サイコ リバースの作品情報・感想・評価

「サイコ リバース」に投稿された感想・評価

無

無の感想・評価

3.3
一見どこにでもいる平凡な銀行員として真面目に働いていたジョンは実は二重人格で時間が来るとエマという名の女の姿からスーツに着替え通勤していたがある日彼女が庭で花に水遣りをしていると家の横を通過していた列車が脱線。
その事件が起こった事でジョンとエマは夫婦だと思われ事件に目をつけた政治家とその妻に庭でパーティーを開かせてくれと持ちかけられたり、ジョンの子供を産んだ売春婦のマギーが金の無心に現れたり平穏だったはずのジョンとエマの住み分け生活は徐々に崩れていき…

再鑑賞したついでにレビュー。
主人公の生い立ちは断片的なフラッシュバックでしか語られないのでほぼ分からないけど、トランスジェンダーだった息子に嫌悪した母親に抑圧され続けたせいで人格が分裂してしまったのか、または母親受けた虐待の現実逃避として人格が分裂してしまったかのどちらかだと思うがジョンの姿でいる時もしぐさに繊細さがあるので多分初めから女性として生きたかった人だろう。
設定やキリアンの演技は良いのにストーリーの爪が甘いせいで話に真実味がなく惜しい作品。
あと、どうせ悪い事をするならもっと派手な事をやらかしてほしかったが元が気弱なタイプの人間なのでそこは逆にリアルなのかも。
まるで娼婦に見えないエレン・ペイジが演じるマギーがジョンがこう言えばその通りに行動するしエマが逆の事を言えばそちらの言う事も聞くような自分というものが全くないキャラクターで中途半端。
いかにも重要人物みたいな顔で登場するスーザン・サランドンも特に物語の核になる訳でもなく存在意義が不明…
脇役が空気状態なので一人二役で頑張るキリアンの一人芝居みたいになっててその分彼の演技は堪能できる。
ただ、華やかでキラキラしたキャラクターだった「プルートで朝食を」のキトゥンとは違いエマは黒髪のウイッグにせっかくのアイスブルーの綺麗な瞳も茶系のカラコンで隠されてるので地味なのが残念…
誰も男だと気付かないのはおかしい!という人もいるけど他の男の女装姿とは一線を画す見た目なので初見ではバレないはずw
ジャケ写の写りがひどいせいか鑑賞者が少ないのがもったいないし男でいる時よりも女でいる方が断然自然で魅力的(特に背中のラインが綺麗)なので彼のファンには観てもらいたい!

Trailer
https://www.youtube.com/watch?v=b965M1NCEV0
また広告詐欺にあいました。思ってたんと違うかった。この手の設定は演技すごいが先行しちゃう。マギーが振り回されまくってて、おい!自分の意思!!って思ってイライラした。ラストはどうせなら胸糞映画であってほしかったなぁ。終始地味で盛り上がりに欠けたわ。
犬

犬の感想・評価

3.3
仕事

ネブラスカ州の小さな町で暮らす銀行員ジョンには、女装して家事をこなす“エマ”というもうひとつの人格があった
ある日、自宅の裏庭に列車が突っ込む事故が起きたことから、エマはジョンの妻として世間の注目を浴びることになり……

