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花よりもなほの作品紹介

花よりもなほのあらすじ

001年のアメリカ同時多発テロとその後のアメリカの報復から着想を得たと言われる本作。 復讐の連鎖は何を生み出すのか…?岡田准一・宮沢りえら豪華キャストと、ユーモア溢れる描写の中に、 仇討の意義を問い直す。

花よりもなほの監督

是枝裕和

原題
製作年
2006年
製作国
日本
上映時間
127分
ジャンル
ドラマ

『花よりもなほ』に投稿された感想・評価

kuu
3.6
『花よりもなほ』
製作年 2006年。
上映時間 127分。

父の仇を討つために東京・深川の貧乏長屋に住み着いた田舎侍が繰り広げる、笑いあり、涙ありの是枝作品らしい人情と時代劇融合。
監督は是枝裕和監督が務める。個性豊かな住人と触れ合ううちに仇討ちの使命に葛藤しだす主人公に岡田准一、ヒロインに宮沢りえがふんする。人々のたくましい生の物語を現代にも通じるテーマ性と絡めた、人間味あふれるドラマが感動を呼ぶ。是枝監督、初の時代劇。
出演は、古田新太、浅野忠信、香川照之、寺島進、千原靖史、木村祐一、上島竜兵!!泪

元禄15(1702)年。
江戸の貧乏長屋に住む青木宗左衛門は、父の仇 金沢十兵衛を追って故郷・ 松本からやってきた田舎侍。
その長屋には女手一つで子を育て、慎ましくも力強く生きている未亡人、おさえがいた。
宗左衛門はおさえに一目ぼれするが、積極的に行動を起こすことも出来ない。
宗左衛門が奥手なのは恋愛だけでなく、信州松本藩の剣術師範の跡取りにも関わらず、剣術の腕がまるで立たないのだ。。。
剣の腕がからきしダメな侍の使命は父の仇討ち。武士らしく美しく散るか。
 
敷島の 大和心を 人問はば 朝日に匂ふ 山ざくら花

確かに潔し桜。

朝な朝な 掃き集めたる 落椿 紅腐る 古庭の隅に (正岡子規)

武士でも、椿のように花弁をハラハラとは散らさない花でもエエやないか、朽ちても、また咲く花のこやしになりゃ、命を繋げればby kuu。

BS日テレ『木曜は特選時代劇』でやってたし、また、今作品が是枝作品と知ってたし何気なしにみたら意外にも意外面白かった。
裏では仲代達矢の『切腹』やってたし迷たがこれはこの間見た。
今作品には、実在の人物である小野寺十内(原田芳雄)や寺坂吉右衛門(寺島進)なんかが登場してたけど、この二人は史実に残る赤穂浪士隊員。
物語はこの赤穂浪士討ち入り事件をダブらせながら、貧乏長屋に住むぺっぴり腰、ヘタレの武士の青木宗左衛門(岡田准一)による仇討ちと、彼を取り巻く長屋の人々とのふれあいを描く。
悲~ぁしみに~🎵出会う度~🎶人はみな~思い出すぅ~(中村雅俊は一切出演してません🙇)
今作品には個性ある出演者でユニークな長屋を演出しており、沈着そうで頼りない宗左と古田新太演じる軽妙な貞四郎のコンビは映画全体をほのぼのとさせてました。
この斬新とも呼べる(小説ではよくあるが)エンタメ時代劇映画の背景には、ドラマ、映画、演劇の原作として有名な『赤穂四十七士』の物語を独自に扱ったことにある。
今作品は、日本人の復讐心の開花や、『咲いてはすぐに散る桜』現世に執着せず、義のために命を捧げる武士の生き方の象徴としてる『花は桜木、人は武士』なんて理想を謳っているのを描くのではなく、武士のより平和主義的な視点に立っている。
復讐は家族を引き裂き、本能的な憎しみを植え付け、何世代にもわたって実現されない約束をさせるだけ。
赤穂卍リベンジャーズは江戸儒教の『忠』『義』と見ればまっこと偉いことをしたと云えるが、吉良上野介(吉良 義央)側からしたら、家臣、そして、民百姓は、赤穂の浪人たちには腸が煮えくり返ったやろう。
もし、浅野内匠頭が強迫性障害で乱心したのなら、吉良(上野介は百歩譲ってしかたないにしても)の家臣たちはたまったもんちゃうし、赤穂浪士たちは浅野にたいしては『忠』でも『義』でも、浅野家臣団は徳川家からしたら、完全無欠の『不忠』『不義』(吉良も両成敗なら『不忠』)。
実際、最近の歴史研究やと吉良は家臣や民にとても愛されていた善き藩主やとされてるし、複雑。
話しはそれたけど、今作品の脚本は控えめで緩やかなプロットで、悲劇的と思われる題材に質感を与えるために、ほとんどの場合、軽いコメディに頼ってた。 
四十七士の物語は、背景に隠された庶民の背景を提供することなく、あまりにも多く語られてきた。
時に無骨で、暴力の上に立ち、何か偉大なことを成し遂げたように見える赤穂浪士人々。
例えば、父親の死に際の頼みを無視してライバルを殺した落ち目の侍のようなんがいる。
今作品の映像は妙に埃っぽく、汚い。
しかし、個人的には常に目を引き、現実的だが魅力的な物語を作るのに役立っているって感じました。
全体として、今作品は、よく語られる物語を正すのに必要な作品なんちゃうかなぁ。

