【狂気の世界】採点不能
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監督:ティント・ブラス/ジャンカルロ・ルイ
製作国:アメリカ
ジャンル:歴史
収録時間:164分
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個人的には『ソドムの市』と双璧をなす狂人的映画。前々から知っていましたがついに鑑賞。160分近くありますが、行為のシーンなどは飛ばし飛ばし。あのあたりは飛ばし飛ばしでみないとやっていけないでしょう。ローマ帝国の暴君カリギュラについて描いた作品であり、人間って権力を持ちすぎるとこうなってしまうのかという、歴史の教訓のような映画。が、ほぼポルノ映画なので鑑賞には注意が必要。

長い共和政が終わり、オクタウィアヌスの時に帝政になったローマ。初代皇帝のアウグストゥスは素晴らしかったのに、2.3.4代目は暴君として有名で歴史に名を残しています。カリギュラもその一人であり、自由気ままに豪遊したと伝えられています。しかし、一次資料はほぼ現存せず、後世の史料からの評価であるため、カリギュラの実態は不明。記載通りここまで狂っている皇帝だったかもしれないし、記載されているほどの皇帝ではなかったかもしれない。いずれにせよ、ここまでコテンパンに書かれていることから普通の人ではなかったのでしょう。

巨大芝刈り機みたいな装置で首だけ地上から見せた人間たちを切り刻んでいくシーンはとてつもなく悪趣味だと感じました。エログロはどこか人に快楽を与えるのでしょうか。人権も道徳も何もありゃしない。ただただそんな内容が続くのでかなりきつい作品です。有名なカリギュラがどんな感じだったのかと、それに興味がある方のみ、飛ばし飛ばしでみるのが良いでしょう。キャストたちもここまでのポルノ映画だとは思わず志願したそうで、キャストたちも参っていた作品だそうです笑

• #tmy整理150分以上
• #tmy整理歴史

今まで見た映画の中でも1番やばかったかもしれません。

男女問わずずっと裸で、薄いモザイクが大量に出てきます。なので本当にやってるのかという驚きの連続でした。

ストーリーは大したことないし、156分もあって確実に飽きる時間はあります。

しかし見たことない映像をお金をかけて振り切ってやってくれるので凄いと思いました。

古代ローマにはハイテクすぎる芝刈り機で、生き埋めにされてる人の首を刈っていくシーンは画面に釘付けになりました。

大量のエキストラの人たちも実際にやってると思います。

幽白の仙水はカリギュラを見て闇堕ちしたかもしれません。

マルコム・マクダウェルは、時計じかけのオレンジもそうですが、どっかネジの外れたところがあるのかもしれません。

この映画で分かったことは、イチモツは切られるとモザイクが外れることでした。

時代モノ特集第5弾

1度は観たいと思ってて、たまたま見付けて借りて来たら、うーん、序盤から約100名程の乱交パーティーの描写。モザイクが多すぎて、何の映像か解りにくく、こんなにモザイクの多い作品初めて観たかも!?終盤は、ほぼAV。ローマ皇帝で暴君のガイウス·カリギュラの生涯を描き、彼が祖父から皇帝の座を奪い、やりたい放題する話。理不尽な胸糞祭りで、奇抜だけど、そんなに面白くも無かったです。ただ、こんな作品が映画としてあったのは凄いかも!?。

カリギュラは妹ドルシアを愛していて、互いに妻夫は居るが絶賛近親相姦中。祖父もやりたい放題の暴君で、権力を振りかざし、カリギュラにもダンスを披露しろと命令し、更に宮廷内にいる沢山の全裸の男女に「励め！」と乱交を強要。爺さんにお前もいつか身内に殺される身だと言われ、その事で頭がいっぱいになるのでした。



ネタバレ　↓



カリギュラは、爺さんを殺そうとしたが失敗し、側近のマクロが殺した。
そして、弟に先帝殺しが誰か訪ね、マクロと言わせ、捕えさせた。
他の裁判も適当に有罪にする。
マクロの妻エンニアも追放した。
ドルシアは妃を決め、子供を作れとアドバイスする。
借金まみれの既婚者で、したたかなカエソニア(ヘレンミレン)に決めた。
カリギュラは、有罪の者達を地面に頭だけ出した形で埋めて首刈り機で、処刑した。マクロの首も跳ねた。
新婚のリビア達の祝いの席で、奥のキッチンで、処女のリビアをレイプし、夫の尻にはラードを塗り拳を入れた。
弟が自分を殺そうとしてると妄想し、取り乱し、弟を反逆者として捕えた。
熱病で熱を出したが死なず、ドルシアに熱病が移った。
リビアの夫は、カリギュラに因縁をつけられ、いたぶられ殺された。女達に死体で遊ばせ、彼女達は死体に放尿する。竿は犬に与え、玉は妊婦のリビアに。
カエソニアは面を被り公開出産させられ、女の子だった為、カリギュラは興味を無くした。
ドルシアが熱病で亡くなった。
カリギュラは、祈ったのに彼女が死んで、神の像を壊した。
妹の死で気が触れ、1人町を歩くと、民達は彼を馬鹿にしていた。
馬鹿にした劇を観て止めに入り、身ぐるみ剥がされ、酔っぱらいとして処分され、牢屋へ。皇帝内では誰もまともに探しません。
自力で戻って来ると自分は神だと言いだす。
そして、元老院議員の妻達は淫乱だから、国営の売春宿を作れば財政安泰だと言い、金貨5枚で20分思うままに出来ると言い。彼女らに国に尽くせと言う。
ここからは、モザイクだらけでAVの様なシーンばかり観せられる。
その後、ブルタニア征服ごっこや戦争ごっこをすると耐えきれなくなった側近カレニア達がカリギュラと妻を殺した。
皆でカリギュラをめった刺しにし、叔父クラウディウスを新しい王にした。

とにかく、強烈で変態チックな性描写や残虐で理不尽なシーンばかりが続きます。けどモザイクだらけだから、凄く観辛い映像です。カリギュラだけでなく、祖父も相当酷く、兵士の竿を縛り、ワインを強制的に飲ませ、腹を刺して殺したりする。唯一の良心、ドルシアが亡くなってからは、手がつけられず、観ててげんなりしました。奇抜な映像を沢山観せれば、観客が喜ぶだろう的な感じで、正直、中身が薄く面白味が解らなかった。ヘレン·ミレンがこんな役を演じていた事に驚きました。

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