暴動島根刑務所の作品情報・感想・評価

「暴動島根刑務所」に投稿された感想・評価

小森

小森の感想・評価

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ムショで焼き入れられまくった自業自得男の松方弘樹が他の囚人を焚きつけて大暴動を起こす。
刑務所占拠からのお祭り騒ぎが凄い。何もかも行き当たりばったりでダメダメだけど、生きる事への執着が異常だった。
t

tの感想・評価

4.5
囚人たちが全裸で豚と入り乱れる辺りから狂気のボルテージが鰻登り。暴動シーンの突き抜けた祝祭感はあまりに感動的。ここには暴力しかない!
犬の交尾で発情し、灰ジャケットに真っ青なシャツと真っ赤なネクタイという出で立ちで布団に潜り込むほぼ動物のような松方弘樹。相変わらずギラついた北大路欣也。刑務所でのテーブルマナーを教育する田中邦衛。ラストの網走展開にはやられたという感じ。
戦後の刑務所と受刑者恐るべし!こんな悪くて熱い男たちを封じ込めることなんて不可能!沢本(松方弘樹)見てたら、田中角栄、力動山のように住む世界は違えど一昔前の日本には、化け物がたくさんいたんだなぁ。
刑務所モノとしても脱獄映画としてもバディー映画としても面白い!
RyoOnishi

RyoOnishiの感想・評価

4.0
暴動起こして刑務所占拠した日の夜の描写がたまらない。
計画性など微塵もなく、大脱走というよりは、目の前の生にしがみく為の有り余る野生のエネルギーをひたすら見れる。
手錠切るシーンとか釘飲むシーンとかフレッシュな描写も一杯あって大満足。
mrhs

mrhsの感想・評価

3.5
あまりにIt's a Man's Man's Man's Worldな映画だが、面白いから困ってしまう。

受刑者に懲罰として全裸うさぎ跳びをさせるあたりに昭和を強烈に感じた。
荒れに荒れ狂う松方弘樹×中島貞夫によるアンチ『大脱走』。「飯よこせ!」からの乱闘が素晴らしい。
yoruichi

yoruichiの感想・評価

4.0
松方兄貴、クソ馬鹿扱いされる笑。いろんな物を詰め込んだコメディ、楽しい〜。なかなかの屁理屈大魔王現る。
shinnaoki

shinnaokiの感想・評価

3.7
元気の良すぎる映画。しかも、面白い。
プリズンブレイクの東映実録バージョンみたいな感じかな。
熱い男たちの暴動物語。
メシに対する貪欲さが眼を見張る。
臭いメシでも、やはり刑務所の中ではそれがいちばんの楽しみ。
メシに対するこだわりが見えるシーンが多々あり、それが原因で暴動にもつながる。メシの恨みとは怖いものだ。

脱獄後もどうもだらしない松方弘樹を見ると、どうしようもないごろつきなんだけど、かなり松方弘樹はカッコ良いです。

95本目。
刑務所ベテランの田中邦衛のお食事作法やら、金子信雄がめったうちになるやら、釘飲み込んで病院送りになろうとして看守に山ほど芋食わされるやら、豚育てる禁止されてダイブするやら、ゲイカップルが混乱に乗じてキスするやら、犬の交尾をみて欲情するやら、まぁとんでもない映画ですよ。笑って笑って泣かずに笑ってって感じです。ほいで島根なぜ島根なのかよくわかりません。歌もいいんですね。最強の映画でした。
東映の実録ヤクザ映画路線。
仁義シリーズで成功を収めた深作欣二に対して、一風変わった作風で怪作を撮っていたのが中島貞夫。

市岡、松村、山守、槇原、早川、氏家…
仁義メンバーも数多く登場し、山口や島根が舞台だけに広島弁寄りの言葉が飛び交うのも嬉しい。

雑味に溢れたバイオレンスムービーだが、実にエネルギッシュで痛快。
山口、大阪、島根、そして網走行きの列車で…
ダイナミックで出鱈目な脚本は気づけばバディ物へと七変化。
さあ、これからと見れば…
突っ込みどころは満載。

坂井の鉄っちゃんでも、藤田でも、市岡でもない松方弘樹の一本気な表情が堪らないし、北大路欣也も負けちゃいない。
ドーランだろうがブルックリンの住人のような二人のチョコレート色の顔面。
そこから浮き立つ視線の力強さは破壊力抜群。

松方本人によるナレーションもユーモアとペーソスが感じられ味わい深い。



〜〜〜



釘呑みとブルージーなギター。
芋をたらふく食わせ、芋ごとセーフティーに釘を排泄させる荒技。

シェパードの交尾から生娘へ無理強い。

絞首刑を行う薄暗い一室。
絞首台の周りに鮮血。
なんでも死刑囚は血を撒き散らしながら死んでいくらしく、"ぶら下がったとんがらし"なんだと。

刑務所制圧後の炊き出しと食事。
旺盛な食欲にこちらも元気になる。

刑務所での食事の作法を訥々と諭し、豚を慈しむ田中邦衛の抑制の効き過ぎた怪演。
金子信雄のおそらく筆入れし過ぎた極太の眉。
ちょいとガラの悪い佐藤慶の美声。
映画館のトイレでうんこ漏らすだけの小松方正。
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