この、「核のところはなにも分からない」のに対して、作品全体に漲る「力強さ」は、どこから湧いているのだろうか。
カーボ・ヴェルデの持つ、光の強さだろうか。
それとも主人公・マリアーナ演じるイネス・…
ペドロ・コスタ監督2作目。
前作とはだいぶ系統が変わったけど今作も光と影を操ってるかのように洗練された空間作り。特に暗闇の中で顔がヌッと現れてヌッと消えるのが良い。死が漂ってるのに妙に陽気な音楽が流…
黒い子豚可愛い〜〜!!!
ハンモックから目覚めて起きたと思ったら、足とりんご、混ぜてるカレーをひったくってぶん投げて、1回奥行ったらまた戻って、ベッド思いっきり引っぱる美女。
"なぜどうして"がみえ…
昏睡状態となった炭鉱夫は引き取り手がおらず、リスボンから故郷のカーボベルデのフィゴ島に移送される。
ポルトガル出身の看護師マリアナはカーボベルデでは異邦人として扱われ馴染めず、ポルトガルに出稼ぎに行…
『血』と対照的に開かれた物語世界と画。生と死の曖昧性、亡霊の覚醒。流転先の期待と失望。神性や畏怖ではなく霊験場的に身近な火山。カーボベルデの雄大な火山・大地のヌケが良すぎる。看護婦、火山用サンダル、…
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