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恐怖の逢びき
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『恐怖の逢びき』に投稿された感想・評価

Cem
5.0
不倫に溺れる男女の偽善と恐怖をモノクロで映し出す、サスペンス・スリラー♡♬*゚

富豪と結婚するも退屈な生活をおくるルチア・ボゼーが凛として美しい。だが誰も愛しちゃいない冷酷魔性っぷりが恐ろしい。逢びき中の男女が轢き逃げしてしまう冒頭からサイコー。びくびく脅える日々、終いには事件の目撃者らしき厄介なオジサン登場に大ピンチ。何も失うものがない男と、今の地位を守りたい女。破滅の道へ辿る様が滑稽だ。
4.0
【R.I.P. Lucia Bosè】
新型コロナウイルスで都内の映画館はほとんど休館し、戒厳令に近い状態になっている週末をいかがお過ごしでしょうか?

新作が観に行けないのであれば旧作に力を入れようと、米国iTunesを漁っていたら、面白そうなヴィジュアルの作品が見つかりました。『恐怖の逢いびき』は先日、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった女優ルチア・ボゼー出演作。ならば彼女の死を偲んで本作を観ようではないかと挑戦してみました。

赤坂太輔の名著『フレームの外へ: 現代映画のメディア批判』におけるフレームの外側とは結局どういったものなのか?本を読んだら実践してこそ理論は血となり骨となります。そして『恐怖の逢びき』はフレームの外側に魅力が溢れており、分析するに最適な作品であった。

冒頭、荒涼とした荒野が映し出される。次の場面で、車が急停車する。男が車から出てきて駆け寄る。画面の前面には、ぐにゃりとひん曲がり倒れている自転車がある。この構図だけで《轢き逃げ》を説明することができる。「彼はまだ生きている!」「逃げましょうよ」最小限の会話で、その場を立ち去る。このドライさと暗い雰囲気は、この物語全体に漂う陰鬱な感情を象徴しているように見え、映画の顔となる。

彼らは不倫中だ。街へ帰ると、不倫がバレるのでは?轢き逃げがバレるのでは?といった恐怖に精神が蝕まれる。共犯関係となった不貞な二人は目線で会話する。互いに、監視し、監視されている関係を、フレームの外側へ目線を向けることで表現している。その目線は、周囲の人間との会話が成立していないことへ繋がり、妙な距離感で目線を合わせずに他者と会話する場面は、主人公の後ろめたさを強調していると言えよう。

さて、そんな演出の中で特記すべきは、ピエール(アルベルト・クロサス)の心理的恐怖を、大学の講堂を使って表現した場面。大学教授であるピエールは、生徒に数学の問題を解かせている。暇つぶしに新聞を読み出す彼だったが、「自転車事故」の件が取り沙汰されていることを目撃し焦り始める。そこに講堂に無数に並ぶ学生の無機質な表情が挟まれる。そして切り返しで彼の青ざめた表情が映し出される。真実を社会に見透かされているのではという恐怖を演出するのに的確な表現である。人というのは個人対個人であれば、輪郭を把握できるのだが、個人対群になるとどこか得体の知れないものとなってくる。本作は個人対個人の対話で浮かび上がる、バレるかバレないかサスペンスと、個人対群の関係で魅せる真実を掴まれた息苦しさを自由自在に行き来することでクールなショットと背筋が凍る物語を体験できる代物となっていました。
フアン・アントニオ・バルデム監督作品。
不倫の仲であるフアンとマリアが自動車を走らせたところ、自転車に乗った男性を轢いてしまうが、そのまま立ち去ってしまい・・・という話。

不倫の仲と轢き逃げというサスペンス的なシチュエーションだけど、サスペンス感はあまり感じなかった。サスペンス感よりも、共産党支持者だった監督自身の主張が話の中で押し出されているような印象を強く持った。

劇中音が少なく淡白な印象を持ったが、関連付けるようなカットをつなぐ編集が印象的だった。

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