1492・コロンブスの作品情報・感想・評価

「1492・コロンブス」に投稿された感想・評価

小さい頃に
実家のビデオ棚にあった1本のVHS
"1492 コロンブス" というラベル。

親父が地上波でやったタイミングで、
録画していたものである。

今考えると、
ありがてぇ、、、、、
ありがとう親父!

DVDもVHSもソフトは、
現在かなりプレミア化、、、、

安いものは、海外版で、
日本語吹き替えや字幕がない。


冒頭の火刑シーンは、
中々インパクトだった。

物心ついたぐらいに、
なぜか本作繰り返し見ていた私は
いつも冒頭シーンは早送りしていた。

それぐらい生々しいシーンだけど、
このシーンは一歩間違えば、
コロンブスも異端者としてこうなるぞ!
ってゆうリスクを表現していた思う。

そのリスクを乗り越え、
死を恐れず、新大陸を目指した、
コロンブスの半生を描いた作品。

長尺でかなり作りこまれた作品で、
リドリースコット作品の中で、
あまり今世に出回っていないのが不思議。

歴史大作である。

シガニーウィーバーのイザベル女王も
ハマり役だった。

島に上陸してからの、
コロンブスの葛藤シーンも目を見張る。


本作を小さい頃から、
定期的に見ていたので、
世界史への興味が増えて、
高校落第候補から、
世界史のみで大学進学までにこぎつけた、
恩人的作品。

ありがとう親父、
ありがとうリドリースコット!!
DVDはプレミア価格、テレビ放映もなかなかされないのでVHSを購入して鑑賞。しかも吹き替え版w
最近では“アメリカ大陸を発見した英雄”という評価が一般人にさえ疑問視されているコロンブスの伝記作品だが、前半の西側航路の冒険にこぎつけるまでの展開が面白い。
島に着いてからは、おなじみの理想と現実の間で苦悩する主人公をじっくり描くが、キャラクターの出し入れやアクション描写がちょっと物足りないかなと思う。
特にコロンブスの二人の弟は序盤で関係性を見せておくべきだった。
リドリー・スコットはあんまり長尺の作品はあわないのかも。
ヴァンゲリスの素晴らしいテーマ曲で最後が締められるので「いい映画を観たな」という錯覚は間違いなく与えてくれるw
「1492 コロンブス」あらためて本気になって見てしまう魅力

コロンブスといえばもう見た気がするほど、誰もに知られすぎた伝記、その映画化。それをリドリー・スコット監督は驚く美しさで、あらためて本気になって見てしまう魅力を、しかも古典美術画調をつらぬいて見せきった。この映画のキャメラ(エイドリアン・ビドゥル)と音楽(ヴァンゲリス)が素晴らしい。

地球が丸いと信じた男が幼い息子にそれを海辺で教える場面、長い航海、海また海、コロンブス一行が島を見、陸に足を下ろした瞬間、コロンブスの足がジャブンと水の中で底についたその「陸」の感触。そして初めて見た島民、相手も初めて見る白人、互いに殺意を見せた。そのときコロンブスが笑顔を相手に見せ、そこで相手も笑顔になった。ここは『E・T・』だ。この壮大な豪華版2時間40分ほどの大作のうち、ここが最高だ。スコット監督のかかる大作に見る感覚のこまやかさが胸を打つ。大きな釣り鐘を島の門を造って吊るしたところの脚本があやふやだ。おそらく長すぎてカットのためでもあったのか。ジェラール・ドパルデューのコロンブスが巧い。シガニー・ウィーバーの女王もこの映画をけがしはしなかった。

映画というものは思いもかけぬときに思いもかけぬ勉強をさせてくれる。コロンブス航海五百年。地球が丸いことを発見した男。知っていても知識だけだったものを、映画というものはかくも目に見せてあらためて教えた。しかも全篇を美術画調で見せきった。これは誰もが見るといい。まさしく教育映画だが、まさしく映画のお楽しみだ。楽しみというよりもっと深い品格だ。

この監督、もともとイギリス人だ。『エイリアン』にしてもずっと以前の『デュエリスト』にしても、ただの娯楽、ただの講談調にはなってはいない。どこかにドキュメンタリー映画のきまじめさがあるのだ。これはまさしく今年一番の収穫だ。(映画評論家)