横道道草無駄話を徒然に
死刑制度の是非を論じるとき、日本では昔から仇討ちちゅう文化(よくよく考えたらイカれた文化)が認められていたことを兼合いにだされる。
せやし、遺族に代わってお仕置きよ!国家が仇討ちするシステムが必要や!
なんて主張する人は少なくない。
個人的にはリベンジもデスペナルティも反対。
過去の文化や習俗を存続の理由にするのなら、日本では今も男女共に髷を結い、一部の女子、特に京女などは立ち小便するちゅうということになる(江戸の川柳にある『京女立ッてたれるがすこしきづ』それは関係ないかなぁ😃)。
そもそも仇討ちは特権階級だった武士の規律であって、一般庶民に許されていたわけちゃう。
武士道を持ち出すなら、決闘を認める騎士道があったヨーロッパでは既に死刑を廃止しているとこもある。
理論ではこのように反論できるけれど、死刑制度を下支えする世相は論よりも感情がベースになっている是枝のリベンジに対する裏にある死刑制度。
『人が人を裁く』
今作品を見れば、人が人の命を奪うことについてどのように考えているのか、それがよく分かる。もちろんこれは史実ではないし、是枝の創作。
でも見ながら気付くのは、武士がみな律儀で勇敢だったはずはない、実際、刀と刀が対峙した決闘では一時間も打ち込めず、両者共にプルプル腕が震え、刀を鞘に納めやめることがしばしばあったと云われてる。
武士道よりも家族の幸せを願う侍だっていたはず。
むしろそのほうが普通かもしれへん。
定型を壊す。
固定化した思い込みを覆す。
それも映画の重要な役割なんかなぁ。
是枝監督作品8作目。
貧乏長屋で親の仇討ちをするとかしないとか言ってる武士の人情話。岡田准一くんが貧乏武士を演じる。同じ長屋の美人後家さんに宮沢りえ。吉本の芸人さんも多く出演してたな。
コメディなんだけど中間ちょっとタルかった。
忠臣蔵を軽くディスったりしてたのが印象的だったな。
4.0
仇討ちの意義を問いかけた時代劇。
是枝裕和が監督と脚本を担当し、岡田准一が主演、宮沢りえがヒロインを演じる。

1702年(元禄15年)。江戸城の松の廊下で赤穂の殿様が吉良上野介に斬りつけた1年後の江戸町の裏長屋が舞台。
殺された父の仇討ちのため仇を探すために松本から江戸に出てきて長屋に暮らす武士(岡田准一)。
彼は剣道の腕は全くダメで、同じ長屋に住む武家の後家さん(宮沢りえ)に心を寄せていた。
ある時、父を殺した浪人を見つけるが…… 

是枝監督初の時代劇作品。
個性豊かなキャスト達が、長屋に住む庶民たちの様々な人間模様を演じている。
貧しいながらも助けあって逞しく生きている長屋の人たちが微笑ましい。
そしてようやく捜し出した仇の相手にも家族が。
赤穂浪士の討ち入りと絡めて主人公の仇討ちの意義をユーモアを交えながら描いている。
果たして無事に本懐を遂げることが出来るのか?
「桜が散るのは来年また咲くためですから」
「今年よりもっと美しく」 

2022.3 BS日テレで鑑賞(特選時代劇)

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