
2010年正月。花園の準決勝。大阪朝高ラグビー部は、創部以来、初めて全国 大会準決勝の舞台に立った。彼らの闘志や熱い応援に胸を震わせ、韓国出身の 私はドキュメンタリー映画をつくろうと決心する。 悲願の日本一を目指し、主将の戦線離脱などを乗り越えていく選手たち。 どこにでもいそうな高校生かと思えば、民族教育の中で自らのルーツを真剣に 探す彼ら。その素顔に接しながら、私は彼らが朝鮮半島と日本の架け橋になっ ていくことを確信する。 高校無償化からの除外。補助金の凍結。朝鮮学校を取り巻く日本社会の現実 を背負いながらも、彼らはふたたび花園の舞台で頂点を目指し駆け上がってい く。 韓国から来た私と、ラグビーに青春をかける在日朝鮮人の高校生たち。 どこに転がるのか分からない、ラグビーボールのようにドラマチックな日々の 記録。 タイトル『60万回のトライ』には、日本で生きる在日朝鮮人およそ60万人 の夢と願い、そして挑戦の意味が込められている。
2021年3月、スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(33)が名古屋入管で死亡した。彼女の死は長年ベールに包まれてきた入管の闇を明らかにするとともに、公権力による外国人差別の歴史を象…
>>続きを読む1974年。アンソンは病気の息子チャンスの治療のために一家で東京に引っ越してきた。妹のキョンジャは、狭い世界を飛び出したいという思いとチャンスの治療費のためにも、芸能界入りを決意する。
在日朝鮮人学校に通うテソンは、朝鮮人として誇り高く生きるよう教育を受けながら、普通の高校生活を送っていた。姉が日本人と婚約し、野球で日本人に負け、落ち込んでいたテソンは、幼馴染みの女子が日…
>>続きを読む時代が変わろうとも、台湾の海に、大地に向き合い、汗を流して生きてきた人々がいる。本作では「変 わりゆく台湾」を描いた前 2 作に呼応するかのように「変わらない台湾」の姿を尊敬の念を込めて描…
>>続きを読む東京を中心に立ち上がった学生団体「SEALDs」。2015年、日本国憲法第9条で定められた戦争放棄に反する政府の動きに危機感を抱いた彼らは、ラップを取り入れたコール、洗練されたデザイン、ネ…
>>続きを読むひとりひとりが政治について考える重要さを問いかける 原発再稼働の是非を問う県民投票をめぐるドキュメンタリー。自分自身で政治について考える大切さをよびかけ、対話を重ねる人々を映した本作は、私…
>>続きを読む沖縄石垣島の台湾移民の歴史は、1930年代、日本統治時代の台湾から約60世帯の農家が移り住んだことに始まる。その中に、玉木家の人々もいた。2015年春、88歳になる玉代おばあは、娘や孫たち…
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