ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した、『素敵な歌と舟はゆく』のオタール・イオセリアーニ監督のヒューマン・コメディ。単調な毎日に退屈した中年男が、ある日思い立ってヴェニスヘ旅に出る
クミは漂流者たちの吹きだまりのような外国人ハウスに住み、日銭を稼ぐ日々を送っていた。ある日、緑の覆い茂る廃墟に迷い込んだクミは、奇妙な懐かしさを覚え、そこに移り住む。昼は畑を耕し、夜は星を…
>>続きを読む学校でも家庭でも孤立した9歳の少女かがりは母とマンション暮らし。時折心が乱れるときは、音叉の響き<A音>に耳を澄まして心を調律した。高層ビル街の上空-青森の下北半島から上京し、ゴンドラに乗…
>>続きを読むイギリス・ヨークシャーの炭鉱町に住むビリー。兄とうまくいかず、学校でも友達がいない。ある日ハヤブサのひなを手に入れ、ケスと名付けて大切に育てるが……。『わたしは、ダニエル・ブレイク』のケン…
>>続きを読む競輪を楽しむために、立飲み屋に集う人々を映し出したドキュメンタリー 川崎競輪場に近い酒店は、立飲み屋も兼ねている。古くからこの町で働き、競輪を楽しむ高齢者たち。これは、競輪の映画ではない。…
>>続きを読むアルゼンチンの旅でイグアスの滝にたどり着けず、金を使い果たしたゲイ・カップル。求め合いながらもすれ違っていく二人。そして新たな出会いと予感。1997年香港返還を目前にした空気感の中、同じく…
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