
1980 年代半ば、老夫婦は次男と、植民地戦争で亡くなった長男の未亡人を訪ねるため、リスボンへ旅立つ。街の時間はゆっくりと流れ、まるで住民全員が一種の無気力に陥っているかのようだ。この現代と時を隔てるように、植民地戦争下のアフリカの深い森の中を、兵士たちが臆病にさまよう。再会は辛い過去と向き合うことになるが、蓄積した澱を少しずつ解いてもゆく。
映画評論家である夫と元精神科医で認知症を患う妻。離れて暮らす息子は、2人を心配しながらも金銭の援助を相談するために家を訪れる。心臓に持病を抱える夫は、日に日に重くなる妻の認知症に悩まされ、…
>>続きを読む南仏ラ・シオタ。年老いた俳優のジャンは、昔愛した人を訪ねて古い屋敷にたどり着く。誰も住んでいない屋敷の中では、地元の子どもたちが映画撮影ごっこをしていた。子どもたちと共に映画撮影をはじめる…
>>続きを読む1919 年、戦争の傷跡に苦しむドイツ。婚約者のフランツをフランスとの戦いで亡くしたアンナも、悲しみの日々を送っていた。ある日、アンナがフランツの墓参りに行くと、見知らぬ男が花を手向けて泣…
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