コロッサル・ユースの作品情報・感想・評価

「コロッサル・ユース」に投稿された感想・評価

ペドロコスタ特集
寝てても意味分からんし起きてても意味分からんし…
最初は特集通うぞ!って思ってたのに短編集見てから尻込みしてその後もズルズル見てる。
昨日なんか仕事休んで行ったわい。
まぁまだ数本しか見てないけど見れば見るほどなんか分かるような分からんような…
先にヴィタリナ見ちゃったからアレなんだけどヴェントゥーラとか他の作品の繋がりにふぇ~~~~~~~って顔しちゃった。
冒頭、正方形の小さい窓から家具を階下に落とすシーンめっちゃシュールでなんか面白くなってしまったし、その後あの部屋が空っぽになってしまった事を知ってスン…ってなった。
廃墟の様なボロボロの部屋の前に赤いソファ
製作順に見た方が良いなと思ったけど、出来れば宅観したい(寝るので)
marika

marikaの感想・評価

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生き物のように佇む建築とひたすら彷徨う初老の男、捨てられたものたち。気を抜けばすぐ眠りそうになりながら、ジャケにもなってる画を筆頭に意味が分からないくらいバチバチにいけてるカットの連続で目が覚める、という状態が155分続く。昼なのか夜なのか分からない屋外のあれは凄かった。
takoya

takoyaの感想・評価

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「ヴァンダの部屋」が崩壊しつつあるものを映していたのに対し、既に崩壊した後なので動きが少なくて静寂が印象的だった。
表層的な見方なのはわかってるけど、集合住宅の無機質な部屋の場面になると画的に弱いこともあり、より退屈さが増して半分ぐらい寝てしまってた気がする。。。
osaka

osakaの感想・評価

3.3
ヴァンダの部屋が良くできすぎていたのかもしれない。対照的に静寂が支配している本作では四角いフレームの外を感じさせるような演出が感じられず、とにかく退屈。あの時の騒々しさに立ち返ろうと廃墟をめぐるおじさんの話だからそれは当然なのかもしれないけどね。

ヴァンダを描くには咳とドラッグと汚部屋を映さなければいけないという必然性があったが、おじさんが詩を朗読するのはなんだか意図を感じすぎてしまい、いらんいらん!となってしまった。
空が真っ黒なのに団地の壁が真っ白に輝いているという昼と夜の区別がある世界なら普通ありえないような光景が写し出されてる。この場面は凄かった。
Jaya

Jayaの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

殆どカメラが動かず、記憶の限りではパンが2度だけで、残りは全て固定という作り。ドキュメンタリーとフィクションの狭間といったところでしょうか。
ヴェントゥーラの過去と現在、同一人物だと気づいたときにはかなり時間が経っていました…。
1カットだけあったマンションを見上げた際の真っ黒な空、どうやって撮ったんでしょう…。

演出がどこまで入っているのか正直全く分かりませんが、かなり手の込んだことをしているのは分かりました。少なくとも過去のヴェントゥーラのシーンは、現在に比べてはっきりと作為的なカット割りになっており、明確に区別しているのは分かります。

正直、何が言いたいのか、そもそも言いたいものがあるのか、私には分かりませんでしたが、擬制的な「子どもたち」とヴェントゥーラの関係が非常に寓話的に見えて、現実味がないような撮り方をしているように思いました。そのことで、ヴェントゥーラの閉塞的な不思議な旅を見ているような、何とも奇妙な感覚に陥りました。

もしかしたら現実と虚構の狭間を描きたかったのかな…?
あ

あの感想・評価

5.0
跡形がなくなっても記憶の面影だけは奥底で光り続けている。記憶装置がどれだけ傷ついたとしても、いつだって守ってくれるし救ってくれる。緩やかな波が全てを肯定してくれているみたいだった。歩き、立ち止まり、座り込む、その全てに意味と解放を与えてくれる。無意識にグッとくる。
ひる

ひるの感想・評価

4.0
いきなり家の窓から家具がボンボン投げ捨てられるオープニングショットは、ヴァンダの咳と同様に好奇心を掻き立てられる。子供達が家からいなくなってから、キャメラは横にゆっくり動き出す。扉や画面内ビデオへの執着も相変わらず。

このレビューはネタバレを含みます

いきなり家の窓からボンボンと家具が投げ捨てられ、そのたびにガシャン!!という轟音が鳴り響く様は、ヴァンダの咳と同じくらい不安を抱かせる。と同時に「何が起きてるんだろ⁉︎」という好奇心が芽生え始めてスクリーンから目が離せなくなる。このオープニングはめちゃくちゃ好き。

今作が『ヴァンダの部屋』の続きかどうかはよく分からないが、ヴァンダの父親ヴェントゥーラが主役。前述作ではヴァンダ個人にクローズアップされていたけど、今作では父親の視点から家族との交流を描いている。

推察するにヴェントゥーラは家族に対して結構無頓着だった様子。妻に愛想を尽かされ捨てられたヴェントゥーラは焦燥からか妻に向けて手紙を書く。その内容が物哀しい。

ペドロ・コスタ監督は小津作品の影響も受けたんだとか。『ヴァンダの部屋』から繋がっているのだとすれば、世話を焼いた子ども達もいつの間にか独立して、そこにふと孤独を感じる父親の哀愁感は、確かに『東京物語』を彷彿とさせるかも。オープニングの衝撃から静かにフェードアウトしていくような作品だった。
大事な事は何度も繰り返したらいいね

ペドロコスタ特集2020
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