溶岩の家の作品情報・感想・評価

『溶岩の家』に投稿された感想・評価

Nao
4.0
看護師は意識不明の男の故郷へ共に向かう。カーボヴェルデの山々の美しさとヴァンコレの存在感。ポスト植民地の歴史は語らず土地が持つ記憶を映す。ヴィタリナ前夜。
4.0

ずっと観たかった作品に遂に巡り会えた

冒頭、無音状態で映し出される火山の映像に見入っていたようで、突然の激しい音楽にビクッ
その後も難しくてストーリーは追えないのだけど、美しい映像に魅了されて最後…

>>続きを読む
Lyu
-
このレビューはネタバレを含みます

バイオリンはかなり不快

少女のような見た目の、しかし冒頭で確かに成熟したことが示される女が自殺未遂をした男、亡霊を村に戻す。村の人はすでに女の名前を知っていて、女は村の子供達に予防接種をしてまわる…

>>続きを読む
4.0

ペドロコスタの作品を初鑑賞
〈color = “#夜の黒海、#白波、#火山土”〉
〈sound = “#シーツ交換、#漣、#音楽団”〉

自分も裸足になって、火山の熱を感じたい。
あと主役の人の演技…

>>続きを読む
寝てしまった。ポルトガルの監督が旧植民地の抒情を撮った恋愛ものなのか?少女が美女。ラストにワールドミュージックのような歌を披露する。オリエンタリズムというような。
5.0

家で1回見たのだが、出町座でやるのが本日最後と知り、いてもたってもいられず観に行った。
まずやはりかっこいいし美しい。おじいちゃんがバイオリンを下手に弾き始めたと思ったら、そこに他の演奏が加わってダ…

>>続きを読む

カーボヴェルデと言えば綺麗な海辺の島国を想像するが、『溶岩の家』では全くそんなことなく、まるでハリボテのように背後に聳え立つ山々。ポルトガルなんてまさに誰もが綺麗な海辺の街を連想するでしょうに。緑の…

>>続きを読む
4.2

『ホース・マネー』よりは幾らか観やすい印象で、もう少し映画内に入り込める導線を用意してくれている感覚も。一方で現実との境界をボカす、というかそもそも作り手の世界感覚そのものっぽい独特の質感は他作品と…

>>続きを読む
an
4.0

これも昔見て以来でDVD引っ張り出して久々に。都会から来た女性の若さ漲るエネルギー(素晴らしい)と、対照的に沈滞する島の人々の鬱屈した空気。皆わけもわからずもがいている感じ。主人公マリアーナは終始苛…

>>続きを読む
ROHNO
4.7
イネス・デ・メディロスの役者として以上の強さが伝わってきた。

あなたにおすすめの記事