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ミツバチの羽音と地球の回転
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目次

『ミツバチの羽音と地球の回転』に投稿された感想・評価

TnT
3.6
山口県田ノ浦に原発が建つ。2010年のドキュメンタリー。この年の次に3.11が起きたと思うと、この映画の主張していた指摘の正しさに気づく。また、報道されない現実を見ることができた。

 ドキュメンタリーとしてはかなり長くて、少し集中力が切れてしまったところもある。しかし、この島と原発の有無について語るには、この尺が適切だったのかもしれない。島の自然のあり方や現状、原発が建つことでそれらが破壊されてしまうというデメリット、そして原発に変わる再生可能エネルギーを模索するために、舞台は日本を超えてスウェーデンにまで渡る。マイケル・ムーアがよく自国と対比する”良い国”として欧州をあげているが、やはり今作品もそうであった。そしてそれに対比される日本やアメリカはやはりまだまだ良くなっていない。また抵抗をする際の現実的な問題、仕事や育児との両立や島民同士での対立などかなり深掘りされており、一筋縄ではいかない現状がリアルに伝わる。

 以前沖縄の辺野古への基地建設のドキュメンタリーを見たが、全く同じ構図で絶句。ほぼ強行的に原発を建てることにした中国電力。そしてどんな抵抗も裏切られ続ける民。沖縄で辺野古前での座り込みとそれを強制的にどかす国。成る程、国民の持つ民主主義は大手企業、そして政府には全くの効力がないのだ。

 しかし島の人が、止めることはできないが遅らせることはできると抵抗をつづけた。その結果、3.11がその最中に起き、福島原発爆発事故による原発への世論の不信感が高まった。そして山口県の上関原子力発電所の建設も事故以降中止された。島の人たちの抵抗は一時的にむくわれたのかもしれない。ただ、事故や何かが失われないと気づけないのは愚かな人間の性だとつくずく思った。
本編は祝島の事情や状況がよく分かる内容。遠い先の未来を取るのか、目先の利益(現金)に飛びつくのか。開発の現場では繰り返されてきた光景にも見える。しかし今や環境問題がどれほど未来を左右するのかは共通知見となっているので、方向性は明らかに変わってきた。

付録としてある飯田哲也氏とトーマス・コーベリエル氏のインタビューは今観ても古びていない。
charo
-

最近ドキュメンタリーを見ていて
自分のやるせなさを感じる…。


経済を進めるために、色んなことが隠蔽されてる。
同時に政府に騙されているのかなとも。


経済をとるか、環境をとるか、生活をとるか、
じゃなくて、全部良い方向に進めることはできないのかな。


難しいけど今ある問題を解決しない限り、
新しいものは生み出せないし、
それを生み出したところで、良くはならない。


田ノ浦に原子力発電所を立てる為に、
埋め立て費用もかかるし、自然が潰される。
CO2がでないからを目的にたてても、
海へは大量の熱が排出される。


この映画ではスウェーデンと日本を
比較して見せてくれているので、
持続可能エネルギーが重宝されている理由とか、
日本のエネルギー循環の悪さとかよく分かる。


どの国にも政策にもいいところと悪いところはある。
それをどう受け止めて、どう採用していくか。
技術があってもそれを違う方向へ使うなんて勿体ない。


タイトルだけみるとバタフライエフェクトだけど、
“生物はどんなに小さいものでも大切“

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