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デュエル
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デュエルの作品紹介

デュエルのあらすじ

現代のパリを舞台に、地上での⽣を受けるため魔法の⽯をめぐって太陽の⼥王と⽉の⼥王が対決するファンタジー。リヴェットはジェラール・ド・ネルヴァルの⼩説に着想を得て、ラブストーリー、犯罪劇、⻄部劇、ミュージカル・コメディといった内容の<⽕の娘たち>と称した 4 部作を構想し、本作はその“犯罪劇”にあたる。奇想天外なおとぎ話のような題材を挑戦的なフィルム・ノワールの要素を盛り込んで表現し、超現実的で詩的な美しさを達成した。

デュエルの監督

ジャック・リヴェット

原題
duelle
製作年
1976年
製作国
フランス
上映時間
120分
ジャンル
ドラマ

『デュエル』に投稿された感想・評価

【一言で言うと】
「石をめぐる決闘」

[あらすじ]
現代のパリを舞台に、冬の間の40日間でしか地上を歩く事が許されない太陽の女王と月の女王が、地上での生を受ける為に魔法の石をめぐって満月の夜に対決をする...。

ジャック・リヴェット映画祭にて。

『セリーヌとジュリーは舟でゆく』のハシゴにて鑑賞。

「セリーヌとジュリー…」程でもないけど、これもなかなか好きだった。ていうか面白いか面白くないかよりも、完全に“どう観るか”によってハッキリ分かれるんですよね。この人の映画って🤔

今作も変に間伸びしまくった展開に、シリアスなシーンでさえ妙にゆったりとした世界観など、ストーリーとしても90分かそこらで完結しそうなのをあえて125分かけて描く所とか、ハッキリ言って忙しい時の合間なんかに観たら絶対に”魅力“なんて感じないんですよ。

時間がたっぷりある中でまったり観る。だからこそ見えなかった”魅力“が見えてくる...ジャック・リヴェットって、ある意味”映画“としての存在意義を一番大切にしている人なんじゃないかなって思ってるんです☺️

とまぁこんな話は置いておくとして、まず全体的なファッションセンスがイカしててメチャクチャ見栄えが凄かったです😳
太陽の女王演じるビュル・オジエと月の女王演じるジュリエット・ベルトの美しさもさることながら、彼女たちの衣装だったりがもう素敵すぎてただただ無意識に見惚れてしまった。

それにストーリーとしても冗長かと思いきや後半にかけての展開は単純に面白かったりと、前半は多少なりとも退屈には感じるもののその物語に入り込ませる“導入”としては余りにも完璧なのではと思ってしまうほど。

あとなんと言っても全体を彩る色彩感覚やカメラワーク、それにワンシーンにおける構図もセンス溢れまくってますし、特に鏡が割れる→対決の申し出に迫る一連のシーンはその瞬間だけ時間が止まったかのような感覚に陥った。なんだあれは(゚o゚;;...

とにかく魔法の石をめぐるファンタジーというよりも、女優の煌びやかな所作や佇まいに目が行ってしまう麗しき一本でした。

正直ストーリーは“二人の女王が魔法の石をめぐって対決する”ってだけしか理解してないので、それ以上の良さはあんまり分かんないけど(^◇^;)それでも何故か最後まで観てしまうのはリヴェットの“魔術”にかかってるからなんでしょうね😏...

次は何を観てみようか...ていうか今月特集上映多すぎてお金がマジで吹っ飛びまくる。誰か恵んでおくれ(切実)
benno
4.2
ジャック・リヴェット監督作品2作目…。

現代のパリを舞台に太陽の女王ヴィヴァ(ビュル・オジェ)と月の女王レニ(ジュリエット・ベルト)の対決を描いた作品…。

全体的にはフィルム・ノワール的な雰囲気もありますが、物語に惑わされ次第に魔術的な場面もあるダーク・ファンタジーへと変貌する様に引き込まれます。

彼女たちは毎年冬の40日間、地上で過ごすことを繰り返します…しかし地上に生を受けることが出来る魔法の石"フェアリー・ゴッドマザー"をめぐってふたりは争うことに…。

そしてピエールとリュシーの兄妹やその周りの人物たちも巻き込まれ…遂には殺人も……。

兎に角、女王ふたりがとても美しい…。太陽の女王ヴィヴァはタキシードにステッキを持つ姿が印象的で小悪魔のような可愛らしさを持っています…一方、月の女王レニは退廃的で妖艶な雰囲気が素晴らしい…。

不可解な言い回しやカット…突然の回想…また、レニは毎回画面に登場するたびに衣装や髪型が変わったりと…観ている側を惑わします。

ただ彼女たちの演技や衣装…映像の力に目を奪われて夢中!!

とても独特な演出…悪く言えば明らかに不自然!! 彼女たちの立ち姿はいつもモデル立ち、歩き方、佇まい…オーバーアクトと取れるような場面も演劇的…でもそれが彼女たちの美を引き出し、釘付けにさせます…。また、モノクロでのヴィヴァとピエールが争うシーンではピエールのしなやかな筋肉の躍動美は指先までもが見ものです…。

そして音楽が特徴的!! 色々な場面でピアニストが演者のバックで生演奏します。明らかにある台詞や動作のタイミングでピアノが演奏されるのです。ヴィヴァがピエールを誘惑する場面のバックにピアノを弾くおじさん…滑稽ではあるものの彼もひとりの演者なのです…。おまけにピアノの音色がとても素敵で其々のシーンに合っています。映像と音楽にやられました…!!

また、リヴェット監督はかなり拘りのある監督さんらしく、タイトルに惹きつけられました。

原題“Duelle”(デュエル)という単語はそもそもフランス語には無く、"決闘"を意味するデュエルは”Duel” で男性名詞です。それを女性名詞化した造語なのです。また、多少音は違いますが…”deux”(2) + “elles”(彼女たち)(ドゥエル)も連想させちゃうのがオシャレ!! そして面白いのは英語タイトルが”Twhylight”…”twilight” + “why”だそうです。

どこまでも"謎"がお好きなようです…。

魔法の石の行方は…誰の元に…?

ラストはロマンチックではありますが…破滅願望に近いようで少しやるせなさも残ります…。
残像
3.6
「映画」のなかには「演劇」があってそれらは分かち難く響き合っているんだけど、それをいっかい無理やり引っぺがして再度大雑把に接合してみましたみたいなものを見る、というリヴェット映画への認識そのまんまの映画。

人生スパンで大きく影響を受けた「セリーヌとジュリーは舟で行く」と「北の橋」、リヴェットのキャリアの中ではその2作品のちょうど中間に位置する作品として非常にしっくりきた。

『デュエル』に似ている作品

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上映時間:

87分

ジャンル:

配給:

  • ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
3.9

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上映日:

2023年11月03日

製作国:

上映時間:

126分

配給:

  • アップリンク
3.7

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