『馬』に投稿された感想・評価

hiroki
3.0
馬が怖くて泣きじゃくっていた16歳の高峰秀子が黒澤明のために死ぬ気で乗馬するまでの3年間の記録。ただ群れと一緒の早駆けの場面は代役だったか?
koala
4.0



昭和16年制作……
軍馬となった馬は、丹精こめて大事に大事に育てられた馬なのだ……
それが、何頭も何頭も連なって戦地へ行く……

これが反戦映画でなくてなんなのでしょうね。
しかし、上手くできた…

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hide
4.0

カラー版にて鑑賞。

これは、デコさんファンが(まだ17歳の初々しいデコちゃんが)、かわいい馬っ子の世話を一生懸命にしているのを、頑張れー!って、マニアックに観る映画なのでありますな笑

しかし、ほ…

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☆東北農村の歳時記でしたが、その中で高峰秀子はデコちゃんでした。芯の強い、苦労の多い、でも人生に楽しみを見出している少女だけど女性。
☆かまくら、ナマハゲ、カンジキ等貴重な風俗。隣駅は盛岡ですけど、…

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東宝と映画科学研究所の共同製作。東北の農村。少女(高峰秀子)と馬の触れ合いを描いた作品。助監督は黒澤明だが、山本嘉次郎が数本掛け持ちのため、脚本から演出まで、大半を黒澤が手掛けたと言われている。
mikan
3.7

東北に住む少女と馬の母子との交流を描く
当時の東北文化がよく伝わる(なまはげがなまはげしているの初めて見た笑)。
黒澤明が助監督(製作主任)を務めている。
冒頭に東條英機の言葉があって驚き…ただ国策…

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cil
3.5

これは黒澤明コレクションで観たやつ(途中から集めるのが目的になって買うのをやめた)
しかし実質的な処女作とはいえ、被写体に馬を選択した彼が本当にフォードを意識していたのかは甚だ微妙で

私が思うに「…

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このレビューはネタバレを含みます

昭和16年のウマ娘。シンプルなタイトルから期待した以上の名作。特に後半馬が動き出してからが良くて、売られてしまった我が仔を探し駆け回る母馬のシーンや、ぐるぐる回りながら仔馬"小僧"の成長振りを見るい…

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1930〜35年昭和農業恐慌が癒えてもまだまだ苦境の東北農村が描かれ、その出身青年将校のクーデターにより腐敗政党政治を打破、軍部が大陸に引き寄せられ、軍馬調達が責務となった背景がある様だ。山本嘉次郎…

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このレビューはネタバレを含みます

盛岡市大釜の農家を舞台に、馬を育てる少女で家族を描いた感動作。

製作主任(実質、助監督?)黒澤明。

秋、冬、春そして夏と季節をおって、物語は進む。

お産間近の馬ハナを預かった小野田一家。
母は…

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