北欧の貧乏暮らしを長々と見せられるも、これがまたつまらない。
「可哀想な暮らしをしている男の子」というレベルを一向に出ないので、はっきり言って何故ここまでの時間を取らなければならなかったのかが謎な…
オルミ監督の「木靴の樹」のような雰囲気を纏う、北欧の情緒的であり過酷な自然風景を映した詩的映像に心奪われた。
ペレ少年の名演、そしてラストのお別れロングショットは何度見ても目頭が熱くなる。これがまた…
まだ幼い息子と年老いた父と。希望を求めて新天地にたどり着いた父子を待っていたのは農園での劣悪な暮らしだった。北欧の四季折々の自然を背景に描かれる人間の営み。生と死。そして、成長と衰え。やることなすこ…
>>続きを読む無力で弱く運にさえ見放された父親と、まだ幼いが聡明で強い意志を持った少年ペレ。理不尽な環境の中でいろいろな人との交流や経験を重ねて成長していく様が頼もしい。父はどこまでも無力な存在だが、ペレに愛情を…
>>続きを読むスウェーデンからデンマークにきた小作人親子の過酷な物語。
頼りない父親。虐められるペレ。
ヨーロッパの悪しき農村の実態。
地主、管理人、小作人たち一人一人個性が光る。
収穫のシーンはミレーの絵画…
「ペレ」
第61回アカデミー賞で外国語映画賞、第41回カンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞した作品。監督はベルイマンの脚本を映画化した「愛の風景」のビレ・アウグスト。
スウェーデンからデンマ…
◎ 霧の中から微かに見える船。
一瞬希望が溢れてくる時が何度かあったが、すぐに悲しみに押し潰されてしまう。
どこまでも無情な雪
デンマークに出稼ぎ労働者としてきた父子の絆〜成長〜別れ
悲しい音楽から…
1988年製作の一大叙事詩、デンマーク出身ビレ・アウグスト監督作品、
第41回カンヌ国際映画祭パルム・ドール、(翌年)第61回アカデミー賞外国語映画賞受賞
スウェーデンからデンマークに渡る船の上で…