名誉博士号を授与されることになった、老いた教授イーサクが、授与式の当日息子の妻マリアンと共に車で向かうのだが…
イーサクの過去の思い出と夢そして現在のシーンがいい塩梅でとても良かったです。
自分…
このレビューはネタバレを含みます
医者としての人生は成功したもののどこか空虚な老後を送るイーサクが、博士号の授与に向かう道程を描くロードムービー。様々なエピソードをパッチワークのように繋ぎながら人生を、そして自分自身を回顧する。
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イサク教授(ヴィクトルシュストレム)は悪夢を見た。暑い人気の無い街の通りを歩いている。見上げた時計には針が無い。向かって来た馬車は街灯の柱に車輪を挟み、倒れ込む荷台から棺桶が落ちる。外れた蓋の間から…
>>続きを読むイングマール・ベルイマン監督作。もし人生の最後に「あなたは冷たかった」と言われたとしたら。
自分もそんなこと言われそうな気がしてドキッとした😅
人は孤独が一番怖いのかもしれない。老人もそれに気付いた…
『第七の封印』を観た後にこちらも鑑賞しましたが,私はこちらのほうが好みでした。スウェーデン版『東京物語』にも見えますかね。
登場人物の中でも生と象徴と死の象徴がハッキリしており,後出ですが村上春樹の…
このレビューはネタバレを含みます
長年にわたって医学会に貢献してきた老医師がルンド大学から名誉博士号を受賞されることになり、会場へ向かう途中に彼の過去の記憶を夢想したり悪夢にうなされたりしながら人生を振り返る。
ベルイマン風のロー…
【「孤独」という罰】
(1957年・スウェーデン・91分・モノクロ)
監督:イングマール・ベルイマン
イングマール・ベルイマンとはこれまでご縁が無くて、『叫びとささやき』に続いて本作が2度目の体…
このレビューはネタバレを含みます
老人が生涯を振り返るロードムービー🚙
孤独を愛する医者が表彰式に向かう道中の様々な出来事や思い起こされる記憶を通じて後悔を募らせていく
ベルイマンは『仮面』のみ鑑賞済み
ただ『仮面』より難解さは薄れ…