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シェラ・デ・コブレの幽霊
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『シェラ・デ・コブレの幽霊』に投稿された感想・評価

幽霊の正体見たり枯れ尾花。

いや、決して作品を否定してるわけではなく、この映画煽られすぎた。ハードル上がりまくり。

探偵ナイトスクープの件然り。
金沢映画祭での出来事然り。

とにかく怖くて、怖すぎて封印されて、封印を解いて上映しようとすると、何かが起こる。。。いや、実際起こったりもしてたらしいし、どんな映画なんじゃい! と。

長らく封印されてた本作が数年前に海外で突如ソフト化。そんなに高くなかったこともあり、購入して冒頭部観てみたものの、やはり日本語字幕がないのはキツくて、そのままほっぽいてありました。

で、何気なくアマプラのラインナップ眺めてたら、あれ?あれれ?

配信されてるじゃん!しかも課金なし!

アメプラやるじゃん、と感心しながら早速観てみました。。。

うむ。さすがに60年くらい前の作品だしね。こんなもんかな。でも当時だと幽霊描写はびっくりするかな?うむー。

お話的にも、まあ怖がらせるというよりはミステリー要素強め。

観てしまえばこんな感じね、って感じで。でも観てよかったかな。

観る人が観ればゾクゾクする怖さはあるかも。。。しれないです。。。

アマプラさん、ありがとうございました。画質も良かったですよ!
幽斎
4.0
「伝説のホラー映画」例えがコレほど相応しい作品も無かろう。日本ではABC朝日放送「日曜洋画劇場」1967年に放送された1回コッキリ。淀長さんの解説「シェラデコブレって、何かシャレコウベみたいですね。コワイですね」ホラー界隈では伝説と化してる。AmazonPrimeVideoで再鑑賞。

製作年が1964年或いは1959年と諸説ある事が、曰く付きの始まり。元はCBSのTVのホラー枠で製作したパイロット版「The Haunted」54分の作品。当時としては画期的な「足の無い幽霊」登場するが、アメリカ人のメンタリズムからすれば、姿形の有る心霊現象は異例で、足が無い事でこの世のモノでは無いと分る描写が放送コードに抵触してお蔵入り。監督は再編集して1時間21分版「The Ghost of Sierra de Cobre」製作。

しかし、試写会で「怖すぎる」退場者続出で再びお蔵入り。フィルムは火災で焼失、現存するのは世界中に2本だけ。1本はカリフォルニア大学ロサンゼルス校。もう1本は映画評論家の添野知生が所有。私がこの作品を最初に知ったのは「探偵ナイトスクープ」で幻の本作が見たい!と言う依頼。サンテレビで再放送されたらしいが、アメリカでも円盤化されず、私も先輩からの情報しかなく「シラレコブレの幽霊」誤って記憶してた。

2018年10月にUS版Blu-rayが発売され初めて観た。円盤には1時間21分版「シェラ・デ・コブレの幽霊」。54分版「The Haunted」両方が収録され、日本語の字幕は無いが全く問題なく鑑賞。知ってはいたが主演「スパイ大作戦」Martin Landauは驚き。私にとって彼はローラン・ハンド役のヒーローで、Peter Gravesと共に子供の頃に再放送を何度も見た。彼が劇場公開され無い事を聞かれ「アレは本当に怖かった、試写を見た人は体調不良に為った」インタビューで答えた事が伝説の始まりとの説も有る。

Joseph Stefano監督と言えば、私の師匠Alfred Hitchcock監督の最高傑作スリラー「サイコ」脚本家。本作もサイコのテイストは存分に感じるが、続く「六年目の疑惑」サイコ・スリラーの傑作、人気シリーズ「アウター・リミッツ」成功で本作を製作。懲りたのか(笑)、監督作品はこの1本だけ。印象的なタイトルのシェラ・デ・コブレ村は、会話の中だけで実際には登場しないとか、ギミックも多い。特長的なのはHitchcockが得意としたミラーズ演出。例えばLandauが演じるのが現代建築家と心霊調査員。自宅も1階がゴシック調で、2階はモダンアート等、随所にコンセプトの対比を描く事で、スリラーの深層心理を惹き立てる。

作品をレビューしようと思ったのは、今回が初めてでは無いが、円盤が輸入盤しかないので保留案件。しかし、突如としてAmazonプライム会員なら無料で配信されると成れば話は別。アマゾンで観たのは5月16日だが、日本語字幕もしっかり有るので、安心して紹介できる。コンテンツが消えない内に、奇跡のリリースを心行くまで堪能して欲しい。

肝心の作品の中身は、流石に60年近く前のスリラーなので、ホラー目線で言えば怖れるレベルの怖さは無い。アマゾンのレーティングもR13+なので女性でも安心(笑)。当時から見れば失神者続出かもしれないが、ホラーの地位も向上、脚本やVFXの進歩も相まって、過激なシーンに慣れた現代の水準では、トラウマには及ばない。円盤に較べるとアマゾンの配信は(どの作品もソウだが)画質が悪く、観たからこそ言えるが「幻の作品」は、ikkoさんじゃ無いけど「まぼろし~!」の方が良かったかも。

とは言えサイコの脚本家だけ有り、ホラーとして見ると時代感は拭えないが、スリラーとしては今でも秀逸かと思う。導入部は盲目の資産家ヘンリー・マンドールから「死んだ母親から毎晩電話が掛かってくるので調査して欲しい」と言う依頼。オカルトなのかスリラーなのか、不文律の中で怖いのは幽霊では無く人である、と言うスリラーの鉄則を守りながら、スリラーに薄目のミステリーを加える事で、未解決事件を炙り出すテクニックはシンプルだけど面白い。

