生真面目に、会社のため、家族のために長年働いてきた男、クロードレインズ。職業が経理って教科書的でわかりやすい。
倒産、裏切り、悪女、逃避行。。。
要素は申し分ないサスペンス。
主人公を演じるクロ…
出演者の豪華さとカラー映像のキレイさに比して、中身はお粗末極まる2時間サスペンスみたいなフィルムノワール的映画。
原作はジョルジュ・シムノンのスリラー小説であるようだ。
フローニンゲンの老舗貿易会…
鑑賞記録
この作品、妙にヒッチコック風だが
残念なことに中半から後半にかけて
バタバタと急いで終わらせた感じで
流れの悪い作品となっていた
でもまぁ、そこそこ面白い
(決して鉄オタの話ではない)
…
あの汽車の行先は楽園なのか地獄なのか、男にとっては夢のまた夢。
オランダの商社に長年経理主任として地道に勤める汽車が大好きな白髪混じりの中年男は、誠実で正直で几帳面で道徳心が高い故に予期せぬ不測の…
平凡な会社員が大金を手にしたことによって大胆になっていくサスペンスで、ストーリーに隙があり過ぎてチープな印象を受けたけど、人間なら誰しもが持ってる欲望が思わぬきっかけによって露わになる様子が怖かった…
>>続きを読む真面目一徹な男の転落劇。
自社を、誠実さに定評があり道徳心が高いって言っちゃう社長に苦笑。
成り行きで社長の横領した金を手にした経理主任のまさかの無謀な逃避行。
とりあえず向かった先が社長の愛…
家族の為、会社の為、真面目に勤労奉仕してきた中年男性の悲哀溢れる良作。
タイトルの『汽車を見送る男』とは、自分もいつかあの汽車に乗りパリに行きたいと夢見ながら、踏切を超えて通勤する事から。
ある…