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ぼくら、20世紀の子供たち
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『ぼくら、20世紀の子供たち』に投稿された感想・評価

RIO
4.5
もっと時間を置いて観たかったけど欲張りはよくない

序盤から飛ばして子供たちが街の往来で煙草を吸いながら無邪気に戯れている 話も聞かず育ててもくれない大人を捨てて自らコミュニティを作り何とか命を繋ぎ中立国ができていた

犯罪者として捕まり収容所で映された少年たちが年齢ごとに並んでいるその顔は上に行くほど重苦しさが増していった

劇的なワレルカの登場に気持ちが一瞬の間だけ蘇った 彼の存在に何かを託していた自分の気持ちにも気づく感覚

台本なのかホントなのか分からないけど相変わらずのワレルカのことはその表情からしか窺わえないまま迎えたエンディングがかなりのパンチ&ヘビーだった ラストの監督のとんでもない質問の意味は何だろう

久々の再会をするディナーラとパーヴェルは肩を寄せ合って囁くように話す姿はワーリャとワレルカのようだ
ワーリャの質問に答えるワレルカはロシア人は自尊心が強いから失敗する 収容所は身と心を洗濯するところと飄々としてました 今をどう生きるかが問題なんだと言う顔 それは少年の頃と何も変わらないまま

電車に乗るのに必死な大人たち
誰も監督の質問には答えてくれない

取り上げた題材もさることながら其々の人間たちのリアルを織り交ぜて「動くな⋯」からの時間軸も合わせて全体像がほぼ完璧に想像することができる
自分の時間も絡んでくれる映画を観ることの醍醐味を与えてくれた素晴らしい3部作だった
pika
2.0
これはモキュメンタリー!?と勘ぐるくらいにドキュメンタリーにしては作為的な印象を受ける。

簡単にだから本当かどうかは判断しかねるけど、前2作に主演したパーヴェル・ナザーロフが出演後ストリートチルドレンへ戻り罪を犯して服役している、という噂を聞いたカネフスキー監督が彼を探すために撮り始めたドキュメントだとか。
それが本当だとして監督のショックはとてつもないものだっただろうけれども、それならば、であるならば、カネフスキー監督の比類なき見事な手腕があるのだからそのショックをバネにして「ドキュメンタリー」ではなく「映画」して欲しいと思ってしまった。

序盤は、前2作と連なる三部作としての系譜で戦後ソ連の子供達を映した最後の作品に「ソ連崩壊後の混乱の現代」を映し出すため、ドキュメンタリーという手法を取ったのだと心底感心して鑑賞を進めていた。
が、今という時代を切り取るため、親から逃げたもしくは捨てられた子供達の視点から映すにしては誘導するような質問内容であったり、パーヴェルを探していたにしては手が加えられてるのではないかと見紛うような劇的さなど、どの点に主軸を置いているのか、はたまた両方なのかが個人的には伝わらず、せっかくのドキュメンタリーなのに全く心に響かなかった。

登場するストリートチルドレンや罪を犯した子どもたちは本物だし、彼らがポツリポツリと語る話や表情など、現実に存在する闇を映画として遺す価値は充分だと思ったので中盤までは素晴らしく意義のある作品だなと感動して見ていたが、であるからこそ徐々にジワジワと個人的な意味でのショックが積み重なっていった。
本物であるのにリアルな質感のない画面、子どもたちを撮りたいのかパーヴェルを撮りたいのか、監督の混乱が滲み出るかのように映画そのものがブレブレな印象。
2人の再開も本物だろうに虚構のような空気感が漂い、追い打ちをかける最後のセリフ。非常に強烈な質問ではある。が、

そういうのを「映画」にして欲しい!!!!
「動くな、死ね、蘇れ!」や「ひとりで生きる」のように!!!!
現代の!ロシアになった今!の混乱を!!
カネフスキー監督の手で「映画」として生み出して欲しい!!!!!
個人的にこれはテレビ番組と変わらない。
映画の力を使って、現実の闇を本物として観客の心に届けて欲しい!!!
だって、それができる力を持っているのだから!!!!
パーヴェルの現実にショックだったんだろう、わかる。わかるよ。私もめちゃくちゃショックだった。
だけど、私はカネフスキー監督に対しての、この作品に対してのショックの方が大きかった。
泣泣泣泣
mi
4.5
ドキュメンタリーかどうかは置いてといて、非常に観念的でありつつ、精神性豊かな映画だと思いました。
前半の悪ガキたちのセリフと所作(タバコバカバカ吸ったり)が、年齢的な違和感として際立ってて笑った。
質問しまくるカネフスキーへの答えがいちいち秀逸で、こんな答えほんとに自然に引き出してんのか?けど言わせてるとしたら演技がうますぎないか?とか考えさせてくれてありがとうございます。そもそも刑務所であんなにずけずけ質問すること許されへんやろって気がする。
全員で踊ってるのがすげえいいシーン。
唯一子供っぽかった。
例の二人が再開するシーン素敵すぎる。
カメラの存在を忘れて別れを惜しむ二人の所作は本物だったし強度が高い。
全編通して思ったのはカネフスキーにとって歌は救いや希望だったのかもきれないということ。
「一番罪なのは絶望することだわ」「秋っていうのは収穫の時期だぜ」

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