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カリギュラ 究極版
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カリギュラ 究極版の作品紹介

カリギュラ 究極版のあらすじ

紀元一世紀前半、ローマ帝国の王室は第二代ローマ皇帝・暴君ティベリウス(ピーター・オトゥール)の下で堕落しきっていた。初代皇帝の曾孫であるカリギュラ(マルコム・マクダウェル)は、祖父であるティベリウスの異常性癖に辟易しながらも重度の性病に侵される姿を横目に、その王座を虎視眈々と狙っていた。やがてティベリウスは病床に臥せ、この好機を逃さなかったカリギュラは親衛隊長マクロと共に暗殺を企て、ローマ皇帝の座を強奪することに成功した。第三代ローマ皇帝となったカリギュラは、世継ぎのためにカエソニア(ヘレン・ミレン)という淫乱女を妻に迎え、本格的な統治を開始する。初めは民衆から絶大な人気を得ていたが、内なる欲望を抑えきれず徐々に暴君の片鱗を見せ始める――。

カリギュラ 究極版の監督

ティント・ブラス

ジャンカルロ・ルイ

原題
Caligula: The Ultimate Cut
公式サイト
https://synca.jp/caligula_kyukyoku_movie/
製作年
2023年
製作国・地域
アメリカイタリア
上映時間
178分
ジャンル
ドラマミステリー
配給会社
シンカ

『カリギュラ 究極版』に投稿された感想・評価

Shaw
3.7
90時間にものぼるネガを取り入れて再構築された本作は、単なる"エクステンデッド・カット"ではなく、スナイダー版『ジャスティス・リーグ』のような大きな試みによる、長いこと幻とされていたバージョンとしてカンヌでお披露目され注目を浴びた(でも監督になるものではなく、ブラス本人は認めていないよう)。もう一度オリジナル版を見直してみたいが、悪くない。エロが減らされストーリー重視になっている。撮影は正直豪勢なセットを100%活用し切れてはいないように見えるが。
シンカ様からご招待された試写にて。
ぼかしなしで映し出されるヌードといった過剰なまでのエロ描写が豪華絢爛な芸術となっているのが凄い。
猥褻だが壮大なセットのアートに何度も驚く。
描かれる暴君カリギュラの鬼畜の所業の数々と狂気度が増すいっぽうの物語を長時間見せつけられるので観賞後はかなり疲れた。
人の心がない暴君がケダモノのような暴君へと化していくマルコム・マクダウェルさんの演技に圧倒され、ヘレン・ミレンさんのエロさと若干の狂気を含む演技が印象的。
エロと不条理の地獄が延々と描かれる芸術的ディストピア映画であった。
3.0
カリギュラ 究極版(2023年製作の映画)
6/10
ティント・ブラス監督
ジャンカルロ・ルイ監督
マルコム・マクダウェル ヘレン・ミレン
ピーター・オトゥール ジョン・ギールグッド
テレサ・アン・サヴォイ グイード・マンナリ 
ジャンカルロ・バデッシ アドリアーナ・アスティ
通過儀礼として観ておくべき作品はあると思う。
「ピンクラミンゴ」は中学で観たし、「ソドムの市」は大学生だったか。
「カリギュラ」は未見だったのが恥ずかしい。
ペントハウスのボブ・グッチョーネ製作の1979年の「カリギュラ」。
壮大すぎるポルノ映画が、途中からグッチョーネが引き継いで
無茶やり始めたためグッチョーネ以外の関係者にとって
こんなはずではなかったと存在を否定されていた。
そこでもし映画が当初の構想を守っていたら、どんな結果になったかという
好事家(プロデューサーのトーマス・ネゴバン)が、制作中に撮影された96時間
の映像から映画のまったく新しいバージョンを再構築。
ハードコア映像をすべて削除し、オリジナルバージョンで見られる
映像のフレームは1つも含まれていないという
究極的なオリジナルの否定と、芸術への貢献ということらしい。
音楽は新しく製作され、グラフィックアーティストのデイヴ・マッキーン
による新しいアニメーションプロローグ(脚本にはあったが撮影されなかったパート)
が追加されている。
ヴィダルとブラスが制作中に確執を始めた理由の1つは、カリギュラの描写に
意見の相違があったとのことで、
ヴィダルは彼を絶対的な権力を授けられた後、狂気に追いやられたまともな人と見なし、
ブラスは彼が究極の権威の地位を与えられるずっと前に、彼を狂人と見なしていたとのこと。
本作では最初からマクダウェルはやり放題でいい感じで狂っていて、
「時計じかけのオレンジ」のアレックスと同じ。
出鱈目すぎる言動がどこかの大統領のよう(褒めてます)。
またヘレン・ミレンの出番が大幅に拡大しているらしい(本人は嬉しいかは分からないが)。
またエロを排除できるわけもなく、セット全体のあっけらかんとしたエロっぷりが
清々しく。逆にエロでなくなっている。
またエロシーンの排除といってもブラスが撮ったところも排除しているらしく、
そうなると本作はブラスの映画というわけでもないらしい。
映画が誰のものかという、「ブレードランナー」や「未来世紀ブラジル」のような
疑問を久々に感じた。
エロについていえば、ナポリ国立考古学博物館の秘密の小部屋にみられるように、
エロは日常だったに違いない(と思う)。
グロについては巨大な斬首機が出てきて自分的に大満足。
アホみたいな制作の規模には感心する。インディペント映画としてコッポラの
メガロポリスよりよっぽど立派だと思う。
今だったらCGでお茶を濁していたのではなかろうか。
こうしてみてみて、ボブ・グッチョーネ版を敢えてみたくなるという、
本作のゲートウェイムービー(?)の効果を感じるのだった。