ストリートの子どもたちが持つ不安定で危うさをはらんだ運動の生命力を高い映像的強度で捉えた傑作でした。テレビを掻っ払って路地を歩く序盤の場面など、遠近感を活用した構図的なセンスが抜きん出ているし、そこ…
>>続きを読む屠殺場の羊たちと重なる、出口なき日常。魂を研ぎ澄ますアメリカ独立映画の至宝。
1970年代のLAワッツ地区を舞台に、労働階級の黒人家庭の日常を驚くほど静謐に、そして詩的に描き出したチャールズ・バーネ…
男の子たちが石を投げ合う遊び
無邪気な子どものちょっと乱暴な日常
しかし彼らは
数年前に火炎瓶や瓦礫を投げる
大人たちを見ていたはずなのだ
部屋でスタンが妻と踊る
音楽が止まると
彼は彼女から離…
アフリカ系アメリカ人の日常を、搾取の構図や白人への怒りという文脈から切り込むのではなく、かといって安易に楽観視するでもなく、ただそこにある生活として静かに、しかし生き生きと描き出している。白人の存在…
>>続きを読む4Kで観た。むちゃくちゃ好き。羊の屠殺職人のメタファーといい、ダイナのThis Bitter Earthといい、画面だけ見てるとなーんにも起きないし、意味も分からない、ただの日常なんだけど、その奥や…
>>続きを読むストリートムービーの先駆けとも言えそうな黒人コミュニティの風景の切り取り。無感情で羊を屠殺するアンニュイな父親、満たされないまま家庭を守り続ける母親、そんな大人たちとは対照的に無軌道な遊びにひたすら…
>>続きを読む『キラー・オブ・シープ』を初めて観た体験は、静かな奇跡でした。
チャールズ・バーネットの映画を観るのは、これが2本目です。
スパイク・リーよりも約10年も前に、これほど市井の人々の日常を瑞々しく…