象を喰った連中の作品情報・感想・評価

象を喰った連中1947年製作の映画)

製作国:

上映時間:84分

3.3

「象を喰った連中」に投稿された感想・評価

面白かったです😆病気で死んでしまった象を、解剖して、後々の為に研究するのかと思いきや 何とステーキにして食べてしまうとは😱

その結果 変な病原体に感染したかもしれない!!ってなって 大騒ぎになるってお話し。

ラスト、みんな注射できて良かったね😉

笠智衆様の名演技に脱帽!!

恐るべしバビソ菌(笑)
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5
笠さんまじチャップリンぽい。
新婚の奥様を気遣う安部徹も良かったしオデコから唇への2段階キッスも良かった。
しかし科学者たち諦め早過ぎだしうへの駅で前もってコート脱いで袖捲らないのとかそういうのが気になる。
主役のひとの銀歯もブルージーで良かった。
dailyfroth

dailyfrothの感想・評価

3.5
日守新一まつりで最高。象テキ…いやエレテキ? というのがおかしかった。
コメディとしてそんな面白くはないけど、切羽つまった状況での田舎ピクニックや長閑な物干し台などのうららかさが気持ちよい。日守さん、布団踏んでるよ!
病気で死んだ象の肉を食ってしまった4人の男が30時間以内に死んでしまうとドタバタする話。オチが最高にアホで少し残念だった。
妻が叫ぶと同時にカメラが後退して、次のショットでは笠智衆(確か)がむしゃらに走るのには少し笑ってしまった。
吉村公三郎ってチャップリンの映画を観て映画監督を志したらしい。全然他の作品観てないのでもっと観ていきます。
人非人

人非人の感想・評価

3.0
科学者たちが、死んだ象の肉をステーキにして食べる。チャップリン好きな監督が笠智衆にちょび髭を付けさせ、コメディアン風の演技させてる。本来は30時間で死ぬはずの流れ(30時間きっかりに死ぬはずもないだろうに)を、「この時計進んでるぞ」と、無理矢理ギャグで引っ張る展開に笑った。
面白かった。まさか、病気で死んだ像をステーキにして食べちゃうなんて驚きだ。食べた人たち死ななくて良かったね~(о´∀`о)
ALABAMA

ALABAMAの感想・評価

3.4
松竹映画。戦後、復員した吉村公三郎監督の復帰第一作。松竹大船作品。副題として、『科学と生命に関する一考察』とある。GHQの民間情報組織CIEによる検閲番号1074も確認できる。吉村公三郎という監督は松竹蒲田の助監督としてそのキャリアをスタートさせ、以後、新藤兼人らとともに数多くの喜劇を作り上げた。近代映画協会の設立にも参加している。チャップリンの映画を観て、映画監督を志したとのことで、作風もチャップリンの影響を多分に感じさせる小気味の良いコミカルな喜劇に仕上がっている。
戦後の東京。とある動物園で飼われ、戦火を逃れ生き延びた象のシロウが細菌研究所で病の治療を受けているという場面から物語は始まる。象の飼い主である博多訛りの男、山下は治療に当たる助手達に不安を抱いていた。博士は新婚旅行で不在。治療の甲斐なく、シロウは病により死亡。山下は悲しみの中、研究所を後にする。助手達は興味本位からシロウの身体から肉を切り取り、焼いて「象テキ」にして、夕餉で食べてしまう。山下も何の肉か知らされずに、シロウを口にする。真相を聞き、ショックを受けた山下は帰宅後、妻の一言から、以前シャムで象を喰った夫婦が30時間後に急死したことを思い出し、慌てて研究所へと戻る。早速、検死の結果、シロウの肉からはバビソ菌なる病原菌が発見され、学術書にバビソ菌を体内に入れた者が30時間後に死んだ事例があると書いてある。助手達と山下は自らが助かるべく、あらゆる方法を求めて奔走する。死に踊らされ、一喜一憂する男達のシニカルな喜劇。結末は本当にバカバカしいので、是非ご鑑賞あれ。
まずこの作品は決して倫理的な観点から物事を問うた作品ではない。あくまで象の死とその死肉を喰ったことは死というものを男達に纏わり付かせるきっかけに過ぎない。本作は非常におもしろいクレジットの仕方をしていて、研究所の助手達(原 保美、日守 新一、阿部 徹、神田 隆)と山下(笠 智衆)のクレジットの際は、「象を喰った連中」とある。そして彼らの恋人たち、若しくは妻に関しては「彼等をめぐる女たち」。それ以外の人々は「象を喰はない連中」となっている。人物の心情を誇張した表現がセリフ、動作に多々観られ、また芝居を切らないグループショットとフォローパンの多用により非常に滑らかな映画だという印象。カットをかけて割る際も、とても良いタイミングで人物の寄りに移行する。こればっかりは、この監督のセンスの光るところであろう。カットの割り方、ショットつなぎ方、音楽の入れ方、人物の芝居、どれをとってもハリウッド映画の影響を観ずにはいられない。大衆娯楽映画を撮る職人監督の技を観た一本。『科学と生命に関する一考察』というタイトルからは、科学が先行し、生命を疎かにしてしまった男達へのアイロニーを感じ取ることが出来る。
yuria

yuriaの感想・評価

3.8
吉村公三郎、『安城家の舞踏会』と同じ年にその前に撮った喜劇。戦後で象が日本に2頭しかいなかったとき。走って行く後ろ姿を俯瞰で追いかけ、戻って来る走る姿を俯瞰で撮るシーンはウキウキしちゃうコミカルさ!