鮮烈に頭に残る風景そのもの、そして土地の歴史が言葉を用いずとも映像で語っていくことで、ドキュメンタリーでもフィクションでもないスピリチュアルで奥行きのある空間が生まれる。読み解くための映画ではなく時…
>>続きを読むうつろうつろ見てしまったのはショットとしての強度が強すぎるせいじゃないかと思ったが、それも全て夢の中にある小さな集落のような語りを膨らませているということに帰結してしまう、長い時間暗闇に閉じ込められ…
>>続きを読む念願だったのにあまり入り込めなかった点が残念だったが、フラハティとかを見ていた頃の自分を思い出した
ペドロコスタに引き継がれたものもあるし、この世代らしい牧歌的な面と同時に淡々とした寂しさのような…
ストローブ・ユイレ的。パウロ・ローシャ的。ジョン・フォード的ビクトル・エリセ的駅。屋内に座っている何人もの住民を長回しで映す。羊。網にかかった魚。旅立つ父を時々手を振り別れを惜しむ少女の長い影。炎。…
>>続きを読むペドロコスタの作品を観るにあたっては補助線になる作品。特に『溶岩の家』や『骨』への影響を強く感じた。これらの作品の方がずっと乾いていて、鑑賞体験の質感は全然違うけど。
トラスオスモンテスの人たちの…