光年のかなたを配信している動画配信サービス

『光年のかなた』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

光年のかなた
動画配信は2025年6月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

光年のかなたが配信されているサービス一覧

光年のかなたが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM

『光年のかなた』に投稿された感想・評価

菩薩
-
2000年に25歳になったジョナスがキチガイジジイに絆されて二代目キチガイジジイへの道を歩き出す話。タネール版『スピリッツ・オブ・ジ・エア』かの様に、空を飛ぶ事に取り憑かれた爺さんの元で何に惹かれたのか分からないが無為な日々を過ごすジョナス。生産性やら合理性やらとはかけ離れた日々が続くが、空を自由に飛ぶことなど出来ない不自由さにこそ人間らしさがある、とかそう言う事を言いたいのだろうか…?土に三日三晩埋まって全身の傷を癒したり、なかなか重度な火傷に謎の液体(バルサミコ酢…?)振りかけた玉葱貼り付けたりと、高度な民間療法が目を引く。これまぁまぁマジで『魔女の宅急便』の元ネタでは…?おせっせの時の結合部モザイクがほぼブラッケージで笑えた。
Cem
5.0
どんより暗く寒々とした北アイルランドが舞台🇮🇪素晴らしいロケーションにすぐに惹き込まれた。山や風の音がもうたまらんね
『わしは宇宙へ行く!!』銀河を渡りたい老人と、そんな老人に魅かれ鳥のように自由に生きたい青年。なんとも不思議な作品で傑作😆
土に埋もれて頭だけ出てる爺や、友達の豚が食われちゃうのシュール。ダンス→喧嘩が始まると思ったらすぐ仲直りしてるのがいいな。
「しかし「白い町で」は何といっても、実存主義の俤を宿しているのが特徴である。サルトルの『嘔吐』を思い出したといえば、失笑を買うだろうが、船乗りならぬ船乗り(自ら船乗りでないと主張しているという意味で)ポールの、自己の存在理由を求めての生き方、生への模索……など、いまや時代遅れといわれそうな実存主義のテーマなのである。そういえば、例えば同じタネールの「光年のかなた」(1980)にも、この種の俤は感じられたものだ」(黛哲郎「実存主義の甘き香り」『キネマ旬報 1986年2月上旬号』)

さて、公開当時でさえ、時代遅れの実存主義をテーマに扱った本作を、2025年現在にみることは、登場人物の風変りな老人ヨシュカも仰天に違いない。だが、「新スイス派映画の父」であるアラン・タネールの作品を再発見できたことはとても嬉しい。
ゴダールやトリュフォーなどヌーヴェル・ヴァーグの映画作家と時代を共にしーゴダールが亡くなった2日前に偶然にも逝去されたー、1980年代は日本で熱心に取り上げられるも、スイスの映画監督ダニエル・シュミットやフレディ・ミューラーの陰に隠れてしまったアラン・タネール。しかし彼がいなければ、「グループ5」は結成されず、スイスで映画がつくられることはなかっただろうし、本当に偉大な人物だ。

なんといってもアイルランドの風景がとてもいい!
全く観光に行きたいと思わない荒涼とした土地―でも美しいが―。それなら青年ジョナスが、未来のことなど考えず、たらたら生きていることも頷けるし、ヨシュカの「夢」もよく分かる。

以下、ネタバレを含みます。

ジョナスとヨシュカの奇妙な交流もとてもいい。ヨシュカはジョナスを見込みがあると声をかけるも、いざジョナスが家にやってくると邪険に扱う。客がこないガソリンスタンドの立ち仕事を任せたり、車などの廃材を整理するよう「試練」を与えるのは、不毛で今では「パワハラ」と言われてしまう気がする。しかしその危うさを抱える魂の交流が、少しずつ彼らに父子関係に近い親密さをもたらしてくれるのだ。

ジョナスはヨシュカに試練を与えられ、少しずつ変わっていく。そして「生への模索」を始め、ヨシュカの「夢」に立ち入ることができる。夢とは人工翼で空を飛び、光年のかなたへ旅立つことである。まさに「自由」の実現だ。

しかし現実は厳しい。ヨシュカの飛び立ちを後ろから捉える素晴らしいショットに見惚れて、つい彼の夢が叶ったと思ってしまう。だが次の日、彼は鷲に目を潰され、地に堕ち死んでしまう。そしてジョナスは彼の死体を目撃することになってしまう。それは残酷であまりにも悲しい結末だ。

世捨て人になって夢を追求することは、もうできないのかもしれない。
だから、空へ飛び立つ自由を夢みて、荒涼とした地に足をつけて生きろ。それを自然との合一とするのは、違うかもしれないが、本作の「遺言」を私はそう受け止めたい。

本作の「生への探索」といった語りは時代遅れの古臭いものかもしれない。だが、突飛なファンタジーと厳しい現実の両端を捉えるアラン・タネールの確かな手腕は、今なお色褪せない感動をもたらしてくれるはずだ。

追記
ジョナスが海沿いの休憩所でだらだら過ごしている様がとてもいい。天井にぶらさがったり、壁にもたれたりと。あのだらだら感のリアリズムっぽいフィクションが、アラン・タネールの凄みな気がする。

『光年のかなた』に似ている作品

ロビンソンの庭

製作国:

上映時間:

119分

ジャンル:

3.7

あらすじ

クミは漂流者たちの吹きだまりのような外国人ハウスに住み、日銭を稼ぐ日々を送っていた。ある日、緑の覆い茂る廃墟に迷い込んだクミは、奇妙な懐かしさを覚え、そこに移り住む。昼は畑を耕し、夜は星を…

>>続きを読む

ゴンドラ

上映日:

2017年01月28日

製作国:

上映時間:

112分
3.6

あらすじ

学校でも家庭でも孤立した9歳の少女かがりは母とマンション暮らし。時折心が乱れるときは、音叉の響き<A音>に耳を澄まして心を調律した。高層ビル街の上空-青森の下北半島から上京し、ゴンドラに乗…

>>続きを読む

月曜日に乾杯!

上映日:

2003年10月11日

製作国:

上映時間:

127分

ジャンル:

3.7

あらすじ

ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した、『素敵な歌と舟はゆく』のオタール・イオセリアーニ監督のヒューマン・コメディ。単調な毎日に退屈した中年男が、ある日思い立ってヴェニスヘ旅に出る

川崎競輪

製作国:

上映時間:

41分
3.8

あらすじ

競輪を楽しむために、立飲み屋に集う人々を映し出したドキュメンタリー 川崎競輪場に近い酒店は、立飲み屋も兼ねている。古くからこの町で働き、競輪を楽しむ高齢者たち。これは、競輪の映画ではない。…

>>続きを読む