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マザー
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マザーの作品紹介

マザーのあらすじ

1948年のインド、カルカッタ。ロレト会修道院を去り、慈善会を設立しようとする直前のマザー・テレサの葛藤に満ちた一週間を描く。

原題
Mother
製作年
2025年
製作国・地域
ベルギー北マケドニア スウェーデンデンマークボスニア・ヘルツェゴビナ
上映時間
104分
ジャンル
ドラマ

『マザー』に投稿された感想・評価

Omizu
3.4
【第82回ヴェネツィア映画祭 オリゾンテ部門出品】
『ペトルーニャに祝福を』テオナ・ストゥルガー・ミテフスカ監督作品。ヴェネツィア映画祭オリゾンテ部門に出品、東京国際映画祭コンペにも出品された。

マザー・テレサの独立前夜を描く作品。『ミレニアム』ノオミ・ラパスがある出来事で葛藤するマザー・テレサを演じている。

過不足ない演出でスリラー的に描かれたマザー・テレサ像がなかなかユニーク。同僚の修道女がある事態に陥り、信仰との間で揺れる。繊細な演技で魅せるラパスは素晴らしい。

ただ、もう一つという印象。ビジュアルは美しいし、プロダクションもしっかりしているが、物語自体にあまり捻りがなく一本調子。

悪くはないがミテフスカ監督にしてはパンチが足りない印象。とはいえ見ごたえはあるしラパスの存在感もいい。水準作と言えるだろう。
レビュー記事全文はこちら↓
https://cula.jp/2025/11/01/mother-review-tiff/

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聖職者として生きる者が、最初から聖職者であったはずがない。神父も僧侶も、元を辿れば皆、一人の赤子として生まれ、少年少女として日々を重ね、人生のどこかで神に仕える道を選んだに過ぎない。つまりは、私たちと何ら変わらない一人の人間なのだ。そうであるなら、その内に葛藤が一切存在しないなどということがあり得るだろうか。ミテフスカ監督は、そうしたマザー・テレサの”人間性”を長年かけて探求し、17年という歳月を企画・製作に費やして、聖人ではなく一人の女性としての彼女を描く映画を完成させた。

万人の「マザー」として礼節を持って尊敬される人物も、もとを辿れば私たちと同じ一人の女性に過ぎない。であるならば、彼女にもさまざまな苦悩や疑念があり、誘惑と戦い、そして普遍的な願望を抱くこともあったのではないだろうか。もしかすると、普遍的な意味での“マザー(母親)”になりたいという気持ちさえあったかもしれない。実際、彼女の手記には疑念や自己顕示欲が記されており、監督も登壇ステージで、テレサが非常に柔軟で自由な精神を持った女性であったと語っていた。

本作が秀逸なのは、そうした自由な精神を持ちながらも後世に尊敬されるようになった反逆児たる偉人の本質を、ラウドなパンクロック音楽で表現してみせた点だ。この大胆な音楽のチョイスには心底驚かされ、本作を忘れがたい一作へと昇華させている。

また、修道女たちが無邪気にボール遊びをするシーンも印象的だった。一人の女性としての彼女たちの姿を目にしたとき、「彼女たちと私たち、一体何が違うのだろう」という感覚に捉われずにはいられなかった。​​​​​​​​​​​​​​​​

ノオミ・ラパスは、テレサの葛藤を非常に抑制の効いた演技で表現し、繊細な表情の変化だけで観客を引き込むいくつものカットを生み出した。

マザー・テレサに対する新たな着眼点と人間味あふれる脚本、修道院の洗練されながらも完全に清潔とは言えなさそうなリアリティを感じさせる撮影セット、そしてまさかのラウド音楽とノオミ・ラパスの繊細な演技。それらすべてが有機的に結びつき、重厚な一作として結実している。​​​​​​​​​​​​​​​​
現在開催中の東京国際映画祭で観てきました!
主演はあのノオミ・ラパスで、有名になる前のマザーテレサのある数日を描いていました。

正直マザーテレサってどんな人かよくわかってなかったんですが、この作品でとても人間味ある姿が描かれていました。

東京国際映画祭の良いところ…作品によりますが上映後にゲストが出てきてくれること。
ということで、上映後の監督の質問タイムにて、当時を知る人物からもインタビューをした、と言っていたのと、実際に残されていたマザーの手記を元にされているらしいので、かなりリアルなマザーテレサが描かれていたんだなと思いました。

作品を彩るBGMがロック調なのが気になりましたが、やはり疑問に感じる人が多かったようで監督に質問されている方がいましたな。

余談ですが、マザーテレサの出生地がマケドニア、監督の出生地もマケドニアでマザーテレサが生まれた地から1kmくらいの場所らしいです。

ノオミ•ラパスの演技も良く、面白い作品でした!

#TIFF
#東京国際映画祭