローブ= ユイレ あなたの微笑みはどこに隠れたの?』監督:ペドロ・コスタ [2001年|ポルトガル・フランス|フランス語|104分]

展覧会を観るとこの選出は単にペドロ・コスタ監督の推し映画が並べられているのではなく、制作工程と密接に関わっていることがわかる。『田舎司祭の日記』『パート2』の並びから明確にメディアにおける時制の扱いを注視すべきといったメッセージがうかがえ、実際に展覧会では複数の布やモニターに映し出された映像、動画/写真が織りなす空間による歴史表現となっていた。

さて、このラインナップにとても珍しい映画があった。『ポルトガルの別れ』である。カイエ・デュ・シネマベストに選出されている作品であり、長らく探していたのだが、全くエンカウントできなかった一本である。今回、リストア版での上映だったらしく、美しい映像で観ることができた。

カラーによるタイトル場面が終わるとすぐさま白黒のイメージが挿入される。目を映し、次に耳を捉える。視覚と聴覚を研ぎ澄まして臨めよと言わんばかりの強烈なショットが我々を映画の世界にいざなう。兵士たちは自然音の中で恐怖と戦っている。彼らの望郷は、その地の歴史ともいえよう民族楽器の音、つまり人工音となってイメージに重ねられる。そして、映画はカラーの世界に入る。どうやら私は勘違いしていたようだ。てっきりこの兵士の望郷、戦地へ行く前の様子だと思っていたのだが、亡くなった兵士の弟の12年後のようだ。彼は老夫婦と一緒に未亡人のいるリスボンへと向かう。この勘違いは意外にも映画に深みを与える。

兵士が望郷する際に引き出される過去、そして12年後の世界、彼がいなくなった際に引き出される過去。どちらも煌めいた世界の中で陰りが浮かび上がるのだ。兵士が生きた世界線を担う、生死重ね合わせの存在としての次男が未亡人と重ね合わさっていくことで、歴史の多層性が表現されているといえよう。そして、美しいリスボンの街には記念碑がある。記念碑もまた悲しい過去を背負っている。映画は白黒/カラーといったわかりやすいモチーフを入口としながらも、人間がどのような局面で過去を引き出すのかに対し深く掘り下げているのだ。

このように解釈していただけに、その後のペドロ・コスタのトークイベントで本作は『東京物語』のリメイクだ的なことを言っていた話を耳にしたとき、「えっ?」と動揺したのであった。

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製作国:

上映時間:

14分
3.0

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上映日:

2017年10月21日

製作国:

上映時間:

113分

ジャンル:

配給:

  • KADOKAWA
3.7

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