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アルバート氏の人生
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目次

アルバート氏の人生の作品紹介

アルバート氏の人生のあらすじ

19世紀のアイルランド。ウェイターとして働くアルバートには、誰にも言えない秘密があった。それは40年以上も男性に成りすまして生きてきた「女性」だということ。ずっと孤独だったが、ある人物との出会いが彼女の心に変化をもたらしていく。

アルバート氏の人生の監督

ロドリゴ・ガルシア

原題
ALBERT NOBBS
製作年
2011年
製作国
アイルランド
上映時間
113分
ジャンル
ドラマ

『アルバート氏の人生』に投稿された感想・評価

犬
3.4
ノミ

19世紀、アイルランドのダブリン
人付き合いを避けて、静かに暮らす内気な執事アルバート・ノッブス
性別を偽り、男性として生きる道を選んだ彼女はある日、ハンサムなヒューバートと出会ったことから、自らを偽り続けて生きることに悩み始め.....

独身の女性が自立して生きることがまだ許されていなかった時代
男性として生きなければならなかった1人の女性の姿を描いたロマンスドラマ

なぜ、彼女はそこまでして生きるのか⁉︎

生きにくい時代ですね〜
この時代の女性は苦労が多かったことでしょう

ストーリー自体はそこそこ
切なかったです

そして、男性に見せるメイクは見事!
ホントに男みたいだった

グレン・クローズの演技も良かったです
そして、ジャネット・マクティアさんもスゴイです!
アーロン・テイラー=ジョンソンは、良くも悪くも印象的

自分らしく生きたい!
「我々は自分自身の仮装をしている。
…そういうことだ。」

マッチで電灯を点け、懐中時計で時間を確認します。ホテル中に灯を灯しているのはアルバート氏でした。

ここは、モリソンズ・ホテルです。
そこのアルバート・ノッブスは有能なウェイターでした。彼は部屋に戻るとすぐに今日もらったチップを数えて、大事に床下に隠すのでした。

ある日、ホテルをクビになった若い男がいました。男はボイラー技師見習いと嘘をついてモリソンズ・ホテルに来ます。

男装をして生きる一人の女性の半生が描かれた映画です。

グレン・クローズの男装がとても美しいです。

この映画を観て、アルバート氏を可哀想に感じるだとか、不憫に感じるだとか、観衆によっていろいろな感想はあるでしょうが、これが望む望まないに関わらずアルバート氏の人生なのですね。

選択はあるでしょうが、もし、アルバート氏が何度も人生を繰り返したとしても、同じような人生を歩んでいく気がします。

時代風景が古いのが、この映画の丁寧な描写に似合っていて、ゆったりと映画の中へ入っていけました。

「自分が女だと、いつ妻に話した?」
No.2553
【"表情筋"で演技する、無冠の名優グレン・クローズ】

あ、どうも、「グレン・クローズにオスカー像を!」”自称”推進委員会委員長のよしおです。

なぜクローズはオスカーを受賞できないのか、これはアカデミー賞7不思議の一つなわけですが、

これまで、実に7度候補になっていながら、いまだにアカデミー賞は無冠である(主演候補に4回、助演候補に3回)。

もちろん、賞レースがすべてではない。それはわかっている。しかし、昨今、「実在の人物を演じればオスカーが獲れる”ものまね大会”」とまで揶揄されるようになったアカデミー賞で、本作のような「明確なモデルのいない、創作された人物」を演じきったクローズのような超絶技巧の女優を、もっと評価してもいいのではないか、と思っているのだ。

さて、1988年の「危険な関係」以来、実に23年ぶりのノミネートとなったのが本作。

まさに「表情筋」で演技している!!
表情筋で喜怒哀楽を表現し、表情筋で生き様を見せてくれる。超絶である!!

それなのに、この年は「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のメリル・ストリープにオスカーを「獲られてしまった」。同世代でライバルともいえるストリープにオスカー像をさらわれたことは本当に悔しかったと思う。

そして本作から7年後の2018年、今度は「天才作家の妻 -40年目の真実-」で7度目のオスカー候補になる。

この演技もすごい。この映画では表情筋よりも更に演技の幅を狭めて、もはや「眼球」で演技していると言っても過言ではないような、凄みがあった。

この「天才作家の妻」の時はゴールデン・グローブ賞も獲っていたし、「アルバート氏の人生」と合わせ技一本でさすがに受賞すると思ったが、またしても、まさかの受賞ならず・・(受賞は「女王陛下のお気に入り」のオリヴィア・コールマン)。

クローズさん、諦めたら試合終了ですよ!!

内容に触れますと、

アルバートが、ヒューバート・ペイジ(ジャネット・マクティア)に出会ってからの「生き急ぎ感」が凄く伝わってきて切ない。ホテルでの仕事っぷりは有能なのに、恋愛も含めた「生き方」は可哀そうなくらい不器用なんですね。

ラストも、次々といろんなものを一瞬で失っていくアルバート。月並みな言い方で申し訳ないですが、「自分らしく生きる」って、何なんだろう、って考えさせられました。

監督のロドリゴ・ガルシアは、ノーベル文学賞受賞の世界的作家、ガブリエル・ガルシア・マルケスの息子。

ガルシア・マルケスといえば、かつて私も『百年の孤独』というぶっ飛んだ小説を夢中で読んだ記憶があります。

ロドリゴ・ガルシア監督はせっかくだから、父の小説を映画化するくらい挑戦的であってほしいなぁ、とは思っています。まぁ、難しいとは思いますが。

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