第二次世界大戦で陸軍兵士だったインディアンのジミー(ベニチオ・デル・トロ)は帰国後、原因不明の症状に悩まされ続けていた。ある日目眩と共にその場に倒れ、カンザス州の軍病院に入院することになる。しかし彼の症状が診断出来ない医者たちは、精神分析医で人類学者でもあるフランス人ジョルジュ(マチュー・アマルリック)を呼び寄せるのだった。患者の焦燥感と好奇心旺盛な医師を平行描写しながら、やがて雷と大雨の夜に列車が到着し、マチュー・アマルリックが出て来る。シリアスな描写を弛緩させるかのようなユーモア溢れる描写は『キングス＆クイーン』であり、列車の中でレントゲン写真を見る場面は『二十歳の死』の変奏だろう。雷と大雨の夜のアマルリックの到着は真っ先に『クリスマス・ストーリー』を想起させる。それ以外にもアイリスとかズーム・アップとかデプレシャンの刻印は随所に見られるのだが、どこかこれまでの作品とは異なる雰囲気を放っている。

　その核心は長年コンビを組んだ撮影監督エリック・ゴーティエとの決別だろう。動きのない会話劇は、人間のクローズ・アップで繫ぎたくなるが、ジャック・オーディアール組常連のステファーヌ・フォンテーヌはカット割、構図、据え置きかハンディかの選択をしながら、様々なバリエーションを試している。だからこそ心理的な会話劇でも間延びしない。ただラストの30分はデプレシャン自身が複雑な脚本を捌き切れていない印象を受ける。それこそマドレーヌ役のジーナ・マッキーのドキュメンタリー風の独白から、手紙をたくさん書いて欲しいと願う手紙をテーブルに置くあたりは抜群に上手い描写なのだがその後が続かない。主人公の周りを行き交う様々な登場人物を生き生きと描写することにデプレシャンの巧さはあったし、独特の文体となり我々を魅了した。だが今作では登場人物がシンプルに簡素になっているため、肝心のデプレシャンの旨味が薄れているのは否めない。

【あらすぢ】第二次世界大戦後の🇺🇸アメリカが舞台の実話モノ。心の病を患う傷痍軍人の先住民🐄👨🏻と精神分析医🇫🇷👱🏻‍♂️の交流を描いたヒューマンドラマ📽✨超!!!!地味でコンパクトながら👬受賞俳優2人のカタコト英語の💬掛け合いが絶妙👏🏻✨時代に関係なく普遍的な、優しい🌱再生の物語

【🇫🇷セザール賞３部門(作品・監督・脚本)ノミネート】

ホントに”華のない”作品。↑でもちゃんと評価されてるんだなぁ、と嬉しくなりまつヾ(*´∀｀*)ノ✨あと🎼劇伴は名匠🏆ハワード・ショア。時代感の再現etc素晴らしス🎶

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ストーリーは1900年代のどこか。ジミーという退役したインディアンがいた。彼は日々目の前の光や頭痛に悩まされていた。そんなある日、当時では考えられない画期的な考えを持つ1人の医師と出会う。2人は少しずつ距離を縮めていくが…。

アカデミー俳優ベニチオデルトロ
共演マチューアマルック
パケ写とは少し雰囲気が違う
どこかサスペンス雰囲気がある
邦題の間違い
これは忘れられない作品になった
ベニチオデルトロのこの演技に可愛らしさと男強さを観た
寡黙なインディアンを見事に演じている。
ボーダーラインとは違った寡黙さだ。
だが、あるシーンで眼光を光らせるシーンがある。その時ばかりは人殺しだ！と思ってしまったw
マチューアマルックもすごくよかった
こいついかれてるんのか？不安定なのか？の境の演技。ジョーカーをめっちゃまともにしたような演技。
この2人の演技がすごい
会話が多いのに飽きるどころか面白い
ストーリーも一風変わったものだ
アメリカ人のインディアンに対する罪などが盛り込まれている。
後悔ほど人にとって不愉快で大事なものはないんですね。
会話の途中から怖い音楽流れ出したなと思ったらベニチオデルトロの演技に目が釘付けw
結構面白かった