明けましておめでとうございます。

はっぴぃぃぃ～～ぃぃぃぃにゅういやぁぁぁぁぁぁ～～～～！！！！！！

ひゃぁーーはっはっはっはっはぁーーーっ！！！！


…流石にこのノリで続けないので安心してください。ｗ
という訳で新年早々も平常運航で逝きます。ｗ




とある田舎町を白い光と共に現れた”何か”が襲った。
この事態を重く見た(多分)政府の役人は(色んな意味で)特殊な調査隊を派遣する。

町に向かった調査員だったが、町はもぬけの殻同然で静まり返っていた。
のんびりとマイペースで調査する調査員一同だったが、突如として現れた謎の男達の襲撃を受ける！！
その町は人間に化けた凶悪なエイリアンによって占領されていたのだ！！！

調査員はエイリアンに化けた人間達と激しい死闘(笑)を繰り広げる！！！！！
そしてエイリアンの根城に潜入した調査員はエイリアン達の恐ろしい(笑)計画を知るのだった！！！！！！！！！




地球にやってきた(色んな意味で)凶悪なエイリアンと(色んな意味で)特殊なエージェント達が(色んな意味で)凄まじい死闘を繰り広げる、おバカ！スプラッター！コメディ！ｗ

後に「ブレインデッド」や「ロード・オブ・ザ・リング」を手掛けることになる、ピーター・ジャクソン監督の長編デビュー作！！！！
何でも若かりし頃の監督が一般的な仕事をしてた時に、お給金と休日をフル活用し、友人と共に4年半掛けて本作を撮ったそうな。
今作で監督、脚本、撮影、編集、更には出演までもこなしている。(スゲェ…。)
今でこそ大監督の一人となったピーター・ジャクソン氏だが、初期は今作みたいなグチャ味噌でサービス精神満点な作品が主流でした。


ただ、監督が大成しすぎて行儀のいい映画ばかり撮るようになってしまい、この路線に留まってくれなかったのが残念でなりません。

…いい加減、おバカコメディでスプラッターの世界に戻ろうよジャクソンさん！！！
もう代表作のファンタジー映画シリーズは完結したんだしさ！何ドキュメンタリー撮ってんだ！！！！！！
(サム・ライミさんですら制作やTVドラマの監督でホラー畑にカムバックしたのに！！！！！！)




とまぁ新年早々の毒吐きも済ませた所で(今年も吐く気かよ！！！)、今作のレビューだが、今作は自主映画という事であちこちで低予算感が見え隠れしているが、今作はそれを補って余りある…というか余り過ぎて凄まじい事になってる程のパワーに溢れてる！！！

特にゴア描写は結構グチャ味噌でゲロッゲロながらもアイディアに富んでいる。
腕がもげるわ首が飛ぶわ、腹を割かれて腸が出るわ、脳天から血が出るわ、脳味噌が流れ出るわのお祭り騒ぎ！！！！
脳味噌をわざわざ戻したりゲロを飲んだりと汚い描写も盛り沢山！！！ｗ


そんなおゲレツで悪趣味な内容ながらも、低予算故のヘボさが幸いしてか、全編牧師的でのんぶりリラックスムード漂いまくり。ｗ
散りばめられたギャグシーンも相まってゆる～く楽しめます。ｗ
(とりあえず皆、足元滑らせすぎ！！！)
監督自身がデザインした宇宙人の何処かキモカワなデザインもゆる～い今作にマッチしてる。

お話はハッキリ言って「エイリアンと特殊部隊がドツキ合う」の一言で済む位薄っぺら～い内容ではあるが、盛り沢山な見せ場の数々とやたら小気味いいテンポで進む内容のお陰で全く飽きません。
ショボいながら、やたら切り立った崖でワチャワチャしたり、激しい銃撃戦が繰り広げられたり、大爆発描写が盛り込まれたりとアクションもチープながら頑張ってます。ｗ
クライマックスでは無茶苦茶な展開と監督自身(！)の大暴れも相まって最高に笑えるぜ！！！！ｗｗｗｗｗｗ



そんなこんなで処女作ながら凄まじいエネルギーとグチャ味噌とアイディアで突っ走る、後の作品にも繋がる凄まじい逸品でございました。
現在鑑賞困難な作品ではありますが、どうにか頑張って見てちょ！！！ｗｗｗｗｗｗ最高にオススメだあああああぁぁぁぁぁあぁ！！！ｗ

