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最後の億萬長者
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『最後の億萬長者』に投稿された感想・評価

菩薩
3.4
皮肉が効きすぎてもはや笑えん!観てないから詳細は不明だが三谷幸喜の『記憶にございません!』の元ネタこれなのでは?ってかあれももう劇中の総理の支持率が2.8%より現政権の支持率が約50%の方がよっぽどギャグだろうと…。

財政破綻した架空の小国家が舞台(観光とカジノで成り立ってる時点でモナコっぽいが…)。国庫の資金は0、公務員には半年近く給与が支払われておらず、国民の大半は物々交換で生活をしている(賭けの元手ですら日用品)。どげんかせんといかんとの事で、美しき王女を生贄に同国出身の世界一の大富豪を招聘し大金を出資させようとするが、彼はその大金を盾に全国家権力を握ろうとする。そんな彼に反旗を翻す旧体制派、KKKを思わせる白装束に身を包み彼の寝込みを襲うが、その際に大富豪は頭を強打し記憶喪失&完全なキチガイへと化す。その後はアホな法律を乱発、例えば椅子禁止令、長ズボン禁止令、直立禁止令…と文字通り彼の「犬」となる事を強要する始末。一度完全に破綻した国家の末路としては余りにも恐ろしいし、昨今のこの国の現状を鑑みるにこれはもはや人事とは言えない事態に発展していく…。まぁ一応お後はよろしい様にはなっていくが、ってかもうどうにもならないことになっていくのだが、そうならない様に国民はある程度賢さをキープしていかねばなりませんね、頑張りましょうね大人達…せめて笑える世の中であって欲しい…。まぁまぁ力技が頻出するので若干の評価ダウン、オモローっちゃオモローだし、DVD400円くらいで買える、オヌヌメ。
Omizu
3.9
【1935年キネマ旬報外国映画ベストテン 第1位】
『自由を我等に』『リラの門』などのルネ・クレール監督作品。カジナリオなる架空の国家で繰り広げられる社会風刺コメディ。

ルネ・クレールの流麗でスッキリした画面と鋭い風刺が効いた傑作コメディ。かなり楽しめた。

カジノで財政を補っている裕福な国カジナリオ、その余裕にかまけて減税などを行った結果財政は悪化。それを改善するためにカジナリオ出身の富豪バンコ氏と王女イザベルを結婚させようとするが…

クレール作品はハリウッド時代のアガサ・クリスティ原作『そして誰もいなくなった』しか観ていないと思う。そちらはミステリーと相性が悪かったのか微妙な出来だったけど、この作品のような喜劇でこそ実力を発揮する作家なのだなあと見直した。

国歌しか演奏できない宮廷楽団や、中盤頭を打っておかしくなったバンコ氏が出すトンチキ法律がなんともおかしい。家臣に犬のまねをさせたり、ヒゲのある男性は休日短パンで散歩しなければいけない、とか。

利用されるだけのバンコ氏が可哀想に思うけど、終盤正気に返ったバンコ氏の痛快なやり返しがおもしろい。

短いのもいいね。スッキリとまとまった、でも痛烈に社会を皮肉った傑作コメディ。
所有DVDにて再鑑賞。

今でも十分に通用するギャグが満載なのには驚かされる。
特にツボに入ったのが、
とある破たん寸前の国が舞台になっていて、国民は飲み食いするのも物々交換といった有様。

店での食事後のやり取り、

『勘定!』といって客がニワトリを一匹ボーイに差し出す。
『お釣りが…』とボーイ
『くずしてこいよ』と客
ヒヨコ2匹と卵1個を持ってきて客に返す。
客は、無言でチップがわりに卵をボーイに渡す(笑)

こんな感じのネタが楽しめますよ♪

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