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日曜日のピュ
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『日曜日のピュ』に投稿された感想・評価

過去鑑賞作品です。公開時に映画館で鑑賞。

スウェーデンには日曜日生まれは特別な能力が備わっているという言い伝えがあり、日曜日生まれの主人公ピュは自分は特別な存在だと信じています。そんなある日、お父さんとちょっとした旅に出るというお話です。

と、ネットで調べてあらすじを書きましたが、内容はほぼ覚えていません😅美しいスウェーデンの田舎町の風景と自転車の場面をうっすら覚えている程度。

しかし、この映画を観に行ったきっかけははっきりと覚えています。

当時映画雑誌を毎月買うようになってすでに6~7年ほど経っていました。初めて買った時から1冊も欠かさず、全て発売日の25日に買い、そしてほぼ全ページをじっくり読むという映画オタクっぷりを発揮しておりました。あくまでも“自称映画オタク”ですけどね。

そんな時、この映画の記事を読みました。

“スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが自分の幼少期を題材に脚本を書き、息子のダニエルが監督をした作品”

イングマール・ベルイマンの名前はこの時に初めて知りました。これまで6~7年毎月欠かさず映画雑誌を読んでいたのに、イングマール・ベルイマンなんて聞いたことがない。しかも「巨匠」と紹介されている。これは見に行かなくては!と自称映画オタクの血が騒ぎ、小さな映画館まで足を運んだ思い出の映画です(笑)

今調べて見たら、ベルイマン最後の監督作品は「ファニーとアレクサンデル」、1982年の作品とのこと。つまり、私が雑誌を読むようになった時にはとっくに引退されていたようです。ちなみにこの「ファニーとアレクサンデル」、なんと311分!巨匠の映画は長くなりがちという記事を読んだことがありますが、311分はもう巨匠中の巨匠で間違いないですね。
RIO
3.9
イングマール・ベルイマンの息子
ダニエル・ベルイマンが監督

ベルイマンの父は牧師
他の作品もキリスト教に関する
信仰について
生と死 が多いです

1920年 スウェーデンの美しい田園風景
枝に果実をつけるように
新しい円環の
ひと夏の思い出が綴られた

雨がざわめきながら降りしきる
時計職人の話に付けられた映像が
意外にグロテスクで面白い

8歳のイングマールはピュと呼ばれてる

「日曜日に生まれた子供は
不思議な力を持っている
他の人には見えないものを
見ることが出来る幸福な子供」

その話をかなり大切にしていたみたいで
天使みたいに上がっていく妄想は
もう可愛いですね

空はこんなにも重たく垂れこめている
悲しげで 親しみ深い

イングマール・ベルイマンは
ウディ・アレン監督が最も敬愛する監督
pika
3.0
ベルイマン脚本作品も見よう①
ベルイマンと父親のストーリーを息子ダニエルが監督した自伝的作品。
「ベルイマン自伝」を最近読んでいてちょうど読み終わったんだけど、見る前に読んでいたベルイマンの幼少期の思い出がそのまんま出て来て驚いた。
そのせいか再現映像としての感心が先行してしまって、映画そのものだけを楽しめたとは言えず勿体無かった。

子供の頃の断片的なエピソードの羅列がイメージとなって積み重なり、子供の頃と年老いた今との父親に対する意識の違いから、子供の頃では見えていなかった、理解できなかったものを見つけるという、実際に恨みに恨んで恨み通した父親に対するベルイマンの感情の変化をドラマのカタルシスにしている。
もろに私的な感傷をエンタテイメントたる映画へと昇華している反面、ベルイマン自身が老境に差し掛かった時期に執筆していることから、父親に対しての感情が変化した後に描いているという点で全体的に「厳しいが、優しい」という良き父親としての面が強く出ている。
母との喧嘩や、船の上での叱責など、自伝の中では言葉巧みに怨みのこもった言葉で表現されていたが、映画で見ると父親に寄り添うようなものになっている。
特にクライマックスからラストにかけての父とのサイクリングは、ストレートに感動的な演出になっていて純粋に泣ける。
ベルイマンがどうこう自伝的なものがどうこうとか、そう言った部分を何もかも取っ払って見ている分にはシンプルに楽しめて感動できる良作だと思う。
個人的な見るきっかけ云々の雑念が多すぎた笑

中盤での晩年のシークエンスにて看護師が長回しで語るシーンは、カメラが全く動かず固定なのはいいとしても、ベルイマンなら聞き手の方をクローズアップしていたのかもしれないと思ったり、全体的に無難な演出になっていて、その後の「妻がまだ生きている」と錯覚するシーンは自伝のベルイマンの文章の方が劇的だと思わされるほど演技が滑稽に見えてしまい、表現としてオリジナルに負けている感じがあるが、それは仕方がないことなのかなと。
死者に会うシークエンスは、ここだけ違う作品に切り替わったんじゃと思うレベルでぶっ飛んだホラー演出になっていて、怖いとか不思議とか以前にギョッとしてちょっと笑ってしまう。それが意図なのかはよくわからない。

先に今作のオリジナルである自伝を読んでいたことでこの映画に出てくるエピソードを本人の語り口で知っていたというのもあるけど、自伝そのものが既にベルイマンによる映画作品のように繊細で幻想的な魅力溢れる作品になっているので、別物とは言え比較してしまうことになったのはフェアじゃなかったかも。

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