さよなら、僕の英雄を配信している動画配信サービス

『さよなら、僕の英雄』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

さよなら、僕の英雄

さよなら、僕の英雄が配信されているサービス一覧

『さよなら、僕の英雄』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
代わりに『さよなら、僕の英雄』を上映している映画館が見つかりました。
上映館
 - 7館
U-NEXTに入会して対象映画館のチケットをお得に入手する方法

U-NEXTに入会すると上映作品を映画館でお得に観れます。
TOHOシネマズ、イオンシネマ、109シネマズなど多くの映画館が対象になっています。

  • 無料トライアル登録特典
    31日間無料の初回登録で600ポイントがもらえます。
  • 映画チケット引き換えクーポン
    1枚1,500ポイントで映画チケットを発行できます。無料登録後に900ポイントを追加すれば、実質900円で映画を観ることができます。
  • 月額プラン会員特典
    次月以降は毎月1,200ポイントがもらえ、300ポイント追加で毎月1本映画を観ることができます。

さよなら、僕の英雄が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
Hulu
Netflix
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS
music.jp

さよなら、僕の英雄の作品紹介

さよなら、僕の英雄のあらすじ

強盗事件での服役を終えたアンカーは、逮捕前に大金を預けた兄・マンフレルと15年ぶりに再会。しかしマンフレルはその隠し場所を忘れ、自分をジョン・レノンだと思い込んでいた……。生まれ育った実家の森に埋められているはずの大金を掘り起こそうとするも、どうにも見つからない。アンカーは精神科医とともに、マンフレルの記憶を取り戻すためビートルズの再結成を決意。しかし現れたのは珍客ばかりで、事態は混乱の一途をたどっていく。

さよなら、僕の英雄の監督

アナス・トマス・イェンセン

原題
Den sidste viking /The Last Viking
公式サイト
https://cinema.starcat.co.jp/goodbye-myhero/
製作年
2025年
製作国・地域
デンマークスウェーデン
上映時間
116分
ジャンル
ドラマコメディクライム
配給会社
スターキャットアルバトロス・フィルム

『さよなら、僕の英雄』に投稿された感想・評価

kuu
3.8
『さよなら、僕の英雄』
原題または英題 Den sidste viking
製作年 2025年。上映時間 116分。
映倫区分 PG12
製作国 デンマーク・スウェーデン合作

デンマークのアナス・トマス・イェンセン監督が、これまでにも数々の作品でタッグを組んだマッツ・ミケルセンを主演に迎えて描いたヒューマンドラマ。

マッツ・ミケルセンちゅう役者さんの真骨頂は、寡黙な佇まいの裏に、今にも決壊しそうな狂気と切なさを同時に同居させられる点にあるかな。
今作品『さよなら、僕の英雄』でもその泥臭くも神聖な演技論は健在で、北欧の至宝が魅せた、キャリア史上最も哀愁漂うブラック・ユーモアと呼べる。

撮影の舞台裏では、マッツ自身がレノンの楽曲や生前のインタビュー映像を徹底的に研究し、単なるモノマネではない精神のトレースを試みたというトリビアも残されている。
彼を支える共演陣も、ハリウッドのメインストリームとは一線を画す実力派のインディーズ俳優たちが固めており、社会のシステムからこぼれ落ちた愛すべきはみ出し者たちの群像劇として、画面の隅々にまで濃密なリアリティが息づいていました。
 
今作品を観ていた時、脳裏を不意に、あの凄惨なジョン・レノン暗殺事件と犯人マーク・チャップマンの姿がよぎった。
マッツ・ミケルセン演じる主人公マンフレルは、過酷なトラウマから記憶を失い、自分はジョン・レノンやと思い込んで生きている。
彼にとってレノンという人格は、現実の苦痛から心を守るための究極の避難所と云える。
愛と平和の象徴になりきることで、彼は精神の崩壊を食い止めているし、この映画が描く奇妙な防衛心理は、チャップマンが抱いた小説『ライ麦畑でつかまえて』への妄想と、不気味なほどに重なり合う。

チャップマンもまた、孤独と激しい劣等感から逃れるため、主人公ホールデン・コールフィールドに自分を完全に同化させていた。
大人の偽善を嫌う純粋なキャラを、脆い自己を守るための鎧にしていた。
ありのままの自分では現実を生きられない絶望から、誰もが知るポップカルチャーのアイコンを乗っ取る。
二人の根底にある心理メカニズムは、驚くほど共通してて、しかし、その鎧をまとった男たちの結末はあまりにも対照的と云える。 映画のマンフレルが抱く純粋な狂気は、周囲のはみ出し者たちを巻き込み、奇妙で温かい救済の共同体を作っていく。
一方で、現実のチャップマンの妄想は内側へと暴走し、大金を稼ぐ偽善者に見えてしまった本物のレノンを排除すると云う、最悪の凶行へ至った。
ポップアイコンという心の鎧は、傷ついた魂を包む毛布にもなれば、他者をあやめる凶器にもなる。
映画の優しいブラックコメディにクスリと笑いながらも、そこに潜む現実の重圧に耐えかねた孤独な人間のポートレートに、小生はどこか背筋が寒くなるのを禁じ得なかった。
 
この物語が我々に突きつけるのは、本当の自分とは何かと云う、SNS全盛の現代を生きる誰もが直面する哲学的なバグそのもの。
現代社会では、誰もが理想のタイムラインを作り上げ、何者かになりすますアカウントを持って生きている。
マンフレルのレノン化は、云わばその究極のバグであり、同時に生き延びるためのセルフハックでもあった。
我々は日々、リアルな自分とデジタルな理想像の間でアイデンティティを擦り減らしているが、この映画は、たとえ偽りのハリボテであっても、それが他者を救い、自らを癒すアートになるなら、それはもうひとつのリアルではないかと語りかけてくる。
自己を喪失した男が、他人の皮を被ることで逆に本物の人間性を獲得していくアイロニー。 
シニカルな笑いの隙間からこぼれ落ちるその本質は、効率性や有用性といった冷徹な物差しで人間が品定めされる現代において、一筋の救いとして機能している作品じゃないかな。

