的確なタイミングで開く扉が生み出す縦構図からディナーラ・ドルカーロワが現れる瞬間の素晴らしさ。ソ連崩壊後の混乱渦中の子供達にズケズケ踏み込むカネフスキー。明らかに演出したこの場面、パーヴェル・ナザー…
>>続きを読む再会のシーンで3部作が繋がりあらゆる境界が溶解していくカタルシスが素晴らしかった。3部作まとめてひとつの作品と見なせるし、邂逅の場面がクライマックス。ディナーラが現れるシーンが、前2作のガリーヤ/ワ…
>>続きを読むガリーヤが現れているシーンだけが綺麗。
私も誰かの守護天使になりたい。
今作でもカネフスキーは刺すような露悪性とピュアさで画面の奥から殴ってくる。
犯罪を笑いながら語る子どもたちがひたすら続くのが…
変わらずエネルギーを奪われる。一時間二十分ってうそみたいだ。
真っ暗闇の向こうから声が聞こえて現れる赤ん坊。考えて見たら一作目も真っ暗闇のトンネルから坑夫たちがやってきたんだっけかな。
街の不良…
都合が合わず、ワレルカとガリーヤの
『ひとりで生きる』をみられなかったのだけど
パンフレットを熟読して想像。
(斎藤真理子さんが寄稿しているではないか!素敵な文章でした)
そして本作に。
カネフ…
映画至上の見つめ合う瞬間 映画は、映画そのもので完結していればよいと思うほうだけど、どういう経緯で、段取りで、フィクションで、リアルでそうなったのか背景ばかりが気になった 今度ディナーラ・ドルカーロ…
>>続きを読むドキュメンタリーだったけど何となく続き物としても見られるような不思議な面白さがあった。
前編を通して「悪事とその罰」のようなテーマがある気がする。ワレルカの現状とか、何というか虚構世界分の罪まで背…
ヴィターリー・カネフスキートリロジーにて。、ソ連崩壊後、混乱が広がるロシアの都市で、ストリートチルドレン(路上生活を余儀なくされている子どもたち/社会の辺縁で生きる若者たち)の実態をカネフスキー自身…
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