溶岩の家の作品情報・感想・評価

『溶岩の家』に投稿された感想・評価

2025/06/10 ユーロスペース2 後ろ目だと全体見渡せる 監督:
3.5
もののけ姫のサンのような、絶対そんな格好の看護師いないだろってツッコミをいれたくなるような主人公が最高。
ゼロサムゲーム映画。
4.2
このレビューはネタバレを含みます
全員気狂いでなにも理解できず理解させようと言う気もなさそうだし始まりも終わりもないが面白いというすごさ
カット
主人公の顔(つき)

この、「核のところはなにも分からない」のに対して、作品全体に漲る「力強さ」は、どこから湧いているのだろうか。

カーボ・ヴェルデの持つ、光の強さだろうか。

それとも主人公・マリアーナ演じるイネス・…

>>続きを読む
美波
-
「何よりも、ワインを飲んで思い出してほしい」

人と人の間の壁がギスギスすれ違う
犬は歯を食い縛り舌を噛みちぎる
崩壊寸前の文化の前では死者も休めない
5.0
マリアーナのようにただ戸惑い彷徨い圧倒されることしかできない。

ペドロ・コスタ監督2作目。
前作とはだいぶ系統が変わったけど今作も光と影を操ってるかのように洗練された空間作り。特に暗闇の中で顔がヌッと現れてヌッと消えるのが良い。死が漂ってるのに妙に陽気な音楽が流…

>>続きを読む
5.0

黒い子豚可愛い〜〜!!!
ハンモックから目覚めて起きたと思ったら、足とりんご、混ぜてるカレーをひったくってぶん投げて、1回奥行ったらまた戻って、ベッド思いっきり引っぱる美女。
"なぜどうして"がみえ…

>>続きを読む

昏睡状態となった炭鉱夫は引き取り手がおらず、リスボンから故郷のカーボベルデのフィゴ島に移送される。
ポルトガル出身の看護師マリアナはカーボベルデでは異邦人として扱われ馴染めず、ポルトガルに出稼ぎに行…

>>続きを読む
324
4.3

『血』と対照的に開かれた物語世界と画。生と死の曖昧性、亡霊の覚醒。流転先の期待と失望。神性や畏怖ではなく霊験場的に身近な火山。カーボベルデの雄大な火山・大地のヌケが良すぎる。看護婦、火山用サンダル、…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事