ブラジルの集合住宅街に新しい警備会社が入ってきたことをきっかけに周囲に亀裂が走るようになるお話
まさに最近マンションに引っ越ししたからこそ本作で描かれる集合住宅の「音」の問題が身近に感じられて笑っ…
『バクラウ』のクレベール・メンドンサ・フィリオ監督の最初の劇場公開作。ブラジルの中流階級が暮らすレシフェのとある地区の物語。
1.番犬、2.夜警、3.ボディガード の3部構成。
地区の物件の半分…
フェンスを超える!!
『バクラウ』『アクエリアス』のフィリオ監督長編デビュー作。隣家の犬がうるさ過ぎて眠れないから生肉に睡眠薬仕込んで餌付けしたり、他人家にボールが入り取れなくなったキッズが別のボ…
カラーのラヴ・ディアス的な撮り方にクローズアップとかを足したようなカット割りは嫌いじゃなかったけど、試しに字幕無しで見たときに結構不明瞭な点が多かったから今一つな感はあった。(ベルイマンやドライヤー…
>>続きを読む個人主義の現代人の「家」という生活単位を、住宅地や自警団といった要素で「地域」という単位まで拡大し、その中を行き交う人々は無意識の侵入者同然となる。
タイトルの通り「近隣の音」を狂言回しに据えて、…
ブラジルの高級住宅街の人々と生活音がテーマの映画で、ファべーラではないブラジルが切り取られている面白さはあるが、だんだんとだれてくる。
掃除機で煙草の煙吸ったり、洗濯機の振動でオナニーしたりと家電…
【集合住宅、それは隣人が分からぬ空間】
ところでクレベール・メンドンサ・フィリオ監督をご存知だろうか?ブラジル出身のこの監督は今フランスで注目を集めている監督で、AlloCineによれば長編デビュー…
住民の発する生活音(Neighbouring Sounds)を緻密に積み重ねた結果、狂気に到達してしまったらしい。
戯画や風刺を狙っているかに見える演出には、シュールレアリスティックな空気があり、…
「アクエリアス」のクレベール・メンドンサ・フィリオ監督。英題"Neighbouring Sounds"、怪しげなセキュリティ会社を中心に据えた群像劇で、男女関係を交え色々なキャラクターを日常から深く…
>>続きを読む[保安の意味を問うはずが、ショットが冴えてただけだった…] 60点
最新作「アクエリアス」を見る勇気が沸く前にMUBIに本作品が登場したので鑑賞。ショットは中々冴えていたが、内容はしっちゃかめっち…