トゥー・スリープ・ウィズ・アンガーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『トゥー・スリープ・ウィズ・アンガー』に投稿された感想・評価

ふーーーん??
アフリカ系アメリカ人の、歴史によって構築された考え方や生き方に縛られているさまを見る、という前提知識入れまくりで観たからそういう見方しかできなかったしその要素は映画全体にめちゃくちゃ…

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【チャールズ・バーネット】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 2010年)の49位。

基本のプロットは不和を内在していた中流黒人家庭の崩壊と再生、というまさにホームドラマ。そこにオールド・サウスの民間伝承と呪術的なムードが注ぎ込まれることで虚実が曖昧になっていくという、一種のマジック…

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4.0
アメリカ版小津作品を観ているかのよう。
ハリー、暫く記憶に焼き付くなってくらい濃いキャラだった。ちょっとホラー味もあったな。
あお
4.5

何を見せられているのかわからないけどなんだか面白い映画。

登場人物のキャラクターがそれぞれ際立っていたからなのかな。
あまり重要でない脇役ですら印象に残っている。
観終わってからも隣のトランペット…

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バーネットまたまとめて観られる機会欲しいなあ。面白い。

何となく体感的に、「あそりゃそうよね、この時代にこういう映画はあったよね、そりゃ。」ってミッシングリンクが埋まったって感覚がする。

ダニー…

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para
4.0

突然の訪問者は招かざる客だったのか、
それとも悪霊・悪魔の存在が家族をまとめたのか。
日本でもあった洗脳のような家族乗っ取り事件を想起してしまった。

ハリーは人の形をしているが、それは様々なものに…

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Tatsu
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チャールズ・バーネットこれも素晴らしい。後のドナルド・グローバーとかに影響与えてそう。バーネット版『疑惑の影』かと思いきやもっと複雑なところまで行く。
悪魔が死に、男は生き返る。 

様々なことが起こっているが、大したことは起こっていない、けれども何故か大きく引き込まれる感じはフォークナーを思わせた。
何か凄いもの観たなという感じ。
ドナルド・グローヴァーのアトランタ的な淡々とした奇妙さ。南部と奴隷制、それと宗教等への如何ともし難い感情。
ダニー・グローバー怖い。

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