失せろポリ公と言ったら蹴られた
だから俺は良い加減にしろと怒鳴ったんだ
というのを小学校低学年ぐらいの子供がインタビューで回答する三十年前のロシア。生きるためには手段は問わず、殺しまでもで罪悪感な…
動くな、死ね、甦れ!を観てから観るとちょっと嬉しいシーンがある。
盗みもする、金をくれるなら殺しもする、って言ってた子供が自殺は?って聞かれて「教会では自殺は最も重い罪だよ」みたいなことを言っていた…
『ぼくら、20世紀の子どもたち』『ひとりで生きる』の順で観た。
最初と最後が円環になっている。倉庫のような入口の鉄の扉が開くショットに続き、産院のベッドと思われるところに3人くらいずつ均等に累々と並…
まだ幼かったワレルカは映画と監督に守護され、大人びたワレルカは映画から追い出される。足を踏み入れた現実には誰からも護られる事なく、盗み、襲いながら生活している沢山の子供たちがいた。この映画は役名を無…
>>続きを読む強烈だった。
かなり演出してるだろうし編集もしっかりしてるけど、作られたものじゃないという強度がストリートチルドレンたち被写体によって強く感じる。タイトルに「ぼくら」と入る意味が被写体の主張の強さで…
5歳で盗みや煙草、シンナーを体験したことを自慢げに話す子供たち、ドキュメンタリーであることにゾッとする。それに対して教会で歌う子供たちは質の良い服を着て肌艶がよく、話す時もよく考えてゆっくり話してい…
>>続きを読む屈託のない笑顔でタバコを吸うロシアの子どもたち。改めてドキュメンタリーの危険性(=shooting)を感じさせる作品であった。
ワレリヤとガリーヤ役の2人があんなにドラマティックなかたちで再会して…