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ローゼンシュトラッセ
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『ローゼンシュトラッセ』に投稿された感想・評価

ユダヤ系と非ユダヤ系の「異人種間の結婚」の夫婦を襲った、ユダヤ人強制連行とそれに正面から抗議し続けた女性たちの実話!

一本の通りを舞台にした映画です
ホロコースト映画としては「小さな」部類かもしれません
でも、ドイツ映画(当事国)ならではのモラルというか、女性たちの悲痛な叫びが、大袈裟でないからこそ赤裸々に響いてきたりもして、強く強く胸を打たれた

『ハンナ・アーレント』のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督の昔の作品

当時のベルリンでは大体のユダヤ人は収容所に送られているか、国外に脱出していて、そこで次の標的となったのは、「非ユダヤ系」と婚姻関係にある(ごく少数の)ユダヤ人だった

彼らは「ローゼン通り(タイトル)」にある仮収容所に入れられ、東方への移送へ秒読み段階となってしまったわけです

収容されてしまった夫を心配して建物に集まる妻たち

あの恐ろしきナチ政府を正面にして、決して屈することなく、非暴力で抗議し続けたドイツ人女性たち、それだけで、なんか目頭が熱くなります

私ならダンナにそこまで出来るのか・・・(こらこら)

映画としては、基本的に回想の構図を取りながら、現在と過去が交錯していくんですけど、現代社会における人種の問題を、若者たちの結婚の風景の中にきちんと描き込めてる所に、歴史認識に対するメッセージと未来への希望が感じ取れて、史実映画だけに留まらないラストが爽快ですね

ただ
奇跡や幸運によって生還したユダヤ人たちよりも

送られ、還ることのなかったユダヤ人たちの命

その重みがズッシリ圧し掛かる「沈黙」という視点に、ドイツ人としてのモラルが表れているような気がした

男性の描き方
女性の描き方
それが気持ちいくらいハッキリしている
マルガレーテ監督らしい線引きの仕方
若干あからさま過ぎるけど、ナチスをナチスたらしめたのは、体制に同化して流される男性の特質ってのも、一理あるのかもしれない

どんな状況でも武力によって制圧してきたナチ政府
そんな彼らが、機関銃を目の前にしても、絶望にさらされても、決して諦めなかった主婦たちの断固とした姿に釈放を余儀なくされた

事件自体は、小さなものでも
そこにある事実は、とんでもなく大きなものだ!
ローゼンシュトラッセ・プロテスト事件を主軸に展開されます。「ハンナアーレント」と同監督による作品。アーリア人とユダヤ人の結婚によるユダヤ人の家族(夫や妻)とその夫婦間に出来た子供達についてのナチスの対応政策に影響力を発揮したアーリア人妻達の抵抗運動。ユダヤ人妻の場合の多くは夫が離婚して自分の立場を優先し、この事件の様に夫がユダヤ人の場合は収容施設の前にアーリア人の妻が詰め寄り、最終的にはゲッペルスからユダヤ人の夫の解放を勝ち取ったという史実。戦争、そして独裁下という極限状態に於いての女性たちの犠牲は計り知れないものを再認識させられ、そして男というものはアイヒマンの証言の様に特殊な環境下にあっても体制や命令に忠実になってしまうのだろう。そういったこともナチス政権を後押ししたのかもしれない。
McQ
3.6
ユダヤ人大量虐殺の裏側で、ユダヤ人を愛する〝ドイツ人〟がベルリン・ローゼンシュトラッセに集結した!

これが1943年に起きた〝ローゼンシュトラッセ・プロテスト事件〟となるのだが、この物語が語られるのは現在(恐らく90年代?)の事である。母からドイツ人男性との結婚を猛反対された上、その理由について一切答えない事に痺れを切らした主人公は、この〝秘密〟を暴くべく、母を良く知るであろう〝ある女性〟の口を開かせるのだった、、

この〝ローゼンシュトラッセ・プロテスト事件〟なる存在については本作を観るまで知らなかったが、これまで映画で描かれる事も無かったんではなかろうか。このドイツ人の視点は中々貴重だと思った。

しかしながらドイツ人目線だからこそなのか、ナチスが〝らしくない〟のが少々気になるところである。又、母が口を閉ざした理由が明らかになっても、そうかそうかと頷けるものではなかった。

そして美少女(過去)と老女(現在)のギャップが一番気になった。どうでも良い部分かも知れないけど個人的には、そこ重要!

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