あらすじ・キャスト
強盗事件で服役していたアンカーは、出所後、事件の際に大金を隠した兄マンフレルと15年ぶりに再会する。しかしマンフレルは隠し場所を忘れているばかりか、自身をジョン・レノンだと思い込むようになっていた。2人は隠した大金の入ったバッグを探す旅に出るが、その道行きはやがて、それぞれが自分自身の在り方を見つめ直す旅へと変わっていく。

記憶を失い自分をジョン・レノンと思い込んでいるマンフレルをミケルセンが演じ、風変わりで独特なキャラクター像を体現する。弟アンカー役には、同じくイェンセン監督と何度もタッグを組んできたニコライ・リー・コスが扮する。2025年のベネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門でワールドプレミア上映され、本国デンマークでは同国の実写映画の歴代興行収入記録を更新する大ヒットを記録した。
ぶみ
3.5
はみ出し者でも、構わない。

アナス・トマス・イェンセン監督、マッツ・ミケルセン、ニコライ・リー・コス主演によるデンマーク、スウェーデン製作のドラマ。
自身をジョン・レノンだと言う兄と、刑務所から出所し、大金を隠した鞄を見つけようとする弟の姿を描く。
主人公となる兄のマンフレルをミケルセン、弟のアンカーをコス、二人の姉のフレイヤをボディル・ヨルゲンセンが演じているほか、ソフィー・グローベール、ソーレン・マリン、ニコラス・ブロ等が登場。
物語は、影絵のようなスタンダードサイズ画角の御伽噺と思しきアニメでスタートとするのだが、その内容が、皆が片腕を失うという、えげつないもので、一体この後何を見せられるのだろうかと、不安になることに。
すると、場面が一転、大金が入った鞄と銃をロッカーに預けたアンカーが、ジグソーパズルをやっている兄・マンフレルのいる自宅に帰ると、すぐに戻ると告げ、ロッカーの鍵をマンフレルに飲み込ませたうえ、テレビでは強盗事件が報道されているので、まるでクライム・サスペンスかのようなオープニングとなっている。
次には、15年後となり、マンフレルと姉のフレイヤの元に刑務所から出所したアンカーが帰宅、かつての仲間が金をせびりに来る中、大金の在処をマンフレルに聞くも覚えておらず、そのマンフレルは、すぐ犬を盗んでくる、自身をジョン・レノンだと信じ込み、ジョンと呼ぶように強制する、挙句の果てにマンフレルと呼ぶと自殺しようと突拍子もない行動に出ると、一筋縄ではいかない状態なのが本作品の肝。
以降、そんなマンフレルの記憶を取り戻そうと、アンカーが精神科医の協力を得ながらビートルズを再結成しようとする様を中心として展開、しかし、うまくいくはずはなく、訪れる人々も変わり者ばかりと、なかなかなカオス振りを見せてくれた次第。
何より、前述のように、冒頭はアニメ、そしてクライム・サスペンス、中盤はシュールなコメディと、次々と空気感が変わっていき、一体、どこに着地するのか全く見えない奇想天外な脚本に終始魅了されたところ。
クルマ好きの視点からすると、アンカーが出所後に乗っていたのがオレンジ色が印象的な二代目モデルのフィアット・パンダ、兄弟の実家で民泊を営む主人の愛車が、MG・ミジェットというクラシカルなオープンカーであったのは見逃せないポイント。
ミステリ要素も盛り込んだ先の読めない展開と、ジョンだと信じ込んでいるマンフレルを演じた長髪マッツの怪演に魅了され、アンカーを演じたニコライとの凸凹兄弟の行き着く先に見つけたものに、思わずハッとさせられたとともに、エンドロールの一行の動きに、ニヤニヤせざるを得なかった一作。

例えるなら、イケアにしろ。
symax
3.9
"マンフレルはマンフレルが嫌になったんだよ…"

刑務所を出所したアンカーは、15年ぶりに兄マンフレルに会うと、自分は"ジョン・レノン"だと言い放った…

アンカーは逮捕前、強盗で山分けした大金を隠すようマンフレルに頼んでいたのだが、弟がいなくなったショックでマンフレルは自分がジョン・レノンと思い込み、現金の隠し場所を忘れてしまったのだ…

現金の隠し場所を見つける為にアンカーは精神科医のアドバイスに従い、ビートルズを再結成することにしたが、やって来たボール&ジョージ、そしてリンゴはとんでもない変わり者で…

"北欧の至宝"マッツがジョン・レノン?

しか情報を入れておらず、ほぼまっさらの状態での鑑賞…

マッツがぽーんに衝撃…

コメディーなのかと思っていましたが、ストーリーが進むウチに当初考えていた以上に重く、そして深く考えさせる作品でありました…

マッツ演じる兄マンフレルは、明らかに何らかの障害を持った人で弟アンカーが健常者に見えますが、実のところ弟の方が重い障害を持っているように見える…

兄として弟を救っていく物語なのでは?

そう考えると、冒頭とエンディングに語られるヴァイキングの寓話は本作の核心を描いているのかも?

ぶっ飛んだ発想、ホッコリさせといて突然のバイオレンス…そして…"マッツのぽーん"…なんか凄い作品を観たよ…

解せぬのは謎の邦題…なんとかならんかったのか…

『さよなら、僕の英雄』に似ている作品

関連記事

【発表】初日満足度ランキング!1位は映画『急に具合が悪くなる』