この記事は産経新聞92年10月06日の朝刊に掲載されました。
ryodan

ryodanの感想・評価

5.0
R・スコット監督作。
個人的にスコット監督史上最高傑作だと思っています。映像美は言うことなしだし、コロンブスの挫折をしっかりと描いています。序盤、コロンブスが息子と海を見ながら地球は丸いと説く。しかし彼の異端な自論は教会の反発を買う。当時の教会は社会の規範を作っていた。世の中の風紀を乱すものは異端として抹殺する。しかしスペインは西欧で覇権を獲得したい。その活路として、シルクロードを通してではなく、アジア、引いては黄金の国ジパングを獲得したい。そんな政治的背景の中に、彼の野心と冒険心が上手く利用されていく。航海までの前半部分も説得力を持って描いています。予想と違う波乱の航海。失意の彼の頬に一匹の蚊が止まる。彼の台詞「land...」。シビれる!さぁ新大陸!でも困難の連続。感染症にかかる同僚、本国の貴族が欲しがる黄金は思った様に採れない、現地住民との争い等々。キリスト教布教が大義なので、教会の建設も込みの政策事業。ロマンだけで邁進していたコロンブスにも疲れが。そして新大陸発見の悲報が届く。話の転がし方がすごく上手。歴史の偉人を人間的な側面で描きまくった点が評価に値します。個人的に大好きなシーンは、通訳に抜擢した現地住民の青年が、コロンブスと決別する時に「何故こちらの言葉を覚えない?」と。これほど新大陸発見という西欧社会だけの一方的な解釈を痛烈に問題提起した台詞はないですね。歴史は征服した勝者の歴史。そこには常に弱者の歴史が埋没している。歴史というフレーズで言えば、こんな台詞も。「彼がいなかったら我々の名前も後世に残らないだろう」と。もちろん言うまでもなく、スコットのケレン味たっぷりの映像美あってこその物語です!G・ドパルデューの名演技も忘れちゃいけません。
コロンブスのなんか記念の時期にドタバタありながら数本作られたコロンブス映画のリドリー・スコット監督作のほう。今現在、ブルーレイどころかDVDで観ることもままならないのが残念。問題作ではあるけど、コロンブスの狂気も描かれて、リドリー・スコット作品の中でもかなり上位にくるであろう映像美。ヴァンゲリスの音楽も素晴らしかった。
アメリカ大陸発見500周年記念、コロンブスの伝記映画。当時チンダル現象大好きおじさんだったリドリー・スコット監督作。なので、屋内外やたらと煙たい画。あとなんかホコリが舞う。時代考証しっかりしてそうで、未開の地の現地人の描き方に独自性とリアリティ感じるが、HS撮影多用したアクションと編集がぬるい。エキストラが多くて撮影がとにかく大変そう。金かかってるだろう割に大して面白くない。何しろ162分と長くてダルい。コロンブスと敵対する、残虐な貴族を演じた、マイケル・ウィンコットの非道悪漢ぶりが際立つ。なんというか、監督もコロンブスもお疲れ様でした。
音楽が秀逸。The Conquest of Paradise が胸に響く。
琉太

琉太の感想・評価

2.1
海洋アクションアドベンチャーを期待したら真面目な話で驚いた。
確かCMは娯楽作品ぽい感じではなかったかな?
ストーリーもそれほど楽しくなかった
ガッカリして映画館を出たのを覚えてます
レク

レクの感想・評価

3.0
コロンブスの新大陸発見500周年を記念して作られたリドリー・スコット監督作品。
光と影のコントラスト、美しく神秘的な映像と音楽。コロンブスの栄光と挫折、等身大の人間性が描かれる。

1992 年アメリカ、フランス、スペイン製作の作品。
映画会社側は「エイリアン」や「ブレードランナー」等で有名なリドリー・スコット監督で痛快アドベンチャー映画を製作しようとしたが、監督側は新大陸発見の意義まで問う重くシリアスな内容で描きたく、二者は喧嘩別れとなった。

映画会社側は「 CHRISTOPHER COLUMBUS THE DISCOVERY 」と題名にコロンブスの名前をつけられたが、リドリー・スコット側はコロンブスの名を使えずに「 1492 : THE CONQUEST OF PARADISE」とせざるを得なかった背景がある。
marev

marevの感想・評価

3.4
映画館。
シガニーがイザベル女王をやっているコロンブス映画。
当時、コロンブスのアメリカ到達500周年だったため、同じ時期に別のコロンブス映画があるが、あちらのほうが有名。
でも私はこちらしか見てない。
地味だけどリドスコ映像とか音楽とかはそこそこ。
>|