世の中には私の知らない世界がたくさんあるんだなあ('ω')
冒頭20分くらいで普通にこの映画から出られないのではないかという閉塞感をおぼえた。普通に恐怖。
ずっと視線が合わない、彼らの視線の先を私…
無茶苦茶に忍耐力を必要とされる作品だけどこのゆったりとした流れが住む場所を追われ日常に少しずつ押し流されていく諦念みたいなものに見えてくる
まぁ見てるとかなり疲れます、とにかく待ちが多いし大事な映画…
愛しき妻へ
今度会えれば30年は幸せに暮らせるだろう。お前のそばにいれば力も湧いてくる。
土産は10万本のタバコと流行のドレスを10着あまり、車も1台。
お前が夢見る溶岩の家。心ばかりの花束。
そ…
団地を内見する映画。見てる間は頭の中で再生できたあの手紙ももう全然思い出せない。あのヴァンダがゲホゲホしながらも娘とそれなりに暮らしているのには安堵した。「ヴァンダの部屋」じゃ明日にもしんじゃいそう…
>>続きを読むワンシチュエーション、ワンカット、"点"としての部屋をヴェントーラは周回し、故郷の妻への手紙を暗唱する。
荒んだスラム街と集合住宅地を、黒と白、奥行ある画と平面的な画で対置し、そこを行き来していく。…
再見。劇場で初。手の届かぬペドロ・コスタ。この「わからなさ」に生かされる気がする。失われた愛と、革命への憧憬。「エロティシズム=愛」の詩人、ロベール・デスノスを持ってくるあたりも、最高に格好いい。「…
>>続きを読む大寺眞輔氏が指摘する『アウト・ワン ノル・メ・タンゲレ』と『アウト・ワン スペクトル』における離散と結集のベクトル、それが映画においてはルノワールとラングであるという話。
あるいは濱口竜介監督が言う…
ペドロ・コスタはすごいなあ。
長回しのワンカットに見入っていると、時々自分がなにを見ているのかわからなくなってくる。けれど、面白い。
まるで詩のような手紙の内容がリフレインされ、スラム街の片隅で人…