キリアン・マーフィが多重人格者を怪演するサイコスリラー

キリアン・マーフィが綺麗すぎ!
女性としてなんか好きになっちゃいました

おかしな人

ストーリー自体はまあまあかな

少しホラー感

タイトルが、、
キリアン、マーフィの演技力さすがだったけどスーザンサランドンもやはり良かった😃

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりキリアンマーフィーの演技力は凄い…

ジョンとエマ、どちらにも幸せになって欲しい…

主人公はもちろん可哀想なのだけど、1番は焼かれて殺された根なし草野郎かも…

最終的に子どもが無事で良かった。

スーザンサランドンの演技も良かったです!
真夜中

真夜中の感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「インセプション」組のキリアン・マーフィとエレン・ペイジが再共演。例によってインチキな邦題が付けられていますがサイコ・サスペンスなどではありません。トラウマと多重人格をシリアスに描いた地味なドラマです。とは言っても多重人格、母親、モーテルなどの要素は明らかに「サイコ」へのオマージュであり、このインチキ邦題もあながち間違っているわけではないかも??神経症的な男性ジョンと幼き日のトラウマが生み出した彼の「妻」エマ、そして彼の母親へと変貌してゆくキリアン・マーフィの怪演が大きな見どころ。いま最も女装の似合う俳優です。劇中、彼の女装が最後まで誰にも気付かれないというのはさすがに無理があると思いましたが、他の俳優がやったらとんでもない惨劇になっていたことは間違いないでしょう。ブライアン・レイツェルの音楽良き。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.5
キリアン綺麗!

とても楽しめました。兎にも角にも、キリアンの演技力のなせる技です。
ジョンパート、エマパートがはっきり分かれ、そのどちらにも感情移入し、またその時にはそうじゃない方を邪魔に感じてしまうほど。
どう考えてもハッピーになれる要素が皆無で、キリアン可哀想的な目線になっていくのですが、どちらのキリアンも最終的には同じことを望んだ点がすごいなと思いました。
それにしてもすごくないですか?演じてる上で、その役が違う誰かを演じてるのを隠そうとする演技。まゆを剃る意味。やっぱりキリアン最高。

子供の頃のトラウマって、大人になればどうなるってことでもなく、甘えとか逃げとかじゃなく、取れないシミを植え付けられたようなものだから、感情移入甚だしく、キリアンほんと超可哀想ってずっと感じました←しつこいな

脇を固めるスザンサランドン、エレンペイジもやはり達者で、うまく話を盛り上げてくれます。
ラストシーンも、本当に物悲しく感じるのでダメな人もいると思うけれど、わたしはこの映画の内容を鑑みるに最大のハッピーエンドになれたと思います。希望が継承されたんだもの。


原題のピーコック、クジャクのことなのかと思ったら、町の名前か。とは言え、羽根を広げた姿と、普段の姿どちらがどちらだったのかを考えるのもまた一興。
それにしても、もとのサイコ全然関係ないじゃん( ;∀;)タイトルひどいな!
大人しい銀行員のジョンはひとり毎日静かに過ごしていた。
しかしある日電車が脱線しジョンの庭へ突っ込んでくる。
家から出て来たのはエマという女性。彼女はジョンの別人格だった。
es

esの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

女性と子供たちに対するケアの不十分さを背景に、虐待からのトラウマにより解離性同一障害となった青年を描いた静かで切ない作品。
8時15分を境に入れ替わるジョンとエマ。列車事故をキッカケに州知事再選を画策する政務官や上院選を狙う町長と女性の自立を促す夫人、街を出たいと願うシングルマザー、様々な思惑に巻き込まれ次第に両者のバランスが崩れ、エマが肉体を支配するようになる。
キリアン・マーフィーの演技が素晴らしい。ジョンとエマの立ち振る舞いや表情・声音の使い分けの繊細さに驚かされる。終盤にあるジョンの振りをしたエマという高度な演技は必見。
ネブラスカ州は生活費が安く済む土地らしいが、それにしても酷い職場環境。月収300ドルの低賃金、銀行の地下にある狭い部屋で昼休みも無しの就労は酷すぎる。チョコバーと野球カードと幼い頃からの避難所だったのであろう川辺で過ごす僅かな時間だけがジョンの幸せな時間だったのかと思うと切な過ぎる。
劇場未公開作品。多重人格者の静かな毎日が、列車脱線事故をきっかけに破綻する…。狂気のサイコスリラー。自分が自分を追い詰めるという苦悩と悲劇。8時15分。ピーコック銀行。トップス社野球カード。クリル町長とファニー夫人。