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アンダー・ファイア
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目次

『アンダー・ファイア』に投稿された感想・評価

◆あらすじ◆
報道カメラマンのラッセル・プライスは記者のアレックス、レポーターのクレアと共にニカラグアの内戦状態の取材に赴いていた。貧しい生活を強いられている国民の姿からソモサ大統領に不信感を持ったラッセルは反政府軍のリーダー、ラファエルに興味を抱き、接触を図ろうとするのだが...。

◆感想◆
1979年のニカラグア内戦を背景にジャーナリストたちが危険を乗り越えながらその悲惨な現状を世界に伝えようと奮闘する姿を描くとともに、独裁政権の横暴ぶりにも鋭く踏み込んでおり、ストーリー後半のショッキングな出来事が政府側の陰湿さを印象付けるものになっており、心に突き刺さる内容となっていました。

報道カメラマンのラッセル・プライス(ニック・ノルティ)はよりセンセーショナルな題材を求めて紛争地域を転々とするカメラマンであり、嬉々としてやっている部分も見えてその点は好感が持てませんでしたが、戦場に入ってからの彼の命がけの行動を見るに彼のジャーナリストとしての使命感が見えてきて好感が持てるようになりました。

ラッセルの旧知の仲間である記者のアレックス(ジーン・ハックマン)、レポーターのクレア(ジョアンナ・キャシディ)は気のおけない関係であり、アレックスとクレアの恋人関係が破綻した後からストーリーが始まり、クレアに好意を持つラッセルとクレアに後ろ髪惹かれるアレックスの姿はシリアスなストーリーの中でも気持ちを和ませる雰囲気があって、緩急をつけるシーンとして上手く機能していました。

ストーリーが進むにつれて、ラッセルは反政府軍のリーダーのラファエルに接近しようとするのですが、そこで思わぬ出来事に遭遇して選択を迫られます。それにはラッセルの報道カメラマンとしての本分とあまりにも悲惨に命が失われる国の現状を打破させたい気持ちが葛藤していて、心を揺れ動かすシーンとなっていました。ラッセルの選んだ選択がその後のストーリーに大きく影響していて、もし違う選択をしていればどうなっていたのかとつい思ってしまう名シーンでした。

また、傭兵(エド・ハリス)が所々にストーリーに絡んでくるのですが、彼の節操のなさが本当に観ていて吐き気がしました。金次第で非情な行為を簡単に行い、どんな結果でもヘラヘラと笑顔を見せる傭兵の姿は戦争の負の側面を強く感じさせました。

ストーリー終盤は政府軍からラッセルが命を狙われる状態になり、命がけの逃避行となります。見境なく襲ってくる政府軍の兵士たちの脅威が伝わってきて、戦争の内情を伝えようとするジャーナリストたちの覚悟に強く敬意を抱かせるものになっていました。

ジャーナリストたちの決死の使命を描く作品としてとても良かったです。

鑑賞日:2025年4月4日
鑑賞方法:CS ザ・シネマ
(録画日:2024年2月14日)
犬
3.4
写真

ニカラグアの内戦に身を投じた3人のジャーナリストの運命を描く

なんのために、、

戦争

いろんな要素が
色々恐ろしいです

リアルに感じました

俳優陣が豪華です
3.0
「アンダー・ファイア」

本作はロジャー・スポティスウッドが1983年に監督したアメリカ映画で、ニック・ノルティ、ジーン・ハックマン、エド・ハリス、ジャン=ルイ・トランティニャンなどが主演を務めたアクション映画である。この度BDが発売され購入して初鑑賞したが面白い。今作は戦火の下、最初に殺されたのは真実をテーマに、1979年、ニカラグワでは独裁政権とそれに立ち向かう民族解放戦線等の内戦が続いていた。取材のために各国から多くのジャーナリストが詰まっていた中、報道カメラマンのプライスと女性記者クレアはゲリラの指導者ラファエルが死亡したと言う噂を耳にする…と簡単に説明するとこんな感じで、今回はテレビ放映版日本語吹き替え収録(テレビ朝日ウィークエンドシアター1990年8月25日放映)が入っている。

残念ながらその他のメイキングは著作権が下りなかったのか、あまり入っていない。まずジェリー・ゴールドスミスの音楽が良い。この作品は政治的題材ゆえに、日本に限らず正当な扱いを受けてこなかったと言う近代ニカラグアの内紛をテーマにしていることにあるようだ。この映画を見ると同じくチリでの軍事クーデターを描いた「サチャンゴに雨が降る」が無性に見たくなるし、トランティニャンはこれがアメリカ映画初出演と言うのも意外である。確かこの作品83年9月に開催されたベネチア国際映画祭に出品された時は3時間近いものだったが、その後にハサミを入れ現在の128分間に落ち着いてしまったのが残念である。それからロケ地はメキシコ南部だったような気もする。

『アンダー・ファイア』に似ている作品

ラングーンを越えて

製作国:

上映時間:

100分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.4

あらすじ

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