野いちごの作品情報・感想・評価・動画配信

『野いちご』に投稿された感想・評価

tttttk
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ベルイマン鑑賞3作品目。
ため息も吸う息も神の恵み。
旅と夢は似ていて、道中に思いがけず聞かれる祈りがある。
物語のベースが聖書の創世記であることが登場人物の名前とその役割からしてわかる。モノクロの…

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『渇望』(1949)
『不良少女モニカ』(1953)
『第七の封印』(1957)
『野いちご』(1957)
『処女の泉』(1960)
『鏡の中の女』 (1976)
4.5

老年期に、自身の過去を振り返るように空虚さに気づいていくという話であれば、なにもベルイマンをまつまでもなく、チャールズ・ディケンズ(1812-1870年)の『クリスマス・キャロル』などにも原型があり…

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ソリ
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このレビューはネタバレを含みます
孤独が罪。有罪な罪。って良いですね。他人を思っているようで自己中心的な思考だと。孤独が孤独を生む
3.9

レビューや雰囲気で苦手と決めつけていたイングマール・ベルイマン監督の作品を初鑑賞。

老いと孤独への恐怖を感じている老人に主軸を当てた本作。
老いた時に自分は人生で何を成し得たのかと恐らく考えるので…

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misty
4.2

現実と非現実が溶け合いながら、1日の出来事がそのまま老人にとっての人生の走馬灯のように構成される。ベルイマンの手法そのものなのだろう。
死別した妻とのショッキングな事実の数々。初めから人生に倦んでい…

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4.2
このレビューはネタバレを含みます

夢や回想の描写だけでなく、傍らの登場人物すらも主人公の人生観を知れる糸口となっており、語りの巧さに感心する。孤高な生き方にも他者からの愛や承認は必要であり、それらの折り合いをつけるのが生きることだと…

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4.2
今年の再々見以上18本目。 前に見てから15年。 めっちゃキレイな映像! 初見時も再見時もその年齢なりに分かったつもりだったけど、今回は実際に自分の考えと同じ様子もあり、ズキンとしました。
このレビューはネタバレを含みます
全部で7作品みたベルイマン作品で1番好き。この時監督は何歳だったのだろうか?
老人の頑固さと哀愁とよく描けている。ストーリーもよく、1番眠たくならずに観れました。
3.8

長年の功績が認められ、名誉学位を授与される事になった医学教授イサク。
ヒッチハイカーの若者と合流し、式典会場へ向かう一日を描いた物語。
悪夢に悩まされていたのが、過去を辿り自身と向き合うにつれ、穏や…

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