因みにジャクソン監督は今作でもまだアイディアを出し切れなかったらしく(これで！？)、「ミート・ザ・フィーブルズ」や「ブレインデッド」で更に凄まじいネタを大放出するのですが、それはまた別のお話。

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デレク(ピーター・ジャクソン)がいれば恐らく地球は安泰だろう(´ー｀)

ニュージーランドのクソ田舎で起こる宇宙からの侵略者と、地球を守るたった4人の男達の攻防をシュールな血みどろっぷりで描いたスプラッタ・コメディの傑作。

ピーター・ジャクソン自身も主演を務める長編デビュー作だよ！←しかも予算無いから一人二役w


ずっと観たかったんでようやく観ましたわあああ！！

いんや〜面白ーい♪( ´▽｀)

被り物感満載の人喰いエイリアン達が可愛いのなんの！

しかも金ないからってエイリアン達の殆どがジーパンに青シャツのオヤジ共て…(ｰｰ;)

途中のシーンなんて一人二役故にピーター・ジャクソンvsピーター・ジャクソンという最早カオスな死闘も見られ、なんとも一度で二度美味しい的な(ｰｰ;)

んで低予算にも関わらずグロっぷりだけはかなり気合いが入ってて見事にしてやられますたよ！
終盤の怒涛の展開と羊爆発は笑う。激しく笑う(*ﾉ∀`*)


やはりなんと言ってもピーター・ジャクソン扮するデレクがもう狂いに狂ってまして、デレクの狂いように逆にエイリアンさん達が恐れるという展開にね！ウハウハでした！

でね、観てて自分ってこういう愛の詰まった低予算ホラーがやっぱり大好きなんだなぁとつくづく思いました(*´꒳`*)

なんだかほっこり笑

謎の満足感を得たい人は是非是非観て欲しいだよ〜


あと、知らなかったんですがVHS盤の吹き替えにはたけし軍団の吹き替えがあるようで、バリーがラッシャー板前でフランクがガダルカナル・タカ、そしてデレクが井手らっきょっつう神吹き替えなもんでソチラも激しく観たいヽ(ﾟДﾟ)ﾉ

• #グロりんちょ

　『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ(01〜03年)や『キング・コング』(05年)などの作品で知られるピーター・ジャクソンの長編デビュー作。ピーター・ジャクソンはニュージーランドの日刊紙「イブニング・ポスト紙」で写真技師者として働く傍ら、87年に映画制作会社「ウイングナット・フィルム」を設立。仲間とともに少ない給料でやりくりしながら、週末に空き時間を見つけては撮影と編集をコツコツと行い、約4年半という歳月をかけて完成させた力作である。約15万ドルという超低予算で制作された本作だが、カンヌ国際映画祭で上映されるや否や各方面で話題を呼び、ピーター・ジャクソンはカルト監督として世界中にその名を知らしめた。
　ニュージーランドのど田舎を舞台に、人間を誘拐しにきたエイリアンと特殊部隊の4人が死闘を繰り広げるというシンプル極まりないプロットではあるが、それゆえに独創的かつ悪趣味(バッドテイスト)なアイデアが光っている。極まりすぎてギャグの領域にまで到達した残虐描写など、サム・ライミの監督デビュー作『死霊のはらわた』(81年)とも通底する圧倒的なパワーが本作にはある。どちらも「視覚的快楽」に満ちた作品だ。強いて言えば、残虐描写のタイプがやや異なる。『死霊のはらわた』の残虐描写はどちらかといえばカラッとした印象を残すが、『バッドテイスト』の残酷描写はとにかく全編グチョグチョとしている。というのも本作に登場するエイリアンたちの目的は、誘拐した人間たちを宇宙のファスト・フード店の'パテ'にすることだからだ。邪悪なエイリアンからしてみれば、人間なんて所詮ただの肉なのである。
　ブシャブシャと血飛沫が飛び散り、グチョグチョとした内臓がぶちまけられ、そしてゴロゴロと死体が転がるような、とにかくご機嫌な作品である。『ミート・ザ・フィーブル 怒りのヒポポタマス』(89年)に『ブレインデッド』(92年)と、ピーター・ジャクソンは本作以降もしばらくインモラルでグチョグチョとした作品を制作し続けていくわけだが、本作は正にその原点ともいえる作品である。今なおピーター・ジャクソンが才能溢れる監督であることに異論はないが、やはり最近はお行儀が良すぎる気がしなくもない。ビッグバジェット・ムービーも大いに結構だが、低予算でもいいので是非ともピーター・ジャクソンには再び本作のような「トンデモない作品」を制作してほしいものである。