映画で学ぶ世界史⑪
ローマ史⑤


紀元前52年
アレシアの戦い（ガリア戦記）

　ガリア連合；ウェルキンゲトリクス
　　　　ＶＳ
　ローマ軍　；カエサル（シーザー）

古代ローマの歴史で”カエサル”に
関する映画を観ない訳にはいかないだろう・・と
あまり詳しくないガリア戦記について
事前情報をあまり入れずに、鑑賞

！！！！！

ガリア戦記の話だけど・・

　フランスの英雄
　　ウェルキンゲトリクス　の物語だった


事前情報
ウェルキンゲトリクスとは
ガリア戦線でカエサルの最大の敵

侵略してきたローマ軍に対し
武装隆起し、ガリア地方の複数の部族を
一つにまとめあげたフランスの英雄

ゲリラ戦や焦土作戦を用いて
各地で勝利を重ねたが、
最期はカエサルに敗北した

結果、ガリアはローマに平定される

敗戦の将となった
ウェルキンゲトリクスは
ローマで長い年月拘束され
最期は、処刑された




色々残念だった
フランスの映画だからかな？
この歴史を知っている事が前提の構成

幼少期；父との死別
青年期～
ローマへの反旗、部族統一、ゲリラ戦
先勝した戦と最後の大戦（敗戦）

後半のエピソードになるにつれ
行動原理が解りづらく、何故？となる
終盤の見せ場である”アレシアの戦い”は
籠城？後詰？反戦攻勢？焦土作戦？
ウェルキンゲトリクス、シーザーの思惑は？
ともかく、戦略が意味不明で
戦いの様相が全く解らなかった


極めつけは
　ウェルキンゲトリクスの台詞の和訳

　「賽は投げられた」

そ、その台詞はカエサルの言葉でしょ！？

うーん、ちょっと残念
ガリア戦記は別で学ぶことにする

　ガリア戦記の中の「アレシアの戦い」あたりをメインに描いたスペクタクル・アクション。
　歴史のお勉強。

大学の講義にて
53作目