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ソドムの市
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『ソドムの市』に投稿された感想・評価

1975年の今日、凄惨なリンチによって非業の死を遂げたピエル・パオロ・パゾリーニ監督。
その凶行を生む切っ掛けとなった彼の遺作「ソドムの市」はマルキドサドの小説「ソドム120日」を基にナチス崩壊間近の北イタリアを舞台にしており、権力批判のありとあらゆる風刺を大々的に詰め込んだ、言わずと知れた超問題作であります。

本作の強烈なイメージからパゾリーニ監督を頭のおかしい自業自得の変態作家と忌避する方も多いと思いますが(全然間違ってない)、
共産主義者であり無神論者であるパゾリーニはあくまでも静観なる眼差しでこの鬼畜映画を撮っている趣があります。
もちろん彼は同性愛者かつ筋金入りの変態野郎だったため、サド公爵へ親近感を抱きながら本作に着手したことと思いますが。

性と暴力の世界をブルジョワ・ファシズム批判と織り交ぜ、大統領・公爵・最高判事・大司教の変態4人組が美少女美少年を異常性欲の奴隷として尽くなぶりものにしてゆく約2時間。
前作の「生の三部作」を自ら否定してまで、本作に込めた思いとは何だったのか。

原題にもある「SALO」とはファシズム指導者ムッソリーニがドイツ軍の支援で(半ばヤケクソで)北イタリアに樹立させた傀儡国家サロ共和国のことであり、
ここにはファシスト党の軍人だった父親への憎悪、そして反ファシズムのパルチザンとして戦死した最愛の弟への哀悼が原動力ともなっていそうです。

目を背けたくなるような、あまりにも非人道的内容には不快感を禁じえません。
特にスカトロのくだりとかまじで無理…。
このスカトロジー描写を「資本主義体制における消費社会批判」に繋げている所とか、もう常人では絶対に生まれない発想です、はい。

パゾリーニが殺害されてから40年後、この事件は被告人の新たな告白によって複数のファシストによる犯行であることが明らかになりましたが、
これこそ変態芸術家パゾリーニが本作で示したファシズムの恐ろしさであり、彼は図らずも身を呈してその信憑性を証明したことになったのです。
ご冥福をお祈りします。
TS

TSの感想・評価

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【映画界屈指の気狂い映画】採点不能
ーーーーーーーーーーーーーーーー
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ
製作国:イタリア
ジャンル:ポルノ
収録時間:119分
ーーーーーーーーーーーーーーーー
わかってた。最初からヤバイとわかってて借りてますからそれ程衝撃的ではなかったですし、むしろ予想がえげつなすぎたのでまだマシだったと思えたくらい。それでもこの映画は映画界屈指の気狂い映画ですし、撮影終了したその日に監督が交通事故に遭い死亡するという曰く付きの映画でもあります。一体なぜにこんな映画を作ろうとしたのか。今作で描かれたネオナチが逆恨みをして監督を殺したという説があるくらいですから、この映画を作ってしまった代償は計り知れないでしょう。全裸は当たり前。乱交、スカトロ描写が蔓延するこの映画は問題作としてこれからも一部で語り継がれるでしょう。

連合国に降伏したイタリア。ファシストの残党たちは亡命政権としてイタリア社会共和国を北部に建国していた。ナチスの傀儡政権であるこの国家の上層部は、とある屋敷に町の男女を召集するのだが。。

イタリア社会共和国が二年間だけ存続したというのは史実だそうですが、この蛮行に関してはおおよそフィクションである模様。しかしながら、歴史的に権力者が権力を濫用し、このような蛮行を行なってきたことはたまにあったのではないでしょうか。今作は開始10分で男性のナニがモロに見えてしまう衝撃作であり、そこからはもう言葉では言い表せれないほどの蛮行のオンパレード。今作は一応二部構成でして、「変態地獄」と「血地獄」に分かれています。グロテスクな部分としては抑えめですがスカトロ描写がエグすぎる。いや、というか快楽を満たすために自ら性行為を行なったりそれを鑑賞することはまだ理解できますが、糞をダイニングで食しながら乱交するというのは到底考えれない行動です。これを見てからしばらく飯を食えない。昨日のことなのに、今日の昼食時に思い出してしまい吐き気がしました。

何がしたいのかわからない。狂気の沙汰。監督はあらゆる社会批判として今作を仕上げたようですが、それで殺害されたのならば元も子もない。俳優たちもよくこんな作品に出ることを躊躇しなかったものです。とんでもない作品。二度と見たくはない部類の作品ですが破壊力が凄いので一生忘れることはないでしょうね。というかこれ、死ぬまでに観たい〜 に掲載されてるのですか。びっくりしました。鑑賞される方は相当の覚悟を持ってみて下さい。スコアのつけようがないです。
こ、、、これはアウトでしょう。。。
何、『ショーシャンクの空に』とかと同じ並びに置いてるんですか!!誰かが間違って借りてしまったらどうするつもりなんですか!!!

私はね、純粋な恋愛映画を好む男の子ですよ。。
壁ドンをしてみたい男の子ですよ。  誰が糞ドンをお願いしたんですか!

もし二十歳くらいでこの映画に出会ってたら、映画が嫌いになって、時間を有効活用できる、もっとマトモな人生を送っていたでしょう。『踊る大捜査線』や『海猿』などを楽しむ平和な大人になっていたでしょうね。

『ピンクフラミンゴ』『テレキャノ』『ムカデ人間』など共通の描写があるがそれらが可愛く見えるほど、この映画は強烈…胸"糞"悪い糞映画です。。そのまんまの意味です。

そもそも冒頭シーンの男性2人はモザイクがかかってて「あ、ちゃんとモザイクあるんだぁ」と思ったら、それ以降は無修正じゃないですか!逆になんで最初だけモザイク!?謎すぎるでしょ!

そこからは活字にもする事ができない事がずっと続きます。直視できません。

いったい、どういうつもり?[現代における食物の消費文明の批判]ですと!?知るかよ!!もっと普通に訴えなさいよ!!

この後、この監督は無残な姿で殺されたらしい。。。
恐ろしいけど、、納得。。いやいや、納得はしてないけどそれも込みでもう恐ろしい映画。もう見たくない。

さ、ドラえもんでも見よう。

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