東北に住む少女と馬の母子との交流を描く
当時の東北文化がよく伝わる(なまはげがなまはげしているの初めて見た笑)。
黒澤明が助監督(製作主任)を務めている。
冒頭に東條英機の言葉があって驚き…ただ国策…
これは黒澤明コレクションで観たやつ(途中から集めるのが目的になって買うのをやめた)
しかし実質的な処女作とはいえ、被写体に馬を選択した彼が本当にフォードを意識していたのかは甚だ微妙で
私が思うに「…
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昭和16年のウマ娘。シンプルなタイトルから期待した以上の名作。特に後半馬が動き出してからが良くて、売られてしまった我が仔を探し駆け回る母馬のシーンや、ぐるぐる回りながら仔馬"小僧"の成長振りを見るい…
>>続きを読む1930〜35年昭和農業恐慌が癒えてもまだまだ苦境の東北農村が描かれ、その出身青年将校のクーデターにより腐敗政党政治を打破、軍部が大陸に引き寄せられ、軍馬調達が責務となった背景がある様だ。山本嘉次郎…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
盛岡市大釜の農家を舞台に、馬を育てる少女で家族を描いた感動作。
製作主任(実質、助監督?)黒澤明。
秋、冬、春そして夏と季節をおって、物語は進む。
お産間近の馬ハナを預かった小野田一家。
母は…
小野田一家
二葉かほる(祖母
藤原雞太(父
竹久千恵子(母
高峯秀子(いね
平田武(豊一
細井俊夫(金次郎
市川せつ子(つる
丸山定夫(先生
澤村貞子(奥さん
小杉義男(善藏
馬野都留子(女房
松…
その昔。営業で担当していた得意先の担当者が口が重くて、というより何も喋らない人で往生した。同族会社の専務だったので避けるわけにもいかぬ。やむを得ない、数分でもいいので毎週訪問していた。帰りがけいつも…
>>続きを読む蓮實重彦が『ジョン・フォード論』の中で、馬には映画のカメラはこの動物のために発明されたと思わせるものがあるというようなことを書いていたが、確かに馬の全身はスタンダードサイズの画面に収まりが良い。
高…