動機や真相への伏線には時代を感じるし、現代のメタファーで考えると咀嚼できない部分も有るが、ソレが新鮮に映るのだから脚本の骨格がブレて無い証。「The Haunted」と「シェラ・デ・コブレの幽霊」を比較すると、The HauntedはTVシリーズのパイロット版故に、伏線に対する編集が荒い気もするし、シェラ・デ・コブレの幽霊も追加したパートとの整合性なのか、理屈が合わない不自然な部分も見受けられる。但しロジックは新鮮なので、其処まで瑕疵とも言えない。

本作が「リング」元ネタと言うのは有名なトリヴィアだが、例えばレビュー済「ラストナイト・イン・ソーホー」の様に、本作をインスパイアした作品は数え切れない。私の父親が生まれた世代の作品でも普通に面白いのは、伝説の作品と言う名に恥じない。「足の無い幽霊」日本の怪談にも出てくるので、ジャパン・オリジナルだが、当時のインパクトは凄かっただろう。「サイコ」がお好きの方なら見逃し厳禁!。スリラー専門家として自信を持ってお薦めしたい。

ホラー20%、スリラー80%の伝説の映画。60年近い時を経た幻の作品を堪能して欲しい。
4.0
死ぬまでに本作を見ることが出来たことに感謝!!ソフト化にご尽力くださった皆様、本当にありがとうございます!!

ホラー好きの間ではレジェンド級の超有名作。現存するフィルムは世界に二本しかなく、本国での試写で怖すぎたため公開中止となり、陽の目を見ることのなかった作品です。日本ではテレビ放映を60年代ごろに数回やっただけで権利切れとなり返却。その後、公開されることもソフト化することもなかった。

『探偵ナイトスクープ』によって日本での知名度が急激に上がり、有志たちがフィルムを保有してる人の協力を得て2010年ごろに何度か上映会を行ったけど、その後は音沙汰なし。

それでも無名の監督・脚本ならスルーしちゃうんだろうけど、本作の監督・脚本はヒッチコックの『サイコ』で脚本を担当したジョセフステファノ。私もナイトスクープで本作の存在を知ったのですが、ソフト化の続報が全く聞こえて来ないし半ば諦めかけてました。まさか本当にディスク化されるなんて…。

正直もう見る機会もないだろうな〜と思ってたので、今回の世界初のディスク化には本当に驚きました。もちろん即予約。英語音声・英語字幕だったけど見れてよかった。というわけで読み間違いがあるかもしれないので内容が違ってたらスミマセン!

あらすじ…
夫の先祖から広大な土地と家を相続し暮らすマンドール夫妻だが、夫ヘンリーは怪奇現象に悩まされていた。ヘンリーの母は幼少期のトラウマから生きながら埋葬されることを心配しており、棺の横にヘンリーに繋がる直通電話を置くよう言い残して一年前に亡くなった。真夜中になるとその電話からヘンリーに電話がかかってくるというのだ。電話口から聞こえるのは老女の啜り泣く声のみ。ヘンリーの妻ビビアは建築士兼心霊研究家の主人公に解決を依頼するが…。

主人公が心霊現象を調査する所謂心霊探偵ものが大筋で、幽霊が本当に存在するのか否かを観客に問いかけるような内容になっている。そして、幽霊存在の是非が重要なのではなく、幽霊に悩まされること自体がその人の過去や現在における悩み等に起因する精神的な事情に大きく影響されるものであり、心霊探偵として関わることでそういったものを取り除けるのであれば原因が幽霊かどうかなどということは些細な問題にしかならない。主人公は幽霊が実在するという立場に立ちつつも、こういった価値観のもと行動しているのがとても印象的。

霧がかかった都会を巨大な波が飲み込んでいく冒頭の映像から始まり、主人公がマンドール家の墓へと近づく際の暗闇と風の演出等、映像的にも面白い場面が多い。私が字幕を読み間違えて理解できてないのか、途中で意味不明な登場人物が居ましたがね(笑)

調査のために主人公とビビアがヘンリーの母親の遺体のある棺へと向かう道のりはまるで地下迷宮のようであり、ビビアの語りの進行とともに地下へ地下へと進む2人はまるで霊界へと足を踏み込みこの世から逸脱していくような印象を与える。BGMのない中、吹きすさぶ風の音や勝手に開閉するドアなどがそういった空気感を醸成していく。

やはり見どころは伝説となっている幽霊のビジュアル。古臭さは感じるものの、ドアップで映される血走った顔面の異様さは途轍もない生理的嫌悪感を覚えるものになっており、当時見た人々の記憶にこびりついたというのも納得。そして今見てもそのインパクトは凄まじく、純粋に目を背けたくなるような映像となっている。これはモノクロだからこそ表現できるものであり、その強みを活かした唯一無二の素晴らしい演出だと思いました。私もあの顔を忘れることはないと思います。

こういう「怖すぎて上映中止」とかいう煽り文句がくっつく作品って残念なものが多いイメージなので本作も内容的には全く期待してなかったのですが、しっかりと堅実にそして誠実に作られた幽霊譚であり、めちゃくちゃ面白くてビックリ。さすがジョセフステファノですね。もともとテレビ向け映画だったためか、セリフで色々と語りまくる(というか事件の原因とか幽霊がいるかどうかについてガチ議論してる笑)シーンが長かったのと冗長に思えるところがあったので、もしかしたら55分版の『Haunted』の方がスマートで面白いのかもしれません。

日本版が今後発売するのかどうかはわかりませんが、海外版安いので(一時期高騰してましたが、今は落ち着いてます)ホラー好きの方でしたら買っておいて損はないと思います。

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1980年05月31日

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