スズムシの鳴き声の止ませ方だったり電車の走行音だったりと音と行動を同調させるのが上手い。手紙の朗読を共同作業にさせロマンスに走らせるのではない外し方も気持ち悪くて良い。月に向かってまっすぐボートを走…
>>続きを読む正直途中までは文学的なロマンポルノを目指しているようにしか見えなかったが、ラストシーンのどす黒い画面にはやられた。これも前田米造が撮影しているのか。
田坂郁に白い布を被せて艶かしく死に誘うのもなかな…
「無事故無違反無欠勤」で真面目に生きてきたオジサンが、そういう役なんだけどほんとにパッとしないのである意味すごい。このさえない主役のオジサンが田舎の港町のサセ子オバサンと出会う。まあまあ激しい内容な…
>>続きを読む武田一成×前田米造、西伊豆・雲見温泉ロードムービー。小さな壺に納められた遺骨、グラスの氷が揺れる音、鈴虫、レールの上を行ったり来たりな電車、とらえどころのない田坂都。孤独と喪失、弔い、海、手のひらサ…
>>続きを読む仄かに香る。海を眺める。旅をする。排水口へ吸われる。焼きつく寂しげな顔。もう若くないから。夢がない明日がない人生は戻れない。死んだ妻の骨。帰らずに消えた夫。注がれた氷。真夜中に舟は出てゆく。鈴虫だけ…
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