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1492・コロンブス
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『1492・コロンブス』に投稿された感想・評価

コロンブスはもちろん新大陸を発見した歴史的人物ではあるが、この映画は伝記ものではない。

コロンブスの2度の航海を主軸に、描かれるのは現地民との交流と共存だ。
だが相容れない民族によって、主従と奴隷の関係が出来上がる。

コロンブスが航海したというよりも、むしろ新大陸で悩みぬいた苦悩を映し出されたように思う。
ジェラール・ドパルデューもなんだかイメージと違う印象を受ける。

リドリー・スコット作品なのに度々だれるし、この内容で2時間半越えというのもきつい。
とうとう入手しました。
ブックオフで12000円。
見たことない作品に12000円。

独身の時なら、何てことない値段なんですが、今の僕には結構な金額。

いや、でも良い買い物したと思います。
中身は今から見るんだけど、良い買い物したと信じたい。


時は1491年、スペインのセビリア。
イタリア移民のコロンブスは、スペインからの航海を思い描いていたが、未だ地球が平面だと信じられていた時代に「地球が丸い」と説く彼の話を誰も相手にするはずはなく、船旅の資金を提供してくれる者はいなかった。
彼の話に興味を持った船主ピンソンの計らいでスペインのイザベラ王女に謁見、彼女からの援助をとりつけたコロンブスは、大船団と共にまだ見ぬ大陸を目指して大西洋に出ていく…


とにかく配信はないし、ソフトも廃盤になっていた今、何とかして見ることができました。


リドリーの絢爛豪華な世界観や美術は、本当に見事で、本作において大陸の発見は結構前半のうちに叶っていて、その後は大陸でのコロンブス達の生活が描かれています。
その大陸でのセットやロケーションも素晴らしく、リドリーが心血を注いで完成させたのがよく分かります。

冒頭、コロンブスが地平線の先に消えていく船を見ながら、地球が丸いことを息子に教えるシーンがまずいい。
コロンブスが闇雲に自説を盲信しているのではないことがよく分かります。

コロンブスという人がどういう人物なのか、正直伝記も読んでこなかったし、あんまり興味もなかったんだけど、リドリー御大にかかると、史実通りだとかそんなものを通り越して、彼の解釈で描きたいキャラクターや画作りに仕上がっていて、やっぱりブレない監督だな、と尊敬の念しかない。

大陸でのあの混乱の迫力を描きたかったのだろうし、海でのシーンはその後の「白い嵐」に繋がっていくんだな。

序盤にコロンブスの息子が絞首刑を目撃してしまうというショッキングな描写がありますが、これが終盤で伏線となってきます。

布教?信仰?
そもそも人は神になんかなれないと思うんです。
でも、コロンブスは大陸ではあたかも自分が絶対であろうとした。
あのシーンが恐ろしく愚かに思えて、天国って誰の為のものなんだろう、って考えてしまいました。
勿論、大陸を目指そうと己の道を疑わずに進んだのはコロンブスだったけど、先住民にとっては決して良い結果はもたらさなかったんですよね。
コロンブスは先住民に「布教」をし、島を「統治」することこそが目標だったんだけど、先住民はそれを望んだんでしょうか。
「俺達の声を聞けよ」



コロンブスを演じたのはジェラール・ドパルデュー。
周りから非難されても決して自分を曲げない、しかしただ「大陸を発見した伝記上の人物」では終わらせない、少し難のあるキャラクターを作り上げました。

時のスペイン女王、イザベラに扮したのが、シガーニー・ウィーバー。
少ない出番ではありますが、凛とした立ち振舞いが素敵。

コロンブスと共に大陸へ上陸したモクシカ役のマイケル・ウィンコットがまぁステレオタイプのやらかし枠。
バリバリフラグが立ちまくって、ここまで分かりやすいと、この頃の御大はエンタメのバランス配分に苦慮していたのかな、とも思ってしまいました。

他にもチェッキー・カリョやアーモンド・アサンテ、キャスティングもなかなか手堅い。


作品のどこを楽しんだら良いかと聞かれると、そのスケールと言えるのですが、それ以外に特筆できるところはなく…。
なるほど、これは難しいところだな。
コロンブスの史実として見たら、面白味には欠ける。

とは言え、個人的にはひどい出来とも言えない。
何にせよ、リドリー御大の熱意は有り余る程伝わってくるし、ここから「グラディエーター」や、御大の十八番である数々の歴史劇の足掛かりにもなっている、と思うのです。
「ブレードランナー」に次いで組んだヴァンゲリスの音楽も素晴らしい。


このマーク数だし、オススメはしないですが(オススメしようにも簡単には見れそうにない作品ですが😢)、良い買い物した、と大満足です。
少なくとも、リドリー贔屓の僕は「一回見ればいいや」とはならなかったので、またいつかDVD引っ張りだそうと思います。




リドリー・スコット監督作をレビューしようシリーズ。
ようやくここまで辿り着いた。

数多のディレクターズカットは除いて、オリジナル長編作品のレビューは残すところ1本でコンプリート。
随分と長旅だったな…😓
アメリカ大陸発見500周年記念、コロンブスの伝記映画。当時チンダル現象大好きおじさんだったリドリー・スコット監督作。なので、屋内外やたらと煙たい画。あとなんかホコリが舞う。時代考証しっかりしてそうで、未開の地の現地人の描き方に独自性とリアリティ感じるが、HS撮影多用したアクションと編集がぬるい。エキストラが多くて撮影がとにかく大変そう。金かかってるだろう割に大して面白くない。何しろ162分と長くてダルい。コロンブスと敵対する、残虐な貴族を演じた、マイケル・ウィンコットの非道悪漢ぶりが際立つ。なんというか、監督もコロンブスもお疲れ様